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初冬の水辺の生きものの様子を観察 12月のいきものプロジェクト

2010年12月5日(日)のいきものプロジェクトでは、同じ場所にある3つの池などで生きものを調べました。池ではそれぞれ見つかる生きものが異なり、少しずつ違う環境になっていることがわかりました。
12月5日(日)に、南魚沼市栃窪集落で今年最後の「栃窪いきものプロジェクト」が行われました。小出高校教諭の深沢和基さんを講師に、集落内外から参加した16人が、池や山の林などで生きものを観察しました。
毎年12月上旬は数センチの積雪がありましたが、今回は雪もなく暖かで、あちらこちらにアキアカネが飛んでいました。

アカハライモリのオスとメス。続けて参加している子どもたちは区別がつくようになりました。
アカハライモリのオスとメス。続けて参加している子どもたちは区別がつくようになりました。

前回イモリがたくさんいた、清水が流れ込んでいる池には、ヤゴやマツモムシ、トビケラの幼虫がいて、イモリはすぐ近くの別の池にいました。同じ池に、越冬するオタマジャクシもいました。また別の池ではコオイムシ、というふうに、池ごとに見つかる生きものが違いました。「地図上では同じ場所でも、少しずつ環境が異なり、生きものが住み分けている」「イモリは移動したのだろう。この後冬を越すためにさらに移動するかもしれない」と、深沢さんが説明しました。

大きなキノコを見つけたよ!
大きなキノコを見つけたよ!

山の林では、くさった倒木のところどころから、いろいろなキノコが出ていました。ナメコ、ヒラタケ、ムキタケなど食べられるもの以外に、器状の形のヒイロチャワンタケなど珍しい形のキノコも観察しました。林の地面には落ち葉が積もり、傾斜がある場所は足元がすべりやすく、木の枝につかまるなどしながら慎重に進みました。

ふりかえりでは、印象深かったことや生きものの名前などを、参加者全員が話しました。「季節ごとに生きものの様子が変化していて勉強になった」「前回と違うところにイモリがいた」「同じ場所でも環境が違っているということがわかった」などの感想が聞かれました。
深沢さんは「生きもののつかまえ方や、どんなところにどんな生きものがいるかなど、覚えていてほしい」と呼びかけました。

栃窪いきものプロジェクトは、来年も引き続き実施される予定です。

アカハライモリ続出。11月のいきものプロジェクト

2010年11月6日(土)の生きもの調べでは、清水が流れ込む池でアカハライモリを9匹捕まえました。これまでで最も多い数でした。
11月6日(土)に、南魚沼市栃窪集落で「栃窪生きものプロジェクト」が行われました。講師は小出高校教諭の深沢和基さん。「田んぼのイロハ」参加者を含む21人は、秋晴れの空に紅葉した木々の色が美しく映える景色の中、池や林の中で、それぞれに生きものを探し、観察しました。

面白いように見つかったアカハライモリ。
面白いように見つかったアカハライモリ。

清水が流れ込んでいる池では、子どもたちが網で次々に泥をすくい、アカハライモリやヤゴ、マツモムシなどを見つけました。特にアカハライモリは9匹と、今年最多記録でした。子どもたちは、オスとメスを見比べたり、個体の色の違いを批評したりしていました。
前回まで何匹も観察できたクロサンショウウオの幼生は、今回は1匹しか見つかりませんでした。深沢さんは、前回エラがなくなりかけていたものなどが大人になり山に移動したからだ、と説明していました。
周辺には、キアゲハやスズメガの幼虫、ヤマアカガエル、アマガエルなどもいました。

山の中では落ち葉の間からキノコが顔を出していました。写真は薄紫色の「ムラサキシメジ」。食べられるとのこと。きれいな色が返って毒々しい印象。
山の中では落ち葉の間からキノコが顔を出していました。写真は薄紫色の「ムラサキシメジ」。食べられるとのこと。きれいな色が返って毒々しい印象。

40分ほど歩いた山の林では、積もった落ち葉の中からキノコを見つけました。表も裏もきれいな薄紫色の「ムラサキシメジ」、軸を折ると出てくる液で手が赤く染まる「チシオタケ」、指でカサを押すと真ん中の穴からけむりが出る「ケムリタケ」など。
参加者の何人かは、チシオタケの軸を折り、どんな液が出てくるのか試していました。

地元の子どもたちは、「エラがついたサンショウウオの幼生は、寒くなってきたのでもういないかと思っていた」「紫のキノコが珍しかった」などと感想を話しました。
首都圏からの参加者は、「身近にあって気づかなかったものも、関心を持つと見えてくるのだと感じた」「自然の中に自分を置いた、という感覚がとてもよかった」と話していました。

次回は12月5日(土)午前9時からです。冬の生きものたちの暮らし方やその痕跡を探ります。

カエル・イモリの卵

 カエルの卵。種類は不明です。1反ほどの田んぼのあちらこちらにあり、それを目で追っていたらこのかたまりがありました。幅は1mにも渡っていました。
カエルの卵。種類は不明です。1反ほどの田んぼのあちらこちらにあり、それを目で追っていたらこのかたまりがありました。幅は1mにも渡っていました。

今日は快晴で、午後15時頃でも気温が18℃もあり、とても暖かい日でした。昨日は日中でも7℃、実際の温度以上に肌寒く感じていたのでしたが。

 

この頃カエルの声も聞こえ始めたなあ、と思っていたら、使わなくなった田んぼにカエルの卵がありました。この田んぼは、雑草が生えないようにするため一年中水を貯めているそうです。田んぼにはあまり卵を生まないというイモリまで卵を産んでいました。

もう少し暖かくなったら、このたくさんの卵がかえり、オタマジャクシやイモリでにぎやかになることでしょう。

 真ん中あたりの白いものがイモリの卵だそうです。近くを通りかかったおじさんが教えてくれました。
真ん中あたりの白いものがイモリの卵だそうです。近くを通りかかったおじさんが教えてくれました。