アカハライモリ続出。11月のいきものプロジェクト

2010年11月6日(土)の生きもの調べでは、清水が流れ込む池でアカハライモリを9匹捕まえました。これまでで最も多い数でした。
11月6日(土)に、南魚沼市栃窪集落で「栃窪生きものプロジェクト」が行われました。講師は小出高校教諭の深沢和基さん。「田んぼのイロハ」参加者を含む21人は、秋晴れの空に紅葉した木々の色が美しく映える景色の中、池や林の中で、それぞれに生きものを探し、観察しました。

面白いように見つかったアカハライモリ。
面白いように見つかったアカハライモリ。

清水が流れ込んでいる池では、子どもたちが網で次々に泥をすくい、アカハライモリやヤゴ、マツモムシなどを見つけました。特にアカハライモリは9匹と、今年最多記録でした。子どもたちは、オスとメスを見比べたり、個体の色の違いを批評したりしていました。
前回まで何匹も観察できたクロサンショウウオの幼生は、今回は1匹しか見つかりませんでした。深沢さんは、前回エラがなくなりかけていたものなどが大人になり山に移動したからだ、と説明していました。
周辺には、キアゲハやスズメガの幼虫、ヤマアカガエル、アマガエルなどもいました。

山の中では落ち葉の間からキノコが顔を出していました。写真は薄紫色の「ムラサキシメジ」。食べられるとのこと。きれいな色が返って毒々しい印象。
山の中では落ち葉の間からキノコが顔を出していました。写真は薄紫色の「ムラサキシメジ」。食べられるとのこと。きれいな色が返って毒々しい印象。

40分ほど歩いた山の林では、積もった落ち葉の中からキノコを見つけました。表も裏もきれいな薄紫色の「ムラサキシメジ」、軸を折ると出てくる液で手が赤く染まる「チシオタケ」、指でカサを押すと真ん中の穴からけむりが出る「ケムリタケ」など。
参加者の何人かは、チシオタケの軸を折り、どんな液が出てくるのか試していました。

地元の子どもたちは、「エラがついたサンショウウオの幼生は、寒くなってきたのでもういないかと思っていた」「紫のキノコが珍しかった」などと感想を話しました。
首都圏からの参加者は、「身近にあって気づかなかったものも、関心を持つと見えてくるのだと感じた」「自然の中に自分を置いた、という感覚がとてもよかった」と話していました。

次回は12月5日(土)午前9時からです。冬の生きものたちの暮らし方やその痕跡を探ります。