新緑と味覚を楽しむ山菜講座

田んぼのあぜでウドを発見。
田んぼのあぜでウドを発見。

5月9日、やわらかな新緑が広がる栃窪集落で「山菜講座」が開かれ、群馬県や東京都、地元新潟県からの10人が、春の自然を楽しみました。

2012年5月9日、新潟県南魚沼市栃窪集落で「雪国の春を楽しむ山菜講座」を開催しました。群馬県や東京都、新潟市、南魚沼市からの10人が参加し、栃窪の春の恵みを地元の名人の案内で楽しみました。

2本のキネでモチつきもしました。蒸かしたモチ米とヨモギを一緒につくと、緑があざやかなヨモギモチが出来上がりました。
2本のキネでモチつきもしました。蒸かしたモチ米とヨモギを一緒につくと、緑があざやかなヨモギモチが出来上がりました。

最初に地元講師の笛木健作さんが用意した実物を見ながら山菜採りの注意点を聞いた後、散策に出かけました。
田んぼの中やあぜではフキノトウ、タゼリ、タネツケバナ、ウド、ワラビ、ゼンマイなど、林やヤブではキノメ、シオデ、トリアシショウマなどを、笛木さんは次々に発見。その度に見つけ方や採り方を解説していました。参加者は、数百メートル歩いただけで多彩な山菜があることに驚いていました。
天気は薄曇り。雪解け水が流れる音やカエルの声が響き、さわやかな風が流れていました。山菜を集めるだけでなく、カエルを捕まえたり、白や紫、ピンク、黄色などの色とりどりの花を楽しんだり、と参加者はゆったりした時間を楽しんでいました。

散策のあとは、前日にとったばかりのヨモギをいれたモチつきと地元の女性グループ「とちくぼかあちゃんず」の特製山菜ランチ。ウドのきんぴら、キノメのおひたし、フキノトウ味噌、コゴミの辛子マヨネーズ和えなどがずらりとテーブルに並びました。「口に入れた時の山菜の生命力を感じる」という声が相次ぎました。

午後は、採ってきた山菜を広げて、食べられないものが入っていないか、どのようにして食べるとよいかなどを、笛木健作さんや「かあちゃんず」の笛木くらさん、笛木和子さんから教わりました。同じ山菜でも根元や葉先など部位によって調理法を変える知恵を、参加者は興味深そうに聞いていました。

最後の振り返りでは、「田んぼのあぜ道を歩いているだけで気持ち良かった」「栃窪の生きものも、料理の味も、人も、みんなやさしくてあたたかかった」「マクロビオティックを勉強してきたが、やっぱり山菜はすごいと思った」などの感想がありました。

今回は、平日開催を希望する声に対応して水曜日の開催となりました。次回は5月19日(土曜日)に実施する予定です。