コイの冬支度

 本当にただバシャッと入れてあるだけの、大きな枝。
本当にただバシャッと入れてあるだけの、大きな枝。

雪が積もった、とご報告しましたが、とけて、昨晩また降りました。あと何回かはこのようなことがくり返されるようです。どの家も、消雪パイプを配置したり庭を水浸しにしたりして、いつ雪が積もってもいいようにしてあります。

 

そんな栃窪集落の某お宅の池。何とも無造作に、大きな枝がつっこんであります。

実は、この池に住むコイの冬越しになくてはならないものなのです。

 枝のすき間から赤と白のコイが見えます。
枝のすき間から赤と白のコイが見えます。

雪が降れば、この池の表面は雪や氷で覆われてしまいます。そうなるとこの小さい池のコイは息ができなくなり、死んでしまいます。
そこでこのように、葉のついた枝をまるごと池に入れて、すき間を作ってやるそうです。今日も早速コイが枝の下に入っていました。

でも、冬にはイタチ、初夏にはサギが来たりして、コイをつかまえて食べてしまうそうです。池の上に黄色いひもが張ってありますが、それでもとられてしまうとか。おばあさんは「まぁあいつらも食べねえば生きていがんねえし」と笑って言いました。