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まぶしい光の中で雪をたっぷり楽しみました

晴天の元、豪快に滑り降りた斜面
 雪国の山里を舞台に雪を楽しむプログラムが、2017年3月28日から新潟県南魚沼市清水集落を舞台に繰り広げられました。小学生を対象にした2泊3日の合宿組と、小学生5年生から中学生を対象にした3泊4日のキャンプ組の双方に、計20人が参加。青空のもとで、2mもある雪で楽しみました。

 小学1、2年生を含む合宿組は、ほとんどの時間を雪遊びに使いました。

自分で作ったジャンプ台。ソリは見事に宙に浮きました。
 滞在させていただいた地元の公民館のすぐ裏の斜面を舞台に、遊びました。ソリで滑り降るだけではもの足らず、ジャンプ台を作ったり、雪合戦をしながら、きれいな雪を丸めて口に入れて水分補給をしたりと、自由自在に遊んでいました。
 約200m向こうの斜面にはニホンカモシカの親子連れと思われる3頭が登場し、双眼鏡や単眼鏡で観察する場面もありました。
 食事も自分たちで作り、片づけも、一緒に眠るという共同生活。小学1年生3人、2年生2人を含む11人は、ほとんどが包丁を使うのも初めて。とり鍋やけんちん汁にも挑戦しました。

雪の上で火を起こす。なかなか難しい。
 キャンプ組は、雪の上でのテント生活。トイレも雪に中に作り、雪でお尻をふく徹底した「雪ざんまい」暮らしでした。火をおこすのも雪の上。ペール缶などに通気孔を開けた道具を使い、木を燃やします。かまど全体が、自分の熱で雪の中に沈んでしまうので、下に、土台の太い木を置くのですが、バランスが悪いと、どんどん傾いてしまいます。2日目の朝食時にはうどんの鍋がひっくり返る時間も発生。「冷やしうどん」になりました。

 キャンプ組のハイライトは、豪快尻滑り。1時間半ほど雪の上をかんじきで歩き、標高900m近い山の稜線にまで上りました。そこから一気に尻滑り。高低差7−80mを一気に下ります。地元の山岳救助隊長を長年努めた小野塚高一さんに安全なコースを設定していただきました。当初は、こんな急斜面上れないと言っていた子どもたちも、滑り降りる豪快さを体験すると、何度も上っては滑り降りて楽しんでいました。

 天候に恵まれたため、はるか彼方まで白い山々が連続する光景が見られ、休憩時間には「すごい光景だなあ」とみんなで見とれました。

 合宿組もキャンプ組も、それぞれ雪をとことん楽しんだようで、「自分について分ったこと」として「そりのジャンプ台を完成させた」「寒さに強い」などをアンケートで上げていました。
 学んだこととしては「共同生活では仲間を思いやることが大切だと分った」「キャンプから家に戻っても、ゴミをできるだけ減らす工夫をしたい」などが上げられました。

積雪390センチ

2011年1月31日15時現在、栃窪の積雪は約390センチ(栃窪小学校の積雪計での観測)。除雪に追われる日々を過ごしています。

1月22-23日の「雪掘りと保存食講座」の参加者が、大雪とのニュースを聞いて、この週末(29-20日)も雪掘りに駆けつけてくれました。写真は、1メートル以上の積雪があった屋根の雪下ろし作業。この屋根の除雪は今季5回目で、前回は23日でした。
1月22-23日の「雪掘りと保存食講座」の参加者が、大雪とのニュースを聞いて、この週末(29-20日)も雪掘りに駆けつけてくれました。写真は、1メートル以上の積雪があった屋根の雪下ろし作業。この屋根の除雪は今季5回目で、前回は23日でした。
道路脇の雪の壁は3メートルほどになっています。写真は、1月31日11時40分頃。ひとときの晴れ間が久々に広がりました。
道路脇の雪の壁は3メートルほどになっています。写真は、1月31日11時40分頃。ひとときの晴れ間が久々に広がりました。

2011年1月31日15時現在、栃窪の積雪は約390センチ(栃窪小学校の積雪計での観測)。30日夜から31日朝にかけては、約70センチ積もりました。
地元の人によれば「この程度の積雪はふつう。ただ今年は休みなくダラダラと降り続けるので大変。これが2月まで続いたら大雪になるなぁ」ということです。

 

厳しい冬も『住めば都』やまざとの食と暮らし講座最終回「冬の保存食講座」

厳しい冬の思い出を笑って話してくれたお母さん方の明るい笑顔。山里の暮らしの心の豊かさに触れました。
2010年1月16日、「冬の保存食講座」を新潟県南魚沼市栃窪集落で行いました。ドイツ人の一家を含む東京、長野、南魚沼市周辺からの11名が参加し、地元の笛木イミ子さん、笛木清子さん、桑原アヤ子さんを講師に栃窪の冬の食について学び、体験しました。

保存食材を紹介している様子。
保存食材を紹介している様子。

自己紹介の後、まず笛木さんたちが嫁いで来た頃の栃窪の冬の暮らしについて聞きました。簡単に車で行き来できる道はなく、当時の厳しい冬の思い出が語られました。食料品の買い出しにも簡単には行くことができなかったため、春から秋にかけて採集した山菜や畑で収穫したものを、干したり塩漬けにしたりして保存し、春まで過ごしたそうです。
今は自動車に乗り冬でも買い物に出かけることができますが、笛木さんたちは今でも山菜や野菜を保存し食材として利用しています。保存しているものを実際に見せてもらった参加者は、その種類の豊富さや色の鮮やかさに驚いている様子でした。

野菜をワラで編み込み、つるして干す保存方法を体験。
野菜をワラで編み込み、つるして干す保存方法を体験。

午後には、笛木清子さんのお宅を訪ね、車庫に保存してある野菜や漬けものを見せてもらったり、野菜をワラでつるして干す保存方法を教わったりしました。その後の質疑応答では、山菜の調理に関する具体的な方法やコツなどの質問がありました。「栃窪に住んでいて良かったことは」という質問があり、笛木さんたちは「空気がいい」「人付き合いが気楽」などと答えました。また、「嫁いでから数年は大変なところに来てしまったと思っていたが『住めば都』。今はいいところだと思う」と笑って話してくれました。

見せてもらった保存食材を使用した昼食は大好評で、近隣の町村からの参加者も「一度にこれだけの山菜料理を食べられる機会はない」「お店を出してほしい」と絶賛していました。

参加者のふり返りコメントでは、「これまでは食材を捨ててしまうことが多かったが、今日教わったことを活かして保存食を利用したい」「笛木さんたちの笑顔が印象的だった」「栃窪はものが少ない分人のつながりがあり豊かであると感じた」などの感想が聞かれました。

このところ続いている雪で在来線の運行は見合わせ、プログラムの開始は40分ほど遅れてしまいましたが、笛木さんたちは「雪がたくさんあって栃窪らしいところを見てもらえた」と笑い飛ばしていました。

「やまざとの食と暮らし講座」は今回で予定していた4回の講座を終えました。「山菜は暮らしそのもの」「住めば都」という集落の人の言葉から、栃窪という山里の「食と暮らし」には、自然に親しみ暮らしを楽しむ知恵がたくさんつまっているということをあらためて学びました。

タヌキ

昼間集落内でタヌキと遭遇しました。
昨日まで降り続いた雪が今朝は止んで、太陽の光を浴びることができました。小学校の積雪計では、現在の積雪は1メートル10センチです。

道路わきの白線の内側を、ブルブルふるえながら歩いていました。
道路わきの白線の内側を、ブルブルふるえながら歩いていました。

さて、午後1時頃集落内を歩いていると、道路わきでふるえているタヌキを見つけました。どうしてふるえていたのか理由はわかりません。(こちらがこわかったのでしょうか・・・)よく見ると毛がたくさん抜けていて、シワシワの地肌が見えました。

そして午後2時半頃、集落の人から「タヌキがいる」と電話がかかってきました。もう1人のスタッフが行ってみると、先ほどのタヌキが、今度は民家の玄関先にうずくまっていたそうです。

本来夜行性のタヌキ。昼間集落の中に現れたこのタヌキは、どこへ行こうとしているのでしょうか。

すごい雪です

昨日から雪が降り続けています。

一晩で車もすっぽり雪に埋まってしまいました。
一晩で車もすっぽり雪に埋まってしまいました。

 

全国でも何カ所か、一度にたくさんの雪が降っているようですが、こちら栃窪でもずっと雪が降り続けています。
昨日の晩、除雪したはずの道路にもひざ丈まで雪が積もっていました。

今朝は、一晩動かさなかった車が雪で埋まってしまいました。集落のあちらこちらで、重機や除雪機が大活躍した1日でした。

 

スタッフの出勤風景です。
スタッフの出勤風景です。