「エコプラス」カテゴリーアーカイブ

第3回みなと区民環境リーダー養成講座

可燃ごみの灰を1200℃以上の高温で加熱することで作られる、「溶融スラグ」の説明を熱心に聞く受講生達
可燃ごみの灰を1200℃以上の高温で加熱することで作られる、「溶融スラグ」の説明を熱心に聞く受講生達

6月5日(月)に第3回講座が開催されました。テーマは、港区の環境への取り組みと課題「ごみとリサイクル」

今回、ごみ処理の現場を訪問し、現状と問題点を体験的に学び、循環型社会に向けた取り組みやライフスタイルについて考えてみました。

受講生は、朝8時30分に港区役所前に集合。清掃リサイクル課前田氏の引率で、中央防波堤埋立処理場、港清掃工場の2施設をマイクロバスで回ります。

移動中は、前田氏から港区のごみ処理についてのレクチャーや質疑応答が行われ、移動時間も有効に使われました。

港区を中心にごみ収集車が集めてきたごみをためる「ごみバンカ」。みんなそれを上から覗き込んでいます
港区を中心にごみ収集車が集めてきたごみをためる「ごみバンカ」。みんなそれを上から覗き込んでいます

各施設とも、まず概要説明のビデオを見て、施設職員による補足の講義の後、施設内を案内していただきました。

一番受講生からの反応が多かったのが、中央防波堤埋立処分場について。
10年、20年前にも埋立地を訪れた人が言うには、臭いがきつく、かもめやからす、ハエなどもとてもに多かったということ。

今回訪れた印象は、全く違うもの。虫や鳥はほとんど居なくて、花が植えられていたり・・・非常に清潔な感じでした。
「昔は生ごみもそのまま埋めていたけど、今は燃やした灰しか埋めてないから」とその理由を施設の方が教えてくれました。

次に訪れた港清掃工場は完全オートメーション化され、ごみを燃やす際に発生する熱で発電を行っているという。ごみを発電の為の「燃料」と考えた場合、「もっとごみが欲しい」と工場長がおっしゃったのが印象的でした。

最後にバスの中で、「今日見た施設は全て自身の生活と直結している。施設を回りながら自分の生活を考え直した」との感想がありました。

今回の気づきは、第5回のテーマである「エネルギーと暮らし」を考え始めるのに、ちょうど良いきっかけだったと言えそうです。

都心にも自然がいっぱい・・・「自然学校を体験しよう!」

立体顕微鏡でのぞく虫などを探そうと校庭を駆け回り、指導員の井東さんを質問攻めにする子どもたち
立体顕微鏡でのぞく虫などを探そうと校庭を駆け回り、指導員の井東さんを質問攻めにする子どもたち

6月3日の土曜日、高層ビルの谷間にあるエコプラザで、環境教室「自然学校を体験しよう」が開かれました。

都心の子どもたちに、自然とのふれあいの機会を提供しようと企画された「環境教室・自然学校を体験しよう」が、2006年6月3日に、港区立エコプラザで開かれました。

集まったのは、小学校4年生の男の子から中学生の女の子までの子ども6人と、大人6人の計12人。

目隠しをし、イモムシのように連なって「冒険の旅」に出た参加者たち。左が井東敬子さん
目隠しをし、イモムシのように連なって「冒険の旅」に出た参加者たち。左が井東敬子さん

ぐずついた天候が続き雨が降るとの予報もあったためか、受付開始の時点ではほんの数人。他の参加者を待っている間に子どもたちは自然と指導員の井東敬子さんと遊び始めました。その後参加者が徐々に増え、指導経験豊富な井東さんのおかげで、後から参加した子どもたちもどんどんと打ち解けて仲良く、一日を過ごしました。

最初に取り組んだのは、長さ10メートルほどの草むらのへりに、スプーンやおもちゃの虫など人工物がどれだけ隠れているか探すゲームでした。18個もの人工物が隠されていたのに、なかなか見つけられずに、何回も何回も草や木の間に顔を突っ込んで探していました。自然をじっくり見るという体験でした。

この中で人工物以外にも虫や面白い形の葉っぱなどをたくさん発見。よ〜く見れば、そこら中の草木にいろんな生き物がいることにも気がつきました!

事前に、エコプラザのまわりに生えているドクダミの葉っぱを乾燥させて作ったドクダミ茶も登場。雑草だと思っていたものがお茶になることに、大人の参加者も改めてびっくり。コンクリートばかりが目立つ都心でも、眼を向ければ身の回りからも自然を感じられることに気づきました。

ニコンビジョン?から提供していただいた立体顕微鏡を使うと、葉っぱについていた虫たちが怪獣のように大きく見えることにも子どもたちは夢中になって、次々に葉っぱをめくっては虫を探していました。

また?モンベルからテントや寝袋などをお借りすることができ、実際にテントの中で寝袋に潜り込む体験もできました。子どもたちは自然学校やキャンプの雰囲気も充分に感じることができたようでした。

エコプラス「ナショナルジオグラフィック誌」に登場!

332-l世界各地の素敵な自然関係の写真があふれる「ナショナルジオグラフィック誌日本語版」に、エコプラスが紹介されました。

ナショナルジオグラフィック日本語版の2006年6月号156ページ「FORUM & LETTERS」というコーナーで、エコプラスが取り上げられました。
高野とのインタビューを記事にしたもので、活動が多岐に渡るエコプラスですが、ヤップ島プログラムに焦点をあてつつ、エコプラスのめざすものを表現した内容になっています。

333-l 「ナショジに載った」2005年の参加者にはとてもいい記念ですね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?link_code=as2&path=ASIN/B000FO4MWI&tag=ecoplus-22&camp=247&creative=1211

レイ・バーンハートさんの略歴

レイ・バーンハート氏
(アラスカ大学フェアバンクスキャンパス多文化スタディ教授)

1970年から、先住民教育の調査、研究に従事。多文化教育部長を務めた他、小規模高校プロジェクト、多文化研究センター、多地域間教育プログラム、アラスカ先住民知識ネットワークの立ち上げに関わる。研究対象は、先住民の知識体系、先住民教育のための教師養成、僻地教育、小規模学校カリキュラム、僻地文化と多文化への組織的適応。アラスカ以外でも、ボルチモア、メリーランドでの教師経験がある他、カナダ、アイスランド、インド、マラウィ、ニュージーランドでの研究経験がある。
1999年2月、北海道教育大学の招へい来日。北海道教育大学とアラスカ大学で幾つかの共同研究プロジェクトや学生の交換留学制度を立ち上げる。そのつながりで、現在、アラスカ先住民とアイヌの教育についての比較研究を行う修士課程の日本人学生を指導している。

マイク・マーツさんの略歴

マイク・マーツ氏 (ベセル放送局シニアプロデューサー)

セント・マリーカソリック高校、ベセル地域高校、インディアン高校などで言語芸術教師を務めた後、KYUKテレビでディレクター、プロデューサー、制作責任者等、ビデオ制作や放送の分野で活躍。2000年より、ベセル放送局シニアプロデューサー。 アラスカ歴史協会理事(1997-2003)、アラスカ地域コミュニケーションサービス(ARCS)プログラム委員会委員などの役職を歴任。アラスカ大学異文化教育修士課程修了。

シシリア・マーツさんの略歴

子どもたちとプログラムを行うシシリアさん
子どもたちとプログラムを行うシシリアさん

アラスカ大学教育学修士。アラスカ大学アラスカ郊外研究学部助教授、バイリンガルカリキュラムスペシャリスト、アラスカ大学アラスカ先住民研究助教授を経て、1999年から「ヤアヴェスカニリャラク」プロジェクト推進委員。

シシリアさんが作ったカワカマスの干物
シシリアさんが作ったカワカマスの干物

アラスカ大学では、異文化間コミュニケーション、ユピック言語および言語学、教育における文化の影響、歴史、人類学、アラスカネイティブ研究等、多岐に渡るコースを担当。
また、教育者としての役割を越えて、地域、州、国家、また国際的なレベルでのプレゼンテーションや理事メンバーとしての貢献も多岐にわたる。アラスカ先住民研究の第一線で活躍し、先住民文化、言語、精神文化、異文化教育などの分野で様々な要求に応えている。
表彰等:1994アメリカの教師人名録に選出
1999ウシベリ教師賞を受賞
アラスカジオグラフィックマガジン等雑誌や新聞からの取材多数

アラスカの少数民族ユピックの教育者とワークショップを一緒に開きませんか

子どもたちにプログラムを行う招聘者のシシリアさん(右)
子どもたちにプログラムを行う招聘者のシシリアさん(右)

エコプラスは、アラスカの少数民族ユピックの教育者シシリア・マーツさんを迎え、地域に根ざした教育についてのワークショップを、東京以外で共催していただける団体を公募中です。

NPO法人エコプラスは国際交流基金日米センターの助成を受け、「アラスカ先住民族の自然観を通して、地域に根ざした教育を考える日米市民プロジェクト」を実施します。プロジェクトに参画し、地域でワークショップを企画する団体を募集します。

1.事業の目的
日本は急速な近代化の結果、自国に存在する以上の多大なエネルギーを消費することでしか維持できない「発展」を手にし、地球全体の「持続可能性」が議論される今、これからの指針が模索されています。これからの社会を作って行くための教育も、見直しが必要です。

アラスカのユピック民族の伝統太鼓作り
アラスカのユピック民族の伝統太鼓作り

欧米の環境哲学・環境/野外教育の研究者らの間には、先住民族の世界観や自然とのつながりを学ぶことが環境問題の解決に重要な役割を果たすとの認識が広がってきています。一方で、アラスカ先住民族の自然観や文化は、日本の人々が古くから持ち続けてきた価値観と共通する要素が多々あります。
本プロジェクトでは、アラスカ先住民族の自然観や環境と調和した暮らしを維持する知恵などを市民レベルで共有しあうことを出発点に、それぞれの地域が他の地域に環境負荷を押し付けることなく共存していける地域社会づくりを目指した「地域学」とでも呼べる知的交流を目指します。
最終的には、地域の歴史・伝統・特性を知り、地域の持続的存続を構築できる次世代を育む「地域に根ざした教育」のあり方を、日米が協力し合って議論し続けるネットワークづくりへと発展させることを目的としています。

2.事業の概要
主催:特定非営利活動法人ECOPLUS
共催:損保ジャパン環境財団(東京講演会)
助成:独立行政法人国際交流基金日米センター
後援:社団法人日本環境教育フォーラム
社団法人日本キャンプ協会
日本環境教育学会
日本野外教育学会
招聘者:レイ・バーンハート氏(アラスカ大学教授)
※東京、塩沢のみ
シシリア・マーツ氏(ユピック民族教育家)
マイケル・マーツ氏
(ベセル放送局シニアプロデューサー)
招へい期間: 2006年11月23日〜12月5日
11月25〜26日
ワークショップ1:新潟県南魚沼市塩沢地区
11月27日
講演会:東京
11月29〜30日
ワークショップ2:公募により、開催
12月2日〜3日
ワークショップ3:公募により、開催

3.三地域でのワークショップ概要:
◇参加者:各地域で環境教育を行う指導者、関心をもつ住民ら約30人
◇ワークショップの内容:
1日目:先住民と教育についてのレクチャーおよび意見交換
アラスカの専門家より、理論の枠組みの提示と、それに基づく意見交換。
2日目:地域に根ざした教育のプログラム作り、課題の話しあい
全員で、開催地域の文化、伝統、食文化などを体験。その体験を素材として、地域に根ざした教育の具体的なプログラム作りをグループで行う。その可能性と課題を出し合い、対話を重ねる。参加者に応じてそれぞれのアクションプラン、プログラムデザインを実施。全員でシェアリング。意見交換。

4.東京講演会概要:
会場:損保ジャパン会議室(東京・新宿)
開催日:2006年11月27日 18:30-20:30
招へい者が講師となっての講演会。東京の一般市民、関心を持つ指導者らが対象。

5.ワークショップ開催地の公募について
これまで紹介されることが少なかった、アラスカ先住民の教育に対する考え方を知る機会を広く作るため、そして「地域に根差した教育」に関心ある人たちとのネットワークを広げるため、このプロジェクトでは、招聘された人たちを受け入れ、各地域でワークショップを開催する意志のある団体を二つ公募します。

興味のある方はぜひお申し込み、お問い合わせください。

■ゲスト:シシリア・マーツ氏(ユピック民族教育家)
マイケル・マーツ氏(ベセル放送局シニアプロデューサー

ゲストのシシリアさんはユピック民族の著名な「エルダー」です。英語をまったく理解しない4歳の時から、寄宿舎生活で学校に通い、ユピック語を知らないアメリカ人教師たちに「教育」されました。少数民族では初めての頃に教員免許を取り、教壇に立ちましたが、大学で教わった教育手法がユピックの文化や伝統と合わないことを無視できず、独自の教育方法を編み出して行きます。今では、文化やその土地に合った教育の推進者として、世界各地にスピーカーとして呼ばれています。

マイク・マーツさんは、アラスカのベセル放送局でシニアプロデューサーをしています。教師を務めた後、アラスカ先住民族の文化や伝統をとりあげたドキュメンタリー番組を多く手がけてきました。マイクさん自身は、「白人」のアメリカ人ですが、シシリアさんをパートナーとして支えています。
■ 受け入れのための経費
招聘した2名とアテンド1名の交通費や食費などの基本的な経費はプロジェクトでまかない、ワークショップ開催のために必要な費用の一部として5万円を提供します。

■ ワークショップの内容
当団体と相談しながら進めて行っていただければ幸いです。

■受け入れの条件
1)「地域に根ざした教育」に何らかの形で関わっている、取り組んでいること。
2)指定の日程のどちらかでワークショップを開催し、参加者を集めることができること。
3)互いに学びあう趣旨から、アラスカからの講師らにとって参考になるものを提供できること。
4)ワークショップでの成果をその後、活用できること。
5)今後「地域に根ざした教育」に関心を持つグループや個々人のネットワークに参加できること。
6)実施後の簡単な評価レポートや、報告書作成に文書を寄せるなどの協力ができること。

■選考基準
1)過去の実績・具体的な参加者像・ワークショップの広報手段など、確実にワークショップを実施できることを示す何らかの証拠があること。
2)成果が広範囲に影響を与えうる仕組みを有しているか、その可能性を持つ参加者(見込み)層であること。
3)アラスカ招へい者らの参考になり、これからのつながりも期待できるグループであること。
4)アラスカ先住民を筆頭とする講師らから学びたい意欲が十分に伝わること。ならびに相互に学びあい、理解しあう姿勢を持つこと。

■応募の仕方
以下の項目について記入し、メールにて下記までご応募ください。
info@ecoplus.jp

・ 団体情報(団体名、住所、電話、ファックス、メール、代表者名、規模、
過去の活動実績)
・ワークショップ開催を希望する理由
・ ワークショップの企画内容(概要)
・ ワークショップ見込み参加者(どんな人たちが何人くらい)
・ アラスカ先住民を筆頭とする講師らからどんなことを期待しているか

締め切りは7月7日(金)です。結果は7月15日までにご案内いたします。
【お問合せ先】
特定非営利活動法人エコプラス
〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-5-16 本門ビル4階
TEL: 03-5294-1441 FAX: 03-5294-1442
担当 村橋

第2回みなと区民環境リーダー養成講座

「鳥」に限らず生態系全体にまで講義は及び話しに惹きつけられる受講生たち。「へー」「おー」と話しのたびに感嘆がもれる。
「鳥」に限らず生態系全体にまで講義は及び話しに惹きつけられる受講生たち。「へー」「おー」と話しのたびに感嘆がもれる。

5月20日に第2回目の講座が開催されました。講師は(財)日本野鳥の会 安西英明氏。テーマは、港区の自然を知る「鳥と木々」

時間がどんどん立つ楽しいおしゃべりで、あっという間に時間が過ぎました。

自己紹介から野鳥との付き合い方、相手を知るということ、持続可能性の概念、時間と空間軸にまで話しは至りました。

なぜこんなに草木やその他についても詳しいのだろうと思っていると、小5で探鳥会に参加し、どの木の実を食べるとか、どんな草むらがいいとか、植物の話が多くそれで植物にも興味を持つようになったとの解説。一同「なるほど〜」とうなずいていました。

校庭へ出て、鳥や草木を観察。3分に1匹虫を捕まえられるかにも挑戦してみた。これはすずめの巣を発見し、みんなで覗き込んでいるところ。
校庭へ出て、鳥や草木を観察。3分に1匹虫を捕まえられるかにも挑戦してみた。これはすずめの巣を発見し、みんなで覗き込んでいるところ。

また、数千万種存在すると言われている生物(今日確認されているのは約200万種)に、生産者・消費者・分解者という3つの役割があるということ。人間は多くの種の中のたった一つの存在であるということを改めて認識しました。

その後、校庭に出て、鳥がいるかどうかを観察。草花も見ながら、草花の立場になって考える視点を提供していただきました。スズメの親に負けずにムシを探そう、と容器を渡された3人は夢中になってムシ探しをして、安西講師を驚かせる程虫を集めていました。

その後教室へ戻り、まとめ・質疑をして終了となりました。

「森を作ろう、木を育てよう」の展示始まる

港区立エコプラザの入り口に掲示された展示案内のパネル。
港区立エコプラザの入り口に掲示された展示案内のパネル。

港区立エコプラザでの今年度初の展示となる「森を作ろう、木を育てよう」展が、5月16日から始まりました。会場にはドングリの植木鉢120鉢も並べられています

東京都港区虎ノ門3丁目の港区立エコプラザで、5月16日から、ドングリをテーマにした環境展示「森を作ろう、木を育てよう」が始まりました。

展示室は中央に120のドングリ入りの植木鉢が並び、その周辺を20枚近い説明パネルが囲んでいます。
展示室は中央に120のドングリ入りの植木鉢が並び、その周辺を20枚近い説明パネルが囲んでいます。

これは、エコプラスがこの環境教育施設エコプラザの企画運営を受託して初めて同施設内で実施するイベントです。万博で知り合ったNPO法人ドングリの会の全面的な協力を得て、数百粒ものドングリの実を提供してもらうなどして実現しました。

会場では、東京都内のIT企業「テックエンジニアリング」から提供を受けた生分解性の制服リサイクル植木鉢に植えられたドングリが、中央に山のようになって展示され、それを説明パネルが取り囲みました。

今年は、冬が長かった影響で、ドングリの芽生えも遅く、どの植木鉢もまだ芽生えていませんが、期間中にどんどんと成長していく過程も見てもらえることと思います。

初日の16日には、早速修学旅行で東京を訪れていた盛岡市の中学生10人が学習に訪れ、スタッフの今井さんが応対をしました。

展示は、6月10日までの予定ですが、ドングリの成育具合をみながた1週間から2週間は延長することになりそうな気配です。

エコプラザの連絡先は以下の通りです。
住所: 〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目6番9号
電話: 03-3431-6057

http://tabinaw.jp/ecoplus/plaza/map.jpg

みなと区民環境リーダー養成講座 開講

地球誕生からの歴史(生命の誕生など様々な出来事)を50mのロープで表現。参加者のみなさんはロープをたどりながら、その「時間」を感じました。
地球誕生からの歴史(生命の誕生など様々な出来事)を50mのロープで表現。参加者のみなさんはロープをたどりながら、その「時間」を感じました。

みなと区民環境リーダー養成講座が5月11日から始まりました。20名の受講者(区民、在勤者)が環境リーダーを目指します。

第1回「持続可能な社会と私たちの暮らし」

5月11日(木)18:30より港区長 武井雅昭氏の開講の挨拶に続いて、運営を担当するECOPLUSの概要説明を簡単に行い講義が開始されました。

そして総合ナビゲーターでもある高野孝子が第1回目の講義を行いました。初回は全8回の講座全体の説明の他、受講者のみなさんのアイスブレーキング、自己紹介をまず行いました。

「世界がもし100人の村だったら」を10人規模に縮小し、疑似体験。非常に短時間のワークでしたが、振り返りでは感じるものが多かったとの感想多数。
「世界がもし100人の村だったら」を10人規模に縮小し、疑似体験。非常に短時間のワークでしたが、振り返りでは感じるものが多かったとの感想多数。

後半は「持続可能な社会」という大きく漠然とした概念に対して、世界的な潮流などを解説。自然と社会の関わりという観点から、体験的に取り組むワークをいくつか行い(写真)「時間」と「空間」を感じました。

概念を大局的につかみ、これから続くさまざまな講座の枠組み作りに繋がりました。また体験学習や参加型手法、参加者主体のファシリテーションを感じていただけたようです。

残り7回、第一線で活躍する講師陣の講義が続いていきます。