(09年第5回報告)イネの刈り取りとはざかけを体験

2009年10月17日-18日に南魚沼市栃窪地区で、地元のベテランに教わりながらイネの刈り取りと天日乾燥の作業を体験しました。

 

天気に恵まれ、はりきって稲刈り開始。
天気に恵まれ、はりきって稲刈り開始。

休日農業講座「田んぼのイロハ」の第5回講座が、10月17日-18日に開かれました。
参加したのは首都圏の学生や社会人、親子連れなど29人。約半数が学生でした。

1日目は、地元の笛木晶さん、笛木健作さんを講師に座学を受けました。実物を観察しながら、その年によってイネの出来が異なることなどを教わりました。栃窪集落の概要や営農の現状、現代の農山村の課題などにも話題が及び、質疑応答も活発に交されました。
座学の前には、ほぼ毎月行われている生態系調査「栃窪いきものプロジェクト」にも参加。集落内を散策し、生き物を観察しました。ところどころで地元の人の暮らしも垣間見ながら、栃窪集落の生態系の豊かさを学びました。

地元の大ベテラン、笛木実さん。イネを刈るのも束ねるのも、あっという間です。
地元の大ベテラン、笛木実さん。イネを刈るのも束ねるのも、あっという間です。

前からの予報で誰もが雨を予想していた2日目は、朝から晴れ、青空の下でイネを刈り取ることができました。
いつも指導してくださるパノラマ農産のみなさんに加え、笛木実さん、日熊健吉さんが応援に駆けつけてくれました。70代後半の大ベテランの加勢に参加者は元気づけられ、1反以上のイネの刈り取りとはざかけ作業を、約2時間半で終えました。
当日まで雨が多く、至る所にぬかるみがあり、歩くことも大変な田んぼでしたが、刈り取ったイネの間から様々な植物、虫たちが姿を現し、特に子どもたちは喜んで、カエルやカナヘビを追いかけていました。もし機械を使っていたら、ぬかるんだ中での刈り取りも、子どもが生き物を追いかけることもできません。

参加者のふり返りアンケートでは、田んぼと田んぼを取り囲む集落の自然の豊かさを感じたり、地元の人とのふれあいに温かさを感じたりしたという感想が多く寄せられていました。また、くり返し参加している人は、季節ごとに異なる景色の美しさや、地元の人との交流の深まりを感じているようでした。