環境アート写真展「肖像」(終了しました)

大きな和紙に引き伸ばした「手」が、外からの風でゆっくり揺れる。
大きな和紙に引き伸ばした「手」が、外からの風でゆっくり揺れる。

自然と人の関係に焦点をあてて活動する写真家中竹孝行さんの写真展「肖像」が11月18日から、エコプラザで始まりました。11月9日までの予定。10月21日には中竹さんのトークもあります。
写真家中竹孝行さんの、「肖像」展が18日から始まりました。巨大な和紙に引き伸ばした写真が何枚もつり下がった様は、まことに壮観です。

中竹さんのこの一連の作品は、今年6月にイタリアのミラノで個展として展示されたばかりです。現地では高い評判を得た作品群です。染め物師、酪農家、米作農家。日本の自然の中で、それぞれの技を磨き、暮らしを支えてきた「手」には、顔以上の表情があります。

10月21日には中竹さん自身が作品の前で解説したり、別室でこれまでの写真との関わりを話したりする。
10月21日には中竹さん自身が作品の前で解説したり、別室でこれまでの写真との関わりを話したりする。

同時に、原宿で撮影した若者たちの手は、まだまだ白くてきれいで、これからどんな手になっていくのだろかと思わせられます。手の動きひとつひとつが重なっていく人生は、また手にそれぞれの表情を重ねていくのでしょう。

手が向き合ってきたその時代と場所の環境。遠くに日本各地の光景が見えるようです。

環境教室「里山と私たちの暮らし」開かれる

東京都の第1号の里山保全地域に指定されたあきる野市横沢入地区で保全活動に取り組む水野さんが、現場からの報告をしました。
東京都の第1号の里山保全地域に指定されたあきる野市横沢入地区で保全活動に取り組む水野さんが、現場からの報告をしました。

各地で保全活動が活発になってきた里山について学ぶ環境教室「里山と私たちの暮らし」が、2006年10月15日に、東京・新橋にある港区立生涯学習センターばるーんで開かれました。

 

港区では、あきる野市の里山を訪問して保全活動を体験するなど、里山関連の活動が多角的に始まっています。この学習教室もその一環で、翌月に開かれる港区のエコツアーの参加予定者や、環境を学ぶ学生、、そして里山保全を勉強する市民団体の方まで、20人近くが集いました。

講師となったのは、東京農業大学客員教授の守山弘さん、あきる野市の市民団体「エコボックス9」の水野克郎さん、それに新潟県で棚田の風景を追い続けている写真家の野沢恒雄さん。

講師の東京農業大学客員教授の守山弘先生は、里山保全の意義を科学的に説明してくれました。
講師の東京農業大学客員教授の守山弘先生は、里山保全の意義を科学的に説明してくれました。

最初に守山さんが「里山を科学する」というテーマで講演。里山の適切な保存が、生物多様性の保護や伝統的文化の保護につながることを解説しました。

守山さんは、里山という呼び名の歴史は意外と浅く、「谷津田」とそれを取り巻く林などを「里山」と呼ぶようになったのは、昭和30年頃からだと説明。その以前から農用林として、農業を中心とした人々の生活に森や林は欠かせない存在であり、その存在によって多様な生態系が守られてきたと、人と森が密接に関係してきた経緯を述べました。

実際に、あきる野市で開発から取り残された里山「横沢入」で保全活動に取り組んでいる水野さんが、現地での保全計画を話しました。
水野さんは、横沢入に関わる言葉として、「里山」「石切り場」「戦争(防空壕)」の3つを上げました。もともとは谷津田を中心とした里山であった場所が、宅地開発の対象とされたあと、バブル崩壊などで放置され、それを東京都が買い上げ「里山保全地域」に指定した経緯を説明。同時に、現地には戦時中の防空壕などの構造物が今もあちこちに残っており、それ以前からの石切り場の跡地などをあわせ、歴史的背景を持っていることも、写真とともに解説しました。

最後に野沢さんの里山のスライドショーが行われました。新潟県・三和村の谷内池という池周辺を数年掛けて採りためた四季の里山の光景はすばらしく、都心に居ながらにして、とびっきりの光景を堪能することが出来ました。

神田事務局へのご案内

2015%e6%96%b0%e4%ba%8b%e5%8b%99%e5%b1%80%e5%9c%b0%e5%9b%b3エコプラスの事務所は、JR神田駅東口から徒歩2分。190歩ほどで到着します。

エコプラスの事務所へは、JR神田駅の東口を出て、正面の通りを渡って右にある「みずほ銀行」と書店啓文堂を通り過ぎた先の角を左折。前方100メートルほど先の左側にある中華料理店の4階です。

向かいが元今川中学校(2005度から統合にともない閉鎖)です。

ビルの入り口は、中華料理店の左側。狭い階段を4階まで上がっていただくと、私たちの事務所です。

お待ちしています。
迷ったら、電話をどうぞ。

〒101-0044
東京都千代田区鍛冶町2-5-16-4F
TEL:03-5294-1441
FAX:03-5294-1442
info@wschool.net

ソーラークッキングやってみました

チョコレートケーキ。30分くらいで上も下も焦げてきました。おいしくできました。
チョコレートケーキ。30分くらいで上も下も焦げてきました。おいしくできました。

先週のイベントでは天気が悪くてできなかったソーラークッキング。快晴の今日、やってみました。

9月5日、1時過ぎの絶好の太陽光を利用して、ソーラークッキングに挑戦しました。

ポップコーン。鍋を動かさなかったため、中央部分が焦げました。すごいパワー!
ポップコーン。鍋を動かさなかったため、中央部分が焦げました。すごいパワー!

チョコレートケーキとポップコーンを試してみました。どちらも予想を上回る早さでできあがり、パワーにびっくりしました。

ソーラークッキングには湿気がすくなく、空気が澄んだ時が最適なので、これから冬にかけていろいろ試すことができそうです。

太陽エネルギーと遊ぼう!

校庭にソーラーグッズを展示。大きな四角いものは太陽光発電パネル、一番左はソーラークッカーです。みんなが覗き込んでいるのは、太陽光で動くいろいろなソーラーグッズ。
校庭にソーラーグッズを展示。大きな四角いものは太陽光発電パネル、一番左はソーラークッカーです。みんなが覗き込んでいるのは、太陽光で動くいろいろなソーラーグッズ。

8月26日、エコプラザで現在開催中のパネル展示に関連した「太陽エネルギーと遊ぼう!」イベントを行いました。

8月10日から、エコプラザの展示室にて、地球温暖化とエネルギーに関するパネル展示を行っています。26日(土)には、「太陽光発電所ネットワーク(PV-Net)」の東京地域の5名の方たちの協力を得て、太陽光と遊ぶ1日イベントを行いました。

太陽光イベントで一番気になるのは天気です。この日はあいにくの曇り空となってしまったのですが、かすかに届く太陽エネルギーを感じながら、小学生や大学生、環境リーダー講座の参加者など、12人がいろいろな体験をしてくれました。

★地球温暖化体験ゲーム
どうして二酸化炭素が増えて温暖化が進んでしまうのか、人間にできることはなんなのか、ゲームをしながら考えてみました。二酸化炭素役の人と、つかまらないように地球にタッチする太陽光役の人と、鬼ごっこのような動きで白熱したゲームになりました。

簡単に作れるパネル型ソーラークッカーを作成中
簡単に作れるパネル型ソーラークッカーを作成中

★ソーラークッキング
準備をしていたソーラークッキングは、残念ながら天気が悪くてできませんでした。それでも、パラボラ型ソーラークッカーでは10度ほどお湯を温めることができました。
ガスレンジのカバーで簡単に作れる、パネル式ソーラークッカー作りには小学生が挑戦しました。

★太陽光発電でドン!
愛知万博にも出展して大好評だったという、太陽エネルギーと自分の力を競争する機械も登場しました。力いっぱい発電機のレバーをまわすと、自分がどれくらい発電できたのかがわかります。ほんの20秒まわし続けただけででみんなぐったり。やっぱり発電するのは自力よりも太陽エネルギーにお願いしたほうがいいようです。

ゲームなどで楽しみながら、太陽エネルギーが少し身近に感じられる機会になったのではと思います。今回できなかったソーラークッキングはまた機会を作って挑戦してみたいと思います。

参考:
太陽光発電所ネットワーク(PV-Net)
http://www.greenenergy.jp/
自宅で太陽光発電をしている発電所長たちのネットワーク団体です。

ヤップ島プログラムから帰国!

367-l13日間の旅を終えて、「地球体験チャレンジ:ヤップ島プログラム」の参加者たちが戻りました。

「現代文化が発達すると人間が弱くなると思う」
高校生の参加者がプログラムの最後にこう言いました。

8月10日、参加者9名を含む一行が帰国しました。
ヤップ島プログラムは、豊かさとは何か、をテーマに、ミクロネシアヤップ島の伝統的な村に滞在し、村人たちから島で生きるために必要な技や知識を分けてもらいながら暮らします。

今回は、ヤップの中でも唯一となった、電気や水道、車や車のための道路がない集落での活動でした。蚊にはだいぶ悩まされていたようですが、化膿する人もな く、寝込む人もなく、腹下しもなく、全員元気に戻りました。涙も笑いも衝突もあった、密度の濃い2週間でした。

エコクラブのサイトに第一報をあげてありますが (http://www.ecoclub.org/showart.php?lang=ja&genre=2&aid=294)、プログ ラムのサイトにはさっそく参加者からもコメントが掲載されています。http://yap.ecoclub.org/

たくさんの学びや気づきが、これからもどんどん出てくると思います。それはきっと私たちにとっても、大切なメッセージや学びを含んでいるように思います。

報告書も作成しますし、秋には報告会も実施します。
エコクラブのサイトをご注目ください。

第8回みなと環境リーダー養成講座

終了証を授与していただいた後、武井雅昭区長(前列中央)を囲み、受講生全員で集合写真を撮りました
終了証を授与していただいた後、武井雅昭区長(前列中央)を囲み、受講生全員で集合写真を撮りました

7月20日、終了式と第8回講座が開催されました。終了式には武井雅昭区長が参加。8回講座は総合ナビゲーターの高野孝子。テーマは「環境行動のプランニング」

8回の講座を終了し、みなと区民環境リーダーとなられたのは17名。彼らが今後どのように活躍されていくか非常に楽しみです。

武井雅昭区長もその挨拶で、今回の第1期のみなと区民環境リーダーの今後の活躍に期待していますと話しをされていました。
また、残念ながら講座を終了できなかった方にも、チャンスが。来年受講できなかった内容の講座を受けていただくことで終了の資格が与えられることになりました。
終了式後に行われた8回目の講座は、これまで7回の講座の振り返りから始めました。学んだこと、気づいたことなどをグループ内でまとめ、参加者全員で共有することで、共通の問題意識が確認できました。また、逆に特に意識する問題が個人間で異なることも感じることが出来ました。

講座終了後の、自分達の環境行動をプランニングする受講生たち
講座終了後の、自分達の環境行動をプランニングする受講生たち

そして、講座終了後どんな環境行動を行って行きたいのかを考えました。結果、月1回、自主勉強会を実施していくことに決定。年内5回の開催。8月24日にその第1回が実施されることになりました。具体的にどんなことが実現していくのでしょうか。

講座終了後は、受講生の一人が経営するのお店を貸し切りにしていただき、簡単な打ち上げがありました。第6回講師の森良さんも加わりとても盛り上がり、これからの活動への想いを新たにしました。

第7回みなと区民環境リーダー養成講座

河原で参加者、スタッフ全員での記念撮影。参加者の多彩なことがおわかりいただけるだろうか
河原で参加者、スタッフ全員での記念撮影。参加者の多彩なことがおわかりいただけるだろうか

7月8日、第7回講座が開催されました。この日はあきる野市「横沢入(よこさわいり)」に総勢50名のエコツアーがあり、それに同行しました。

朝、8時前に区役所に集合した総勢約50名の参加者は、バスに乗り込み一路あきる野市横沢入を目指しました。

横沢入は東京都で最後の里山として残された地域としてその保全が心配されて来ましたが、本年1月正式に東京都が里山保全地域に指定。自治体やNPOやそれぞれの目的で保全活動を展開しています。今回のツアーは、その中のひとつを管理する地元の方々のご協力を得て実現しました。

子ども達に大人気だった薪割り。ナタやオノを使って、勢いをつけて・・・
子ども達に大人気だった薪割り。ナタやオノを使って、勢いをつけて・・・

参加者は多彩で、小学校1年生の女の子から70歳を超えるシルバー世代の方まで。講座受講生は、参加者であると同時に「エコツアー」の運営の実態を観察するという目的もありました。

里山では、それぞれ役割に分かれて下刈り(したがり)という作業に臨みました。 雨の予報に反して、晴れたこの日。参加者は大粒の汗を掻きながら作業に熱中していました。

ある参加者は、山椒の木を発見。倒して良いという事で、実は佃煮に、枝は適当な長さに切ってすりこ木すると、喜んで持ち帰っていました。

子ども達に人気があったのは藤つるを使った、ターザンごっことナタやオノを使った薪割り。また、子ども達は生き物を見つけると大騒ぎ。ホトケドジョウやトウキョウサンショウウオも見つけていました。
下刈りの作業後は、河原へ移動してBBQ。
ブルーシートを日よけのタープ代わりに。どうやって張るのが良いか、参加者とスタッフで考えながらやってみました。また、火熾しや、いかにごみを出さすに調理するかなど、ここでも普段はなかなか出来ない経験が出来たようです。

そんな時も子ども達は川遊びに夢中で、いろいろな生き物を捕まえていました。

ツアーの最後に地元のファーマーズマーケットにも寄り、お土産も手に入れた参加者は満足して帰途につきました。

解散後、受講生達は、ツアー全体を運営方法やファシリテーション等の観点で振り返りました。

第6回みなと区民環境リーダー養成講座

まずワークショップを体験してみる。土壌生物を探した後、藤棚の下へ移動。他のところに比べ、やや気温が低く涼しいことを体感した
まずワークショップを体験してみる。土壌生物を探した後、藤棚の下へ移動。他のところに比べ、やや気温が低く涼しいことを体感した

7月1日(土)第6回講座が開催されました。講師は学びと参加をつなぐコーディネーター、ECOM代表森良氏。テーマは環境活動を組み立てる「プログラム作りの基本とファシリテーター」

通常、2日かけて行う内容のエッセンスだけを取り出し、1日で講義を行っていただきました。

講義の中盤、「循環型港地域への提案」を3つにまとめ発表の準備を行っているところ
講義の中盤、「循環型港地域への提案」を3つにまとめ発表の準備を行っているところ

まず、「ファシリテーターとは?」という投げかけから始まり、休む暇なく次々と講義が進んでいきました。その内容故か集中は途切れず、受講生は充実した1日を過ごしました。

集合が若干遅れ、オリエンテーションを終えた後は、すぐに実際のワークショップを体験するため、校庭に飛び出しました。
その後、そのワークショップで得た気づきを活かしつつ、個人およびグループでいろいろなワークを行っていきました。

途中、「循環型港地域への提案」をまとめ、最終的にはその提案基づいたワークショップを考えました。4グループの中からひとつを実際に体験。選ばれたのは「港区をみんなと食べよう!」というワークショップでした。

実施者、体験者互いにフィードバックし、森講師が最後にまとめを行い、質疑応答をして終了となりました。

For the sustainable and peaceful future