「親子お台場干潟教室」開催されました

お台場港陽中学校前の砂浜で生き物を探す
お台場港陽中学校前の砂浜で生き物を探す

親子でお台場の砂浜の生き物を観察する環境教室が行われました。
「遊びで来るお台場にこんなに生き物がいるなんて!」
子どもも大人も大いに驚き、楽しみ、学びました。
所は、お台場の港陽中学校の目の前にある砂浜。講座は、7月29日(日)、生き物をたくさん観察できる干潮にあわせて行われました。

黒川信さんによる講義
黒川信さんによる講義

午前、講師の首都大学東京准教授、黒川信さんの指導のもと、砂浜に出て波打ち際の砂を掘りました。すると、細長い貝のマテガイやアサリなどが次々と現れ、子どもたちはおおはしゃぎ。打ち上げられたミズクラゲに恐る恐る触ったり、アナジャコやミミズハゼなど様々な生き物を見つけては、つかまえました。大人も、岩場にカキが張り付いていることに驚いたり、石を転がしてカニをつかまえたりと子ども以上に楽しんでいました。

午後は、採集した生き物を室内でじっくりと観察しながら、黒川講師が解説。「貝にも目がある」、「ミミズにも赤い血が流れている」など、動物も人間も「形が違うだけで、同じ仲間」と指摘し、「どんな生き物も海の水と同じものが体の中にあるから生きていける」と
海の重要性を説きました。

そして、ビーカーを使った実験で貝が海水を浄化することを証明。そうした貝が育つためには、アマモなどの海草が必要であることを説明して、埋め立てによって失われたアマモを人間の手で復活させる必要性を説きました。

子どもたちからは「貝はどうやって卵を産むの?」など好奇心旺盛に様々な質問が寄せられ、また、大人からは「アマモを増やすには?」など具体策を考える質問が相次ぎました。

「お台場は汚いイメージだったんで、こんなに生き物がいてびっくりした」「小学生なのに、大学レベルの講義が受けられてよかった。もっとこんな出張教室を。」など、終了後の感想から、身近な自然と触れ合う機会の大切さがうかがえました。

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