「南魚沼」タグアーカイブ

今年もやります:田んぼのイロハ

遠くに雪が残る山々をみながら、田植えをしました。

 コシヒカリの本場、新潟県南魚沼市で有機無農薬天日乾燥という伝統的な稲作を学びます。
 命あふれる無農薬田んぼでカエルやトンボに触れながら、地域の持つ豊かさを体感しませんか?
 田植えから収穫祭までの全4回。1回ごとの参加も可能です。学生、家族連れ、海外からのみなさんなど、どなたでも大歓迎です!

【スケジュール】
 田植え 5月26日(土)~ 27日(日)
 田の草取りとあぜの草刈り 6月2日(土)~ 3日(日)=満員御礼
 稲刈り 9月29日(土)~ 9月30日(日)
 収穫祭 11月3日(祝)~ 4日(日)

 いずれも1日目の昼過ぎに現地集合、2日目の夕方3時頃現地解散です。実地作業、座学、集落の自然や生活を知る散策、集落のみなさんとの懇親会などを予定しています。

【参加費】10,000円(プログラム費、2日目昼食、保険料)学生半額、エコプラス会員2割引。小学生以下の子どもさんは保険料、昼食の実費のみいただきます。栃窪の集落営農組織「パノラマ農産」の棚田オーナーは、参加費実費のみ。
【場所】新潟県南魚沼市栃窪集落
 集合・解散時間に合わせて最寄りのJR上越線塩沢駅まで送迎いたします。
【宿泊】地元の温泉民宿 7,500 円(1泊2食、温泉付き、男女別相部屋)
【特典】秋に収穫したコメをおひとり2kg贈呈。

<<田んぼのイロハ田植え編への申し込み書>>

DAY 8) Coming back with big smiles from homestay ホームステイ後、笑顔で再会

Discussion reflecting the days in Japan started
  After the Yapese students gathered with their host families in the morning 18th March, they had a social gathering. We saw their big smiles in the pictures during homestay, so that we could immediately find they had a wonderful time. Also, Yapese students gave a presentation and introduced about Yap, and their host families listened carefully.
 来日8日目の3月18日。朝10時に集合し、ホストファミリーの皆さんと一緒にお別れ会をしました。ステイ中に撮影された写真はどれも笑顔に溢れていて、各々素晴らしい経験をしたということが一目で伝わってくるものばかりでした。子供達によるヤップの紹介も行われ、ホストファミリーの皆さんも真剣に聞き入ってくださいました。

Discussion continued, ふり返りの議論が続きます
After that, they enjoyed making ice-cream by making good use of snow, and playing with snow. Then, they had a reflection session about these days, and shared their findings and thoughts from their own perspectives.
 お別れ会が終わり雪遊びやアイスクリーム作りを楽しんだ後は、これまで8日間で学んできたことの振り返り。新潟と東京を比較して気づいたことや、全体を通して学んだことについて、各々の観点から、様々な意見が出ました。

For dinner, they ate more than the first day. We kept laughing during dinner and seemed to get to know well each other through these eight days.夕食では初日より食べる量が増えていたり、笑いが絶えなかったり、8日間もの間一緒に過ごしてきたことを実感しました。

Reported by SHINOHARA Ayumi and OZAKI Yuka

DAY 6) Sharing Traditional Culture and Wisdom 南魚沼で日本の伝統と文化に触れる

Visit Elementary School, 薮神小学校を訪問
In the morning, the Yapese students visited Yabukami primary school and learned Japanese traditional games and calligraphy from the school children. The Yapese students had an opportunity to give a presentation about Yap to the students and enjoyed school lunch for the first time.

 朝食後、薮神小学校へ出発。ヤップの中高生は、小学生から日本の伝統的な遊びや書道を教えてもらいました。ヤップの中高生も小学生の前でヤップについてのプレゼンテーションを行いました。昨晩、夜中までプレゼンテーションの準備をしていたヤップの中高生。ヤップの伝統文化や習慣、行事や暮らしなどについて、素晴らしい発表をしてくれました。昼食は小学生と一緒に、日本の給食をいただきました。

Making coconut rope ココナツの繊維で作るロープづくりを紹介
In the afternoon, the Yapese students experienced Japanese traditional rope making and handicrafts with straws. Since Yap has similar tradition to make ropes, they did well. They had opportunities to introduce Yapese culture such as making ropes with the fiber of coconuts, as well as splitting coconuts.
After the fruitful day, the Yapese students left for another homestay in Niigata.

 午後は隣にある薮神地域コミュニティセンターへ移動し、わらを使った縄と工芸品作りを体験しました。
 ヤップでは、ココナツやハイビスカスの木の繊維を使って、なわを作る伝統があります。そのため、苦戦する日本人大学生らを横目に、きれいななわを編んでいました。

 またココナツの繊維を使ったなわ作りの様子を見せてくれました。その後、わらを使って、花瓶とコースターを作りました。ヤップの中高生は、創造性が豊かで、そのデザインは、講師の皆さんが驚くほどの出来栄えでした。
 最後に、講師やホストファミリーの方に、ヤップから持ってきたココナツの実を割って、そのジュースを楽しんでいただきました。すっかり暗くなった午後6時すぎ、みんなは南魚沼での2泊のホームステイへ向かいました。

Day 5) Move to the snow country 初めての雪にびっくり

Snow in Minami-Uonuma. 大きな雪が迎えてくれた。
After farewell to the host family, We left Tokyo to Niigata. We shared the precious memory of a fun homestay and the feeling of expectation for the first snow in the bus.

After the Kanetsu tunnel, the snowy landscape showed up.The beautiful scenery took our breath away.
In Niigata, the local high school students came to meet us. We shared our own culture and the problems what we have each other.

 日本訪問の第5日目の3月15日、ヤップ島からの中高生たちは、首都圏でのホームステイから戻って、まだ雪が残る南魚沼に移動しました。

 楽しい時間を過ごしたホストファミリーとお別れをし、いよいよ新潟へ。楽しいホームステイの思い出と初めての雪への期待からバスの中は賑やかで笑顔が絶えませんでした。関越トンネルを抜けて広がる銀世界に彼らの歓声が驚き、息をのみ雪景色に魅入っている様子は印象的でした。

 新潟では、図書館の見学をし、地元の高校生とお互いの地域の紹介や抱えている問題の共有をしました。夕方には早速雪の中を散策。雪を投げ合ったり、雪解け水を飲んだりし、雪を存分に楽しんでいました。

Snow lantern. 雪灯籠で楽しむ。
In the evening we walked around the snow. We enjoyed the snow by throwing the snow balls each other and drinking the water from the melting snow.For dinner we ate local cuisines and self-made miso-soup and rice, After the dinner, we went out again and tried to make snow-candles. All of us made our original snow candles.

 夕方には、スキー場のそばにある施設に到着。地元の料理と自分たちで作ったお味噌汁とお米をいただきました。夕食後には再び外に出て雪灯籠作りにチャレンジ。それぞれ思い思いの雪灯籠を作りました。

Reported by OHNISHI Mao, NAOI Saki

絶景の棚田での稲刈り、最高の時間を共有しました。

地元の笛木晶さんの指導で、稲刈り開始。

 エコプラスが新潟県南魚沼市で展開する「休日農業講座」田んぼのイロハの稲刈り編が、9月30日、10月1日の週末、同市栃窪地区で開かれました。両日とも好天に恵まれ、黄金色に輝く田んぼで、カマを使って刈り取り、天日干しのためにはざにかけました。無農薬栽培の田んぼには、バッタやクモなどさまざまな生きものがあふれ、手を休めるとはるかかなたには2,000m級の山々がそびえ立ち、そこに月がかかるという見事な光景に参加者は見とれていました。

 稲刈りに参加したのは、首都圏の大学生15人のほか、栃窪集落の「棚田オーナー」になっている家族連れや社会人など計23人。
 今年は、8月以降、雨と低温が続いたために、稲の実りが遅く、周辺の田んぼもやっと稲刈りが始まった状況。天日干しの場合は、刈った後のはざかけの間に、茎や葉っぱの部分からの栄養がさらに穂に移って稲が熟すといわれており、この日の刈り取りとなりました。

この稲を束ねる作業が難しい。何度やってもすぐにばらけてしまう。
 田んぼを管理してきた地元栃窪パノラマ農産の社長笛木晶さんから、刈り取り方法の指導を受けました。ノコギリ状の刃が付いた専用のカマで刈った稲を10束づつワラで縛りながら、作業を進めます。このワラで束ねる部分が難しく、束ねようとして全部がばらけて地面に散乱するなど、大騒ぎに。「あきらさーん」と助けを求める声が、あちこちから上がりました。

初日、はざかけ終了。午後6時。月が輝く見事な夕暮れでした。
 刈った後は、4段の金属製の「はざ」に稲束をかけていきます。
 初日は、束ね作業に手間取り、最後の束がかかったのは日がとっぷり暮れた午後6時。光り輝く月に見守られて、田んぼを後にしました。

 2日目は、午前9時から。2日目とあって作業も一気に進み、昼までに8割方の刈り取りを終えました。
 昼食は、道路脇の木陰でのおにぎりと汁。おなかを空かせた若者たちは、競って鍋の汁をお代わりしていました。

木陰での農業講座
 この木陰を使って、食後に笛木晶さんから、稲作の昨今を説明してもらいました。高齢化が進む集落で、耕作することが出来なくなった高齢者のお宅の田んぼを引き受けようと、パノラマ農産という集落営農組織を12年前に設立して、がんばってきたが、経営としてはなかなか大変であること。普通のおコメの栽培には多くの農薬が使われているが、できるだけ安全に、健康にということで、農薬を減らし、一部では無農薬田んぼもやってきたこと、などを話してくれました。
 晶さんの「できるだけ混じり物の少ないものを食べるようにするのが一番」という言葉には、多くの参加者が納得している様子でした。

 次回は、11月3、4日の収穫祭編です。

締切間近です、田んぼのイロハ稲刈り編

栃窪の棚田の稲は、台風に倒れる事もなく見事な穂が揺れています。
いよいよ、田んぼのイロハもクライマックスの稲刈りが近づいてきました。田植えと草刈り直後からすでにお申し込みが相次いでおり、残席はわずかです。収穫祭の参加申込も、いまからどうぞ。

【スケジュール】
 稲刈り 9月30日(土)~ 10月1日(日)
 収穫祭 11月3日(祝)~ 4日(土)

 いずれも1日目の昼過ぎに現地集合、2日目の夕方3時頃現地解散です。実地作業、座学、集落の自然や生活を知る散策、集落のみなさんとの懇親会などを予定しています。

【参加費】10,000円(プログラム費、2日目昼食、保険料)学生半額、エコプラス会員2割引。小学生以下の子どもさんは保険料、昼食の実費のみいただきます。栃窪の集落営農組織「パノラマ農産」の棚田オーナーは、参加費実費のみ。
【場所】新潟県南魚沼市栃窪集落
    集合・解散時間に合わせて最寄りのJR上越線塩沢駅まで送迎いたします。
【宿泊】地元の温泉民宿 7,500 円(1泊2食、温泉付き、男女別相部屋)
【特典】秋に収穫したコメをおひとり2kg贈呈。
【申込】以下からどうぞ。先着順です。定員間近のため、お申し込みをいただいても、参加いただけない場合があります。ご了承下さい。

    <<田んぼのイロハへの申し込み書>>

さわやかな山里で夏のキッズキャンプ!8月8−10日

山からの冷たい水の中で大はしゃぎ
 エコプラス恒例の夏のキャンプを、新潟県南魚沼市清水集落を舞台に開催します。標高600m、涼しい風が吹き渡る山里を舞台に、野外での暮らしを組み立て、自然にふれあい、満天の星空に出会います。

【趣旨】シンプルな暮らしと自然の中での活動を通して、自然と近づく。仲間と協力する。自ら考えて工夫し行動する経験を積む。
【日時】8月8日(火)から10日(木)の2泊3日
【場所】新潟県南魚沼市清水地区
【集合】(現地)8日午前11時半予定、(東京駅)午前8時半
【解散】(現地)10日午後3時予定  (東京駅)午後5時すぎ
  東京駅と現地の間はボランティアスタッフが同行します。
【参加費】1万8千円(1日目の夕食から6食、プログラム費、保険などを含む。現地までの交通費は別途)
【対象】小学5年生から中学生まで
【指導】エコプラス代表理事高野孝子(凍結した北極海横断、アマゾン川下りなど世界各地の自然の中で活動。早稲田大学教授)
【内容】テントまたはタープ下での寝袋泊、野外調理。自然ゲーム、沢歩き、アートづくり、星空散歩

申し込み

以下の項目を記入して、送信して下さい。事務局から折り返し健康調査票などを送らせていただきます。

緑鮮やかな山々を望みながら、田植えを楽しみました

雪が残る山々を見渡す棚田で、田植えをする。

 休日農業講座「田んぼのイロハ」の田植え編が、2017年5月20−21日の週末、新潟県南魚沼市栃窪集落で、首都圏からの学生や親子連れなど21人が参加して開かれました。夏を思わせる日差しの中、はだしで田んぼに入り、苗を一つづつ植えていきました。集落にはウグイスなどの小鳥たちの声が響き、食卓には採れたての山菜が次々と登場。季節を堪能する週末でした。

 今年の田植えでは、新しい試みをしたいと、集落営農組織「とちくぼパノラマ農産」の笛木晶さんが大きな道具を紹介してくれました。過去10年間の田んぼのイロハでは、6角形の枠を転がして田んぼに印を付けてきたのですが、今年は大きなクマデのような道具が出てきました。横に長い棒に10本のツメが出ています。間隔は1尺1寸(33センチ)。いつもの30センチ間隔より広くなりました。「除草作業が楽になると思うので、やってみようと」と晶さん。

1尺1寸(33センチ)幅の定規。

 応援にかけつけた集落の笛木良一さんが、縦方向に定規で線を引き、エコプラスの大前がもう一本の定規で横方法に線を引くと、33センチ角のマス目が出来。その線の交わる場所に、苗を植えていきました。

 遠くには、巻機山(1967m)や八海山(1778m)が見えます。山頂近くの沢にはまだ多くの雪が残り、ふもとは鮮やかな緑色。棚田が連続するイロハ田んぼ周辺は、タカの仲間のサシバが悠々と舞い、小鳥たちが鳴いています。車などの音もまったくないので、参加者同士も田んぼのあっちとこっちで話を交わしながら、田植えを進めました。

 例年よりわずか1割広げただけですが、1坪(3.3平方m)当たり30株しか植えないこともあって、作業はどんどん進み。休憩をはさんで2時間ほどで、およそ1反4畝(1,400平方m)の田植えを終えました。

木陰での軽トラ食堂。吹き抜ける風がさわやかでした。

 昼食は、田んぼの脇にある木陰で、軽トラで運ばれてきたおにぎり。ネマガリタケや山ウドなどが入った汁、山ウドのきんぴら、ワラビのおひたし、キュウリとニンジンのかす漬けなど、地域ならではの料理も並んで、さわやかな風に吹かれてゆっくりした時間を過ごしました。

 田植えに先立って、20日には集落散策をしたり、稲づくりの座学をしたり、夜には地面に寝転がっての星空観察をしたりと、山里の暮らしを五感で体験しました。散策時には、上杉謙信が関東出兵の際に軍馬とともに行き来した「古道」も探索。林の中の古道の一部には雪が残っていて、その上を歩きながら空を覆う明るい新緑を見上げるというぜいたくな時間を持つこともできました。

スライドショーには JavaScript が必要です。

 参加者の多くは、自然との関係の素晴らしさや農山村の厳しい現状を肌で感じたという感想を多く残してくれました。
大学進学の前の1年を使って、英国から日本にボランティア活動で来ていた若者の一人は、「こうやって日本人は日本の文化を覚える。私は英国に戻ったら英国の農場でボランティアをしてみたい」とコメントしてくれました。

 イロハ田んぼは、無農薬栽培なので、これから稲が生長する8月までの間に、3回は手作業での除草作業が必要です。6月には田んぼのイロハの除草編が実施されます。

「私の田んぼ」を南魚沼に持ちませんかー棚田オーナー2017募集

 ギフチョウが舞う素晴らしい環境に包まれた山里の棚田で、環境に配慮したコメづくりを応援する「棚田オーナー」を今年も募集します。無農薬、有機、天日乾燥という伝統的な田んぼのオーナー。豊かな生態系を守り、小さな集落を支え、最高級の塩沢コシヒカリを味わっていただきます。

 自分たちの最大の財産は、豊かな環境だ、と気付いた南魚沼市栃窪集落のみなさん。過疎高齢化に直面しながら山間集落の存続を図っています。都会のみなさんに、安全、安心のコメづくりを通じて、日々の食や暮らしを見直す機会を提供し、新たな形の都市と農村のつながりを育みたいと考えています。

見事に実ったオーナー田んぼ(16年10月18日撮影)
絶景の棚田での田植え作業。オーナーのみなさんにも参加いただけます(16年5月22日撮影)
 秋には市場にはまず出回ることがない最高級のお米をお届けします。オーナーには、今期4回開催予定の、休日農業講座「田んぼのイロハ」(各回の参加費1万円)が無料に。

【募集単位と金額】
 100平方メートル(1畝=いっせ)分、年額5万円。グループや学校、保育園などの団体での申込も可能です。

【内容】
 用意した絶景棚田のオーナーになって頂きます。稲の栽培は地元の集落営農組織「とちくぼパノラマ農産」が担当します。オーナーのみなさまはいつでも農作業に参加していただけます。収穫した新米を一口あたり玄米30kg相当(白米で約27kg)お送りします。

【特典】
・田んぼにお名前を表示します。田んぼ作業への参加がいつでも可能です。
・田んぼの様子についてメールでお知らせします。
・収穫した新米を玄米30kg(売価約38,000円)相当をお送りします。
・休日農業講座「田んぼのイロハ」への参加費1名分が無料。伝統的なコメづくりのノウハウを教わることができます。

【栽培方法】完全有機・無農薬・天日乾燥。
農薬は発芽前、育苗期を含め一切使用しません。新潟県の一般的な農家では田植え後も含めて18〜20成分の農薬を使っており、9~10成分で育てたコメは「5割減農薬米」と表示されます。パノラマオーナー米は「完全無農薬」のおコメです。

【プチオーナー】
年額1万円のプチオーナーも募集しています。
参加費年額1万円、田んぼにお名前を表示します。いつでも農作業に参加可能。田んぼの様子についてメールでお知らせします。秋に収穫した新米5kg(売価6,300円)相当をお送りします。「田んぼのイロハ」講座の参加費が2割引になります
【主催】有限会社とちくぼパノラマ農産
【運営】NPO法人エコプラスTAPPO南魚沼やまとくらしの学校:tappo@ecoplus.jp

【申込】

まぶしい光の中で雪をたっぷり楽しみました

晴天の元、豪快に滑り降りた斜面
 雪国の山里を舞台に雪を楽しむプログラムが、2017年3月28日から新潟県南魚沼市清水集落を舞台に繰り広げられました。小学生を対象にした2泊3日の合宿組と、小学生5年生から中学生を対象にした3泊4日のキャンプ組の双方に、計20人が参加。青空のもとで、2mもある雪で楽しみました。

 小学1、2年生を含む合宿組は、ほとんどの時間を雪遊びに使いました。

自分で作ったジャンプ台。ソリは見事に宙に浮きました。
 滞在させていただいた地元の公民館のすぐ裏の斜面を舞台に、遊びました。ソリで滑り降るだけではもの足らず、ジャンプ台を作ったり、雪合戦をしながら、きれいな雪を丸めて口に入れて水分補給をしたりと、自由自在に遊んでいました。
 約200m向こうの斜面にはニホンカモシカの親子連れと思われる3頭が登場し、双眼鏡や単眼鏡で観察する場面もありました。
 食事も自分たちで作り、片づけも、一緒に眠るという共同生活。小学1年生3人、2年生2人を含む11人は、ほとんどが包丁を使うのも初めて。とり鍋やけんちん汁にも挑戦しました。

雪の上で火を起こす。なかなか難しい。
 キャンプ組は、雪の上でのテント生活。トイレも雪に中に作り、雪でお尻をふく徹底した「雪ざんまい」暮らしでした。火をおこすのも雪の上。ペール缶などに通気孔を開けた道具を使い、木を燃やします。かまど全体が、自分の熱で雪の中に沈んでしまうので、下に、土台の太い木を置くのですが、バランスが悪いと、どんどん傾いてしまいます。2日目の朝食時にはうどんの鍋がひっくり返る時間も発生。「冷やしうどん」になりました。

 キャンプ組のハイライトは、豪快尻滑り。1時間半ほど雪の上をかんじきで歩き、標高900m近い山の稜線にまで上りました。そこから一気に尻滑り。高低差7−80mを一気に下ります。地元の山岳救助隊長を長年努めた小野塚高一さんに安全なコースを設定していただきました。当初は、こんな急斜面上れないと言っていた子どもたちも、滑り降りる豪快さを体験すると、何度も上っては滑り降りて楽しんでいました。

 天候に恵まれたため、はるか彼方まで白い山々が連続する光景が見られ、休憩時間には「すごい光景だなあ」とみんなで見とれました。

 合宿組もキャンプ組も、それぞれ雪をとことん楽しんだようで、「自分について分ったこと」として「そりのジャンプ台を完成させた」「寒さに強い」などをアンケートで上げていました。
 学んだこととしては「共同生活では仲間を思いやることが大切だと分った」「キャンプから家に戻っても、ゴミをできるだけ減らす工夫をしたい」などが上げられました。