清水集落に訪れた秋を堪能「奥山の秋の暮らしと食を学ぶ・1」を開催しました。

快晴に恵まれ、見事な空と紅葉を見ることができました。
快晴に恵まれ、見事な空と紅葉を見ることができました。

新潟県南魚沼市清水集落で、10月29日から30日にかけて秋ならではの景色や味覚を学び、楽しむためのイベントを実施しました。首都圏と地元・南魚沼市からの参加者6人が、清水集落の方と一緒に山里の散策やナメコの収穫を行いました。

2011年10月29日と30日に新潟県南魚沼市清水で「奥山の秋の暮らしと食を学ぶ・1」を開催しました。首都圏からの小学生や大学生、社会人に加えて地元・南魚沼市からの参加者もあり、さまざまな年代の人が地元の方と一緒になって、秋の山里を楽しみました。

親子でナメコを収穫している様子。
親子でナメコを収穫している様子。

初日は真っ青な空が広がる快晴のもと、山吹色や茜色に染まった奥山の紅葉を楽しむことができました。昼過ぎに到着後、まずナメコの収穫に行きました。コマ打ちをした原木があるイシゴネという場所に行くため、木漏れ日の射すスギ林を抜けて、沢を渡り、緑や黄色、赤などさまざまな色をした葉っぱを眺めつつ、約40分ほどかけて山道を登りました。栽培現場に着くと、山道脇のところどころに原木が並べてあり、そこからキラキラ光るナメコが出ていました。すぐに見えるところだけではなく、薮の中の原木も丁寧に探して、約1時間の作業で5kgほどのナメコを収穫することができました。
集落に戻ってからは、ナメコをおみやげ用にパック詰めにしたり、軸を取って洗ったりしました。夜の交流会では、自分たちで取ってきたナメコを地元の方からもらった野菜と一緒に使い、ナメコ汁やナメコおろしにして食べました。

2日目の午前中には、飲用沢という場所へ散策に出かけました。この飲用沢では、2008年に最初のナメコのコマ打ちが行われましたが、今年の7月末に降った大雨とその土砂による影響で、植菌した原木のほとんどが流されてしまいました。紅葉したカエデやブナ林を抜けて収穫現場に着くと、景色が一変しました。辺り一帯に並んでいたはずの原木がなくなり、岩や倒木だらけになっていました。しかし、そこでも生き残った数本の原木を発見することができ、3kgほどのナメコを収穫することができました。
午後は、地元の人と参加者が一緒に、清水の活性化のためにナメコをどう活かしていけるか意見交換を行いました。新たに宣伝用のパンフレットを作ることや、SNSを使って広く発信していくこと、登山客にナメコ汁を振る舞うことなど、自由な意見が出されました。

山の新鮮な空気と色鮮やかな景色、そして秋の味覚を楽しむなど、参加者は五感をいっぱいに使って、秋の山里の暮らしを体験していました。

次回は2011年11月12−13日に行われます。