第5回みなと区民環境リーダー養成講座

プレゼンテーションのはじまり。サモア諸島で撮影された、ハリケーンの影響を伝える写真
プレゼンテーションのはじまり。サモア諸島で撮影された、ハリケーンの影響を伝える写真

6月24日、第5回講座が開催されました。講師は足元から地球温暖化を考える市民ネット・えどがわ(足温ネット)理事の田中優氏。テーマは港区と地球のつながりと関わり「エネルギーと暮らし」

「ピークオイル問題」や「天然ガス・石油争奪による戦争の発生」「六ヶ所村核再処理工場問題」など、圧倒的な量のデータ分析から導き出した独自の論点はどれをとってもうなってしまうものばかりでした。

田中優さんの最新刊。書店では売り切れ、増刷中とのこと。手持ちの本を販売していただき、受講生が全て買い切ってしまいました。
田中優さんの最新刊。書店では売り切れ、増刷中とのこと。手持ちの本を販売していただき、受講生が全て買い切ってしまいました。

20世紀は戦争の世紀と言われています。現在の紛争地域は産油エリアやパイプラインの中継地など、全て石油に絡んだ重要な地域と符合しています。エネルギー問題は世界の中心課題なのです。

では、どうすればいいのか?
自分達にできることを田中講師は紹介してくれました。

まずは、「省エネ」をすること。たとえば冷蔵庫を買い換えることによって二酸化炭素を削減できるように、我慢しないことから始めることができると言います。

そして、目標を立て自然エネルギーへの移行を考えていこうと。技術的には既に実現可能な世界に入っているそう。

最後に、楽しくゲームをしながら省エネを体感できる田中講師らが開発した「省エネゲーム」を紹介。そのゲームのファシリテーションの難しさについて触れ、次回講座の「ファシリテーション」について受講生の興味が向いたところで終了となりました。

愛知万博での活動が一冊の本に

表紙には、インタビューに登場する40人の名前と顔写真が勢ぞろい。地球のあちこちの様子が、そこで活動する市民の生の声で伝わります。
表紙には、インタビューに登場する40人の名前と顔写真が勢ぞろい。地球のあちこちの様子が、そこで活動する市民の生の声で伝わります。

エコプラスが参加した愛知万博・地球市民村で、各国から訪れた人々にインタビューさせてもらった内容が本になりました。「地球・そこが私の仕事場」というタイトルです。

エコプラスは、2005年の愛知万博の柱のひとつとされた市民事業「NPO/NGO地球市民村」に参加しました。
その地球市民村には、内外で活動する100余りの市民団体が集い、そのスタッフの総数は1万人を超えました。
国際博覧会では、きわめて珍しいこの市民の集まりの場で、各地で活躍する市民らに連続インタビューをし、その内容がこの一冊にまとまりました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4907717059/ecoplus-22/

インドネシアの国立公園監視員クスワンドノさん(中央)や、英国のCenter for Alternative Technologyのロジャーさん(右)など、登場人物は多彩な生き方を語っています。
インドネシアの国立公園監視員クスワンドノさん(中央)や、英国のCenter for Alternative Technologyのロジャーさん(右)など、登場人物は多彩な生き方を語っています。

アフガニスタン、インド、バングラデシュ、インドネシア、タイ、フィリピン、韓国、ボリビア、英国、ドイツ、米国、オーストラリア、そして日本の計13カ国の登場人物が、日本と世界のあちこちで繰り広げられている市民による活動の模様を報告してくれています。

世の中は、「勝ち組」とか「負け組」とかいうどちらも自分のことだけしか考えていない風潮がはびこっています。しかし、この市民のみなさんの活動内容は、「地球の宝物」といっていい輝きを持っていると思います。

今週末23日から25日まで名古屋市で開かれる愛知万博・市民事業の1周年記念イベントで、特別販売を行い、その後全国の書店でも取り扱いが始まります。

「自分探し」をする若者。第二の人生の送り方を考え始めた熟年のみなさんにぜひ知っていただきたい「生き方」大全です。

題名:「地球、そこが私の仕事場・・・愛知万博・地球市民村の40人おおいに語る」
ISBN 4-907717-05-9
体裁:A5版並製256ページ
編者:大前純一
出版社:海象社
定価:1,575円(税込)

第4回みなと区民環境リーダー養成講座

砂浜を夢中で掘り返す受講生たち。想像以上に生き物が出てくる。 後ろに見えているのは、レインボーブリッジ
砂浜を夢中で掘り返す受講生たち。想像以上に生き物が出てくる。
後ろに見えているのは、レインボーブリッジ

6月10日、第4回講座が開催された。講師は首都大学東京の黒川信氏。テーマは港区の自然を知る「海と人と生き物たちのつながり」

朝9時00分、受講生は港区立港陽中学校へ集合。当日は大潮、しかも干潮の時間に合わせての集合です。普段見れない干潟の部分までもが現れる限られた時間です。

講義終了後、黒川講師から八丈島で採ったテングサでつくったところてんをいただき、歓談しているところ
講義終了後、黒川講師から八丈島で採ったテングサでつくったところてんをいただき、歓談しているところ

既に準備を整え待ってくださっていた黒川講師、お手伝いしてくれる学生4名と合流し、早速干潟へ向かいました。

実際の調査に移る前に、調査の方法、危険な生き物について簡単に説明を聞きました。その後、いくつかのグループに別れ、出来るだけ多くの種類を採取しようと夢中になって砂浜を掘り返しました。

途中、アマモ再生に取り組む方のお話しも聞けました。岩場に移動してからはびっしりと岩に張り付く牡蠣の殻に足をとられながら、砂浜とは違う種類の生き物を観察・採取していきました。
約2時間の調査でしたが、信じられないくらい多くの生き物が干潟で生息していることわかりました。

浜辺でゆっくりと昼食を取った後は、教室での講義です。

始めに、採取した生き物の観察をしました。そこら中で喚声があがり、これを採ったのはわたしだ、ぼくだと、まるで子どものように騒いでいる受講生の姿が印象的でした。
その後、脊椎動物であるヒトは、なんとなまこやヒトデなどと同じ系統の動物であることなど、海と生物、生物と人、人と海のつながりについて話しがありました。

海と様々なつながりを感じた受講生たちは、前回の学習テーマでもあったゴミが浜辺に散見されることや、生活排水についても考え始め、自身の生活を見直しているように見受けられました。

第3回みなと区民環境リーダー養成講座

可燃ごみの灰を1200℃以上の高温で加熱することで作られる、「溶融スラグ」の説明を熱心に聞く受講生達
可燃ごみの灰を1200℃以上の高温で加熱することで作られる、「溶融スラグ」の説明を熱心に聞く受講生達

6月5日(月)に第3回講座が開催されました。テーマは、港区の環境への取り組みと課題「ごみとリサイクル」

今回、ごみ処理の現場を訪問し、現状と問題点を体験的に学び、循環型社会に向けた取り組みやライフスタイルについて考えてみました。

受講生は、朝8時30分に港区役所前に集合。清掃リサイクル課前田氏の引率で、中央防波堤埋立処理場、港清掃工場の2施設をマイクロバスで回ります。

移動中は、前田氏から港区のごみ処理についてのレクチャーや質疑応答が行われ、移動時間も有効に使われました。

港区を中心にごみ収集車が集めてきたごみをためる「ごみバンカ」。みんなそれを上から覗き込んでいます
港区を中心にごみ収集車が集めてきたごみをためる「ごみバンカ」。みんなそれを上から覗き込んでいます

各施設とも、まず概要説明のビデオを見て、施設職員による補足の講義の後、施設内を案内していただきました。

一番受講生からの反応が多かったのが、中央防波堤埋立処分場について。
10年、20年前にも埋立地を訪れた人が言うには、臭いがきつく、かもめやからす、ハエなどもとてもに多かったということ。

今回訪れた印象は、全く違うもの。虫や鳥はほとんど居なくて、花が植えられていたり・・・非常に清潔な感じでした。
「昔は生ごみもそのまま埋めていたけど、今は燃やした灰しか埋めてないから」とその理由を施設の方が教えてくれました。

次に訪れた港清掃工場は完全オートメーション化され、ごみを燃やす際に発生する熱で発電を行っているという。ごみを発電の為の「燃料」と考えた場合、「もっとごみが欲しい」と工場長がおっしゃったのが印象的でした。

最後にバスの中で、「今日見た施設は全て自身の生活と直結している。施設を回りながら自分の生活を考え直した」との感想がありました。

今回の気づきは、第5回のテーマである「エネルギーと暮らし」を考え始めるのに、ちょうど良いきっかけだったと言えそうです。

都心にも自然がいっぱい・・・「自然学校を体験しよう!」

立体顕微鏡でのぞく虫などを探そうと校庭を駆け回り、指導員の井東さんを質問攻めにする子どもたち
立体顕微鏡でのぞく虫などを探そうと校庭を駆け回り、指導員の井東さんを質問攻めにする子どもたち

6月3日の土曜日、高層ビルの谷間にあるエコプラザで、環境教室「自然学校を体験しよう」が開かれました。

都心の子どもたちに、自然とのふれあいの機会を提供しようと企画された「環境教室・自然学校を体験しよう」が、2006年6月3日に、港区立エコプラザで開かれました。

集まったのは、小学校4年生の男の子から中学生の女の子までの子ども6人と、大人6人の計12人。

目隠しをし、イモムシのように連なって「冒険の旅」に出た参加者たち。左が井東敬子さん
目隠しをし、イモムシのように連なって「冒険の旅」に出た参加者たち。左が井東敬子さん

ぐずついた天候が続き雨が降るとの予報もあったためか、受付開始の時点ではほんの数人。他の参加者を待っている間に子どもたちは自然と指導員の井東敬子さんと遊び始めました。その後参加者が徐々に増え、指導経験豊富な井東さんのおかげで、後から参加した子どもたちもどんどんと打ち解けて仲良く、一日を過ごしました。

最初に取り組んだのは、長さ10メートルほどの草むらのへりに、スプーンやおもちゃの虫など人工物がどれだけ隠れているか探すゲームでした。18個もの人工物が隠されていたのに、なかなか見つけられずに、何回も何回も草や木の間に顔を突っ込んで探していました。自然をじっくり見るという体験でした。

この中で人工物以外にも虫や面白い形の葉っぱなどをたくさん発見。よ〜く見れば、そこら中の草木にいろんな生き物がいることにも気がつきました!

事前に、エコプラザのまわりに生えているドクダミの葉っぱを乾燥させて作ったドクダミ茶も登場。雑草だと思っていたものがお茶になることに、大人の参加者も改めてびっくり。コンクリートばかりが目立つ都心でも、眼を向ければ身の回りからも自然を感じられることに気づきました。

ニコンビジョン?から提供していただいた立体顕微鏡を使うと、葉っぱについていた虫たちが怪獣のように大きく見えることにも子どもたちは夢中になって、次々に葉っぱをめくっては虫を探していました。

また?モンベルからテントや寝袋などをお借りすることができ、実際にテントの中で寝袋に潜り込む体験もできました。子どもたちは自然学校やキャンプの雰囲気も充分に感じることができたようでした。

エコプラス「ナショナルジオグラフィック誌」に登場!

332-l世界各地の素敵な自然関係の写真があふれる「ナショナルジオグラフィック誌日本語版」に、エコプラスが紹介されました。

ナショナルジオグラフィック日本語版の2006年6月号156ページ「FORUM & LETTERS」というコーナーで、エコプラスが取り上げられました。
高野とのインタビューを記事にしたもので、活動が多岐に渡るエコプラスですが、ヤップ島プログラムに焦点をあてつつ、エコプラスのめざすものを表現した内容になっています。

333-l 「ナショジに載った」2005年の参加者にはとてもいい記念ですね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?link_code=as2&path=ASIN/B000FO4MWI&tag=ecoplus-22&camp=247&creative=1211

レイ・バーンハートさんの略歴

レイ・バーンハート氏
(アラスカ大学フェアバンクスキャンパス多文化スタディ教授)

1970年から、先住民教育の調査、研究に従事。多文化教育部長を務めた他、小規模高校プロジェクト、多文化研究センター、多地域間教育プログラム、アラスカ先住民知識ネットワークの立ち上げに関わる。研究対象は、先住民の知識体系、先住民教育のための教師養成、僻地教育、小規模学校カリキュラム、僻地文化と多文化への組織的適応。アラスカ以外でも、ボルチモア、メリーランドでの教師経験がある他、カナダ、アイスランド、インド、マラウィ、ニュージーランドでの研究経験がある。
1999年2月、北海道教育大学の招へい来日。北海道教育大学とアラスカ大学で幾つかの共同研究プロジェクトや学生の交換留学制度を立ち上げる。そのつながりで、現在、アラスカ先住民とアイヌの教育についての比較研究を行う修士課程の日本人学生を指導している。

マイク・マーツさんの略歴

マイク・マーツ氏 (ベセル放送局シニアプロデューサー)

セント・マリーカソリック高校、ベセル地域高校、インディアン高校などで言語芸術教師を務めた後、KYUKテレビでディレクター、プロデューサー、制作責任者等、ビデオ制作や放送の分野で活躍。2000年より、ベセル放送局シニアプロデューサー。 アラスカ歴史協会理事(1997-2003)、アラスカ地域コミュニケーションサービス(ARCS)プログラム委員会委員などの役職を歴任。アラスカ大学異文化教育修士課程修了。

シシリア・マーツさんの略歴

子どもたちとプログラムを行うシシリアさん
子どもたちとプログラムを行うシシリアさん

アラスカ大学教育学修士。アラスカ大学アラスカ郊外研究学部助教授、バイリンガルカリキュラムスペシャリスト、アラスカ大学アラスカ先住民研究助教授を経て、1999年から「ヤアヴェスカニリャラク」プロジェクト推進委員。

シシリアさんが作ったカワカマスの干物
シシリアさんが作ったカワカマスの干物

アラスカ大学では、異文化間コミュニケーション、ユピック言語および言語学、教育における文化の影響、歴史、人類学、アラスカネイティブ研究等、多岐に渡るコースを担当。
また、教育者としての役割を越えて、地域、州、国家、また国際的なレベルでのプレゼンテーションや理事メンバーとしての貢献も多岐にわたる。アラスカ先住民研究の第一線で活躍し、先住民文化、言語、精神文化、異文化教育などの分野で様々な要求に応えている。
表彰等:1994アメリカの教師人名録に選出
1999ウシベリ教師賞を受賞
アラスカジオグラフィックマガジン等雑誌や新聞からの取材多数

アラスカの少数民族ユピックの教育者とワークショップを一緒に開きませんか

子どもたちにプログラムを行う招聘者のシシリアさん(右)
子どもたちにプログラムを行う招聘者のシシリアさん(右)

エコプラスは、アラスカの少数民族ユピックの教育者シシリア・マーツさんを迎え、地域に根ざした教育についてのワークショップを、東京以外で共催していただける団体を公募中です。

NPO法人エコプラスは国際交流基金日米センターの助成を受け、「アラスカ先住民族の自然観を通して、地域に根ざした教育を考える日米市民プロジェクト」を実施します。プロジェクトに参画し、地域でワークショップを企画する団体を募集します。

1.事業の目的
日本は急速な近代化の結果、自国に存在する以上の多大なエネルギーを消費することでしか維持できない「発展」を手にし、地球全体の「持続可能性」が議論される今、これからの指針が模索されています。これからの社会を作って行くための教育も、見直しが必要です。

アラスカのユピック民族の伝統太鼓作り
アラスカのユピック民族の伝統太鼓作り

欧米の環境哲学・環境/野外教育の研究者らの間には、先住民族の世界観や自然とのつながりを学ぶことが環境問題の解決に重要な役割を果たすとの認識が広がってきています。一方で、アラスカ先住民族の自然観や文化は、日本の人々が古くから持ち続けてきた価値観と共通する要素が多々あります。
本プロジェクトでは、アラスカ先住民族の自然観や環境と調和した暮らしを維持する知恵などを市民レベルで共有しあうことを出発点に、それぞれの地域が他の地域に環境負荷を押し付けることなく共存していける地域社会づくりを目指した「地域学」とでも呼べる知的交流を目指します。
最終的には、地域の歴史・伝統・特性を知り、地域の持続的存続を構築できる次世代を育む「地域に根ざした教育」のあり方を、日米が協力し合って議論し続けるネットワークづくりへと発展させることを目的としています。

2.事業の概要
主催:特定非営利活動法人ECOPLUS
共催:損保ジャパン環境財団(東京講演会)
助成:独立行政法人国際交流基金日米センター
後援:社団法人日本環境教育フォーラム
社団法人日本キャンプ協会
日本環境教育学会
日本野外教育学会
招聘者:レイ・バーンハート氏(アラスカ大学教授)
※東京、塩沢のみ
シシリア・マーツ氏(ユピック民族教育家)
マイケル・マーツ氏
(ベセル放送局シニアプロデューサー)
招へい期間: 2006年11月23日〜12月5日
11月25〜26日
ワークショップ1:新潟県南魚沼市塩沢地区
11月27日
講演会:東京
11月29〜30日
ワークショップ2:公募により、開催
12月2日〜3日
ワークショップ3:公募により、開催

3.三地域でのワークショップ概要:
◇参加者:各地域で環境教育を行う指導者、関心をもつ住民ら約30人
◇ワークショップの内容:
1日目:先住民と教育についてのレクチャーおよび意見交換
アラスカの専門家より、理論の枠組みの提示と、それに基づく意見交換。
2日目:地域に根ざした教育のプログラム作り、課題の話しあい
全員で、開催地域の文化、伝統、食文化などを体験。その体験を素材として、地域に根ざした教育の具体的なプログラム作りをグループで行う。その可能性と課題を出し合い、対話を重ねる。参加者に応じてそれぞれのアクションプラン、プログラムデザインを実施。全員でシェアリング。意見交換。

4.東京講演会概要:
会場:損保ジャパン会議室(東京・新宿)
開催日:2006年11月27日 18:30-20:30
招へい者が講師となっての講演会。東京の一般市民、関心を持つ指導者らが対象。

5.ワークショップ開催地の公募について
これまで紹介されることが少なかった、アラスカ先住民の教育に対する考え方を知る機会を広く作るため、そして「地域に根差した教育」に関心ある人たちとのネットワークを広げるため、このプロジェクトでは、招聘された人たちを受け入れ、各地域でワークショップを開催する意志のある団体を二つ公募します。

興味のある方はぜひお申し込み、お問い合わせください。

■ゲスト:シシリア・マーツ氏(ユピック民族教育家)
マイケル・マーツ氏(ベセル放送局シニアプロデューサー

ゲストのシシリアさんはユピック民族の著名な「エルダー」です。英語をまったく理解しない4歳の時から、寄宿舎生活で学校に通い、ユピック語を知らないアメリカ人教師たちに「教育」されました。少数民族では初めての頃に教員免許を取り、教壇に立ちましたが、大学で教わった教育手法がユピックの文化や伝統と合わないことを無視できず、独自の教育方法を編み出して行きます。今では、文化やその土地に合った教育の推進者として、世界各地にスピーカーとして呼ばれています。

マイク・マーツさんは、アラスカのベセル放送局でシニアプロデューサーをしています。教師を務めた後、アラスカ先住民族の文化や伝統をとりあげたドキュメンタリー番組を多く手がけてきました。マイクさん自身は、「白人」のアメリカ人ですが、シシリアさんをパートナーとして支えています。
■ 受け入れのための経費
招聘した2名とアテンド1名の交通費や食費などの基本的な経費はプロジェクトでまかない、ワークショップ開催のために必要な費用の一部として5万円を提供します。

■ ワークショップの内容
当団体と相談しながら進めて行っていただければ幸いです。

■受け入れの条件
1)「地域に根ざした教育」に何らかの形で関わっている、取り組んでいること。
2)指定の日程のどちらかでワークショップを開催し、参加者を集めることができること。
3)互いに学びあう趣旨から、アラスカからの講師らにとって参考になるものを提供できること。
4)ワークショップでの成果をその後、活用できること。
5)今後「地域に根ざした教育」に関心を持つグループや個々人のネットワークに参加できること。
6)実施後の簡単な評価レポートや、報告書作成に文書を寄せるなどの協力ができること。

■選考基準
1)過去の実績・具体的な参加者像・ワークショップの広報手段など、確実にワークショップを実施できることを示す何らかの証拠があること。
2)成果が広範囲に影響を与えうる仕組みを有しているか、その可能性を持つ参加者(見込み)層であること。
3)アラスカ招へい者らの参考になり、これからのつながりも期待できるグループであること。
4)アラスカ先住民を筆頭とする講師らから学びたい意欲が十分に伝わること。ならびに相互に学びあい、理解しあう姿勢を持つこと。

■応募の仕方
以下の項目について記入し、メールにて下記までご応募ください。
info@ecoplus.jp

・ 団体情報(団体名、住所、電話、ファックス、メール、代表者名、規模、
過去の活動実績)
・ワークショップ開催を希望する理由
・ ワークショップの企画内容(概要)
・ ワークショップ見込み参加者(どんな人たちが何人くらい)
・ アラスカ先住民を筆頭とする講師らからどんなことを期待しているか

締め切りは7月7日(金)です。結果は7月15日までにご案内いたします。
【お問合せ先】
特定非営利活動法人エコプラス
〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-5-16 本門ビル4階
TEL: 03-5294-1441 FAX: 03-5294-1442
担当 村橋

For the sustainable and peaceful future