「地域に根ざした学び」タグアーカイブ

民主主義を日々積み重ねよう!“Practice Democracy Everyday”

 1月21日の国際シンポジウムでの、ブロンウィン・ヘイワードさんの発言要旨です。やっと整理が出来たので掲載します。

シチズンシップ(市民の役割)
 日本やニュージーランドでは高齢化が大変深刻な問題になっています。しかし、世界人口の半分は25歳以下で、都市で育っています。どうやってこの若者たちに、市民としての役割を考えるように手助けできるか。それが私の関心事です。

若者が直面する4つの課題
①危機的な環境の変化
 2011年にニュージーランドのクライストチャーチで大きな地震が起きました。福島がそれに続き、大きな被害を出しました。自然のもつ急激な変動と、ゆっくりした変動の双方が、これからの世代を襲うことでしょう。実際にその悲劇に直面するのは、孫や子どもということになるでしょう。

②地域の弱体化
 企業が、有利な税制や雇用を求めて地球規模で簡単に移動する時代。その企業をどう引き止めようかと自治体や国々が苦悩しています。企業と地域社会の関係をどう築くか。グローバルな経済と地域の民主主義との関係の維持は、より難しくなろうとしています。

③社会的格差の拡大
 多くの国々での課題となっています。過去30年、ニュージーランドでの貧富の格差は,スウェーデンに次いで世界ではもっとも大きく広がってしまいました。
 人々は、不平等ということについて敏感になっています。

④不安定な雇用
 若者の仕事がない、あるいは不安定な雇用状況が広がっています。ユニセフと世界銀行による調査では、例えばチュニジアという国でいま13歳の若者が、今後10年の間に職に就けるかどうかは、この先10年の間、毎年650万の新しい職が生み出され続けなければならないということでした。私たちの社会、経済、そして環境は、どうやってそれを実現できるでしょうか。

 私たちは考え方を変え、世界的な視野から考えないといけなくなっているのです。同時に、私たちの世代が作り出した世界的な課題に対して若い世代が取り組むのを、どう支えることが出来るのか。高度につながりあい、都市化されデジタル化された世界の中で、市民になるということはどういうことなのか、その若い市民たちがつながりあうことをどう支援するかを考えねばなりません。

ヘイワードさんのSEEDSモデルのスライド

SEEDSモデル
 私は、シチズンシップや、ある場所に存在し,所属し、関わるということを考える「SEEDSモデル」を提案しています。

Social Agency(協働意識)
 個人として権威から離れ、自ら思い描くことが出来る。行動することが出来る。それが西洋における啓蒙思想にもつながっていく、個人が考え,行動するという世界です。問題点の一つは、最後には「私がこの国を再び偉大にする」というような権威主義的なリーダーに行き着いてしまうということです。
 私が推し進めたいのは、個人としてのAgency(行動意識)ではなく、社会的な行動意識です。いかに他の人々との連帯の中で、コミュニティの中で尊敬しあいながら、つながりあって行動できるか。ということです。難しいことです。みんな違っているからです。
 この例の一つです。私が住むクライストチャーチでは、2011年2月の大地震の後、学生たちはフェイスブックで仲間を募って町の片づけ作業を始めたのです。6月に二度目の大きな地震が起こった時には2万4千人が組織されていました。大きな変化のためにともに汗を流し,行動したのです。

Environmental Education(環境教育)
 単に気候変動や、水の循環や土壌の科学などについて知るだけでは十分ではないのです。その土地の物語を聞き,その場の歴史を知り、そこで友達と仲良くなり,その場をもっと理解し、そこで遊ぶことに自信を持ち、その場が好きになり,その一部になっていると感じることが必要なのです。
 ニュージーランドの先住民マオリには、スランガワエワエ(turangawaewae)という素敵な言葉があります。私が立つ場所という意味です。この土地を、そこにいる人々を、その歴史を、その自然環境を理解しており、自信を持っているということなのです。

Embedded Justice(場の正義)
 経済学者のアマルティア・センがいうところの正義です。人々の声に耳を傾け、その状況をしっかりと理解し、解決のための正しい道筋を考え、決断することを支援するということです。
 私たちはこれまでの歴史を背負い、過去のいくつもの戦争を経て、多くの犠牲があり、自分たちが考える正義があり、思い込みもあり、恐怖や愛、希望を持っています。その中で、どう正しい判断をしていくのかということを、子どもだけでなく大人に学んでもらうことが必要です。
 困難な時代には、社会を操作することはたやすいことです。だれか特別な人たちに、不正義や不公平さを押し付ければいいのです。壁を作れとか、あの島を孤立させてしまえとかいうのです。彼らが悪い、と。
 環境問題でも、問題を生み出した長い歴史を省みることなく公正な決断をするということはできないのが、実際なのです。この産業化の恩恵を受けてこなかった人々のことを考えないでいいのでしょうか。資源の配分、温暖化ガスの排出枠。

Decentered Democracy(あちこちにある民主主義)
 哲学者のアイリス・ヤングが語った民主主義の非中央化ということを考えなければならないと思います。ニューヨークでウォールストリートを占拠する抗議活動が世界に広がったのがその例です。自分の住む街で、あなたの街で、だれかの街で、どのように会話をするのか。個別の課題ではあっても、それはつながりあっているということです。たとえば今日、世界165カ国で女性たちが権威主義のトランプ大統領に対する講義活動をしています。それぞれの場所で、共有する課題について議論する。それが非中央化された民主主義です。

 3年か4年か5年かに1回だけ投票する民主主義とは違って、日々判断を積み重ねるということなのです。世界各地の思慮深い、排他的でない会話をつなげる民主主義なのです。自分の声が届いていると感じてもらえるように進める。どのように他人の意見を聞くかということにもっと力を注ぐ必要があると思います。
 思いやりをもって地域の会話を聞き、それをつなぐということをどう教え、考えるかは、とても大事なことになってきていると思います。

Self-transcendence(自己超越)
 西洋では個人主義が強調されます。しかし私は、子どもたちはこういう課題を前にして決してひとりでいるのではない、かれらはもっと大きな社会の一部である、そう理解してもらうために、どうすればいいかと考えています。自己超越という概念です。今の自分を超えるより大きなものとの一体感のことです。宗教やあるいは神秘的な体験、自然との一体感、地域や家族、種族との連帯感、長い歴史の一部であると感じることを通して実現されるものです。若者たちが、自分自身の枠をはるかに超えて、何かより大きなものに支えられている、時間と空間と歴史の一部になっている、いまは無くなってしまった昔からの何者かの一部であり、これから登場してくる未来世代の一部であると感じることなのです。

エコロジカルシチズンシップ
 市民の役割、シチズンシップというものをもっと幅広く、毎日の暮らしを考えるものとして再定義する必要があると思います。エコロジカルシチズンシップ(生態系に配慮した市民の役割)と呼びたいと思います。私たちを取り巻くさまざまな要素、そして生態系に気を配るということです。
 これは、トランプ大統領の登場や英国のEU離脱という流れに対する即効薬ではありません。しかし長い時間をかけた、小さなことの積み重ねが大事なのだと思います。毎日の暮らしの中で民主主義の修練をどう積み重ねていくか、なのです。

「幸せ」とは何か、を石貨の島に探す・・・ヤップ島プログラム2017参加者募集

メンズハウスと宇賀神さんたち
 8月下旬の約2週間、高校生から大学生前後の若者たちを対象に、ミクロネシア連邦ヤップ島で、自然と深くつながった暮らしにお邪魔させてもらいます。人と自然、人と人、人と社会のつながりやかかわり方について考え、本当の豊かさを見つめ直すプログラム。
 スマホを置いて、旅に出ましょう!
 スイッチひとつで明かりがつき、指先だけで人とつきあう日々。そこからは見えない世界が広がります。
 自分の手で燃料を集め、乾かし、火を付け、調理し、目の前の人と真正面から向き合う。ひととしての基本に立ち返り、改めて生きる意味を感じ、考えます。

*プログラム概要
【日程】8月下旬の2週間程度(8月15日から27日を想定)
【対象】15~22歳程度の健康な男女。身体の障害、国籍は不問。新しいことに取り組み、自分の可能性にチャレンジする意欲を持つ人。
【参加費】26万円程度(渡航運賃、滞在費など。事前準備、個人装備、空港までの旅費、保険料を除く)
【定員】:12名程度(定員に達し次第締め切りとさせていただきます)
【プログラムの流れ】
 ・説明会 随時、エコプラス東京事務所(大阪、名古屋でも開催予定)
 ・顔見せ会 5月末…メンバーの顔合わせと準備などを説明します。
 ・事前キャンプ 6月初旬…神奈川県丹沢でヤップでの生活をイメージしながら1泊2日のキャンプを行います。
 ・ヤップ島へ出発!
 ・報告書の作成(9月)と報告会(11月頃)

【申し込み、問い合わせ】
 特定非営利活動法人ECOPLUS info@ecoclub.org
 03-5294-1441  03-5294-1442(fax)
 問い合わせをいただければ、これまでの報告書などをお送りします。

ヤップ島プログラム2017仮申込書

「どういう場所で、どう生きるべきか」・・国際シンポジウム無事に終わりました

最後にみんなで壇上に

21日、22日と続いた国際シンポジウムを無事に終えました。21日は100人近く、22日も約60人に来ていただきました。

特別ゲストのブロンウィン・ヘイワードさんの、子どもと民主主義と教育の基調講演は、政治の角度から、私たちの生き方を問う、穏やかでかつ刺激的な内容でした。

ブロンウィン・ヘイワードさんの基調講演

「Practice Democracy Everyday(毎日が民主主義)」「Make Decision Everyday(毎日の暮らし一つひとつを自分で選ぶ)」という言葉は、日々、自分が、仲間たちと一緒に社会を作って行こうという強いメッセージでした。

カール・ベンクスさんは、「よみがえる古民家」という講演で、浮世絵などに強い関心を持っていた父親の影響で柔道や空手を始め、来日した後は、映画若大将シリーズで、 加山雄三の相手役として柔道で投げられる役をしたエピソードで会場を驚かせました。

カール・ベンクスさんの基調講演

日本の古民家で使われている木を組み合わせる技巧など、日本の木造建築の持つ素晴らしさを強調し、古民家を次々に壊して、工場で出来た安価な住宅に置き換えているのは、「宝石を砂利に置き換えているようなものだ」と、日本という場が育んだ文化が、グローバリゼーションの経済合理性の中で一気に消えようとしていることを嘆きました。

写真家の桃井和馬さんは、インド北東部のラダックを題材に、いかに伝統文化がグローバル化の中で、崩れていくか。残る文化と残らない文化について、美しい写真とともに語りました。

21日の午後の後半からは分科会、22日は、壇上と会場全体での討論が展開されました。昼食には、参加者の一人が地域おこしとして開発しているみかんの皮の天然酵母を使ったパンと、地元のジビエであるイノシシを使ったリエットのサンドイッチを提供。このサンドイッチを囲んで、ランチミーティングが開かれ、それぞれが、地域とグローバリゼーションについて意見を交わしました。

おりしも、米国では「Make America Great Again」のトランプ大統領が就任。英国のEU離脱、各国での保護主義への回帰などの中で、いかに世界のほかの人々とつながりつつ、身近なコミュニティの中での学びを深めていくかの議論が続きました。子育て、地域おこし、環境教育、持続可能性教育、野外教育、国際化などの様々な分野の人々が集まり、「豊かさとは何か」「どういう場所で、どう生きるべきか」などを真剣に考えた2日間でした。

これから詳細な報告を作成します。

来場いただいたみなさま、ご支援、ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

ルム村で温かく迎えていただきましたーーヤップ島プログラム2016

フェアウェル後の集合写真
フェアウェル後の集合写真

ヤップ島プログラム2016は、11人の参加者とともに、2016年8月16日から28日までの現地11泊12日の日程で行われました。

 

滞在させていただいたのはヤップ島中部のルム村。2005、07、12年に引き続く4回目の滞在で、今回も変わらぬ温かな人々の出迎えを受けました。

17日未明に到着したヤップ島は、激しい雨が打ちつける嵐。入国審査を待つ列にも横なぐりの雨が降り注ぎ、眠気も吹き飛びました。

ヤップ島では、3月ごろから雨がまったく降らない干ばつ状態となり大規模な山火事まで発生していたそうです。7月末ごろからは一転して悪天候の連続となり、ルム村では数週間にわたって漁に出られていないという住民もいました。

このため、ルム村に入ってのちも、魚の差し入れはしばらくなし。「魚がなくて本当に申し訳ない。せめてこれでも食べてくれ」と、大きなカニの差し入れをもらいました。甲羅が大人のゲンコツほどもある陸ガニ。夜のカニ取りにも誘ってもらいました。

「Sustainability」をど真ん中に掲げるスコットランドの試み

エコプラスが連続して展開してきている地域に根ざした学びに関して、エジンバラ大学のピート・ヒギンズ教授を囲むフォーラムが、2014年11月13日、東京の早稲田大学で開かれ、スコットランドでの持続可能な社会づくりへの包括的な取り組みが参加者に衝撃を与えました。

 

このフォーラムは、来年1月11−12日に予定している国際フォーラム「ESDと『場の教育』」の前段企画として実施されました。

教育についての理論と具体的な政策について分かりやすくヒギンズ教授が話してくれました。
教育についての理論と具体的な政策について分かりやすくヒギンズ教授が話してくれました。

ヒギンズさんは、当初は名古屋でのユネスコ会合に参加予定でしたが、ご家族の不幸で日程がずれ、岡山での教師教育の国際会議に参加する前に東京に立ち寄って、フォーラムに参加してもらいました。

ヒギンズさんは、スコットランド政府が進める持続可能性に向けた教育(Learning for Sustainability)の枠組み策定に深くかかわった経験をもとに、現在進められている多彩な取り組みについて説明をしてくれました。

まずスコットランドでは、この5年間に教室の外での学びを重視する流れが出てきていて、小学校などの幼少期にカリキュラム全体に野外での学びが取り入れられ、地域やそれぞれの場所とのつながりも大切にされるようになってきていることが報告されました。

その上で、スコットランド自治政府が、持続可能性(Sustainability)を大きな目標に掲げ、2020年までにすべてのエネルギーを風力や潮力などの再生可能なエネルギーに転換すると決定。いまのままの資源の消費スピードでは地球がいくつあっても足らないと、「一つの地球を目指す学校(One Planet Schools)」が教育のゴールに設定されました。

この中で、自治政府の教育・科学・国語大臣のもとに諮問委員会が設けられ、ヒギンズさんが座長として2012年に報告書を提出。13年には31の要望事項すべてが自治政府の承認を受け、今年からその具体的な導入が始まっています。

幼稚園から大学までのすべての教員は持続可能性のための教育の講習を受け、すべての教育施設も持続可能性を考慮して設置運営されることが義務づけられました。教育だけでなく、農林水産業でも健康福祉の世界でも、地域政策でも、旅行業でも、すべての社会活動での持続可能性が中心に据えられているのだそうです。

エジンバラ大学はESDに関する中核的な役割を担う地域拠点(Regional Center of Expertise)になっていて、ヒギンズさんはその責任者でもあります。しかしヒギンズさんは「ESDという特別な新しい科目を教えるのではなくて、すべての科目に持続可能性についてのその地域における文脈を入れ込むべきなのだ」と強調していました。

学生から研究者、実践者、大使館関係者など多彩な人々が集まりました。
学生から研究者、実践者、大使館関係者など多彩な人々が集まりました。

参加したミクロネシア連邦大使館の職員は、「私たちの国ではアルファベットを習う時に見たこともないワニ(Alligator)のA、くま(Bear)のBと習います。自分の食べる伝統的な野菜の栽培方法も知らない世代が広がっているのです」とコメントするなど、活発な議論が展開されました。

 

地域に根ざした環境教育(PBE)の本が完成!

「PBE 地域に根ざした教育」が出版されました。エコプラスが長年取り組んできた、地域に根ざした学びについて、日本と世界各地での実践と理論をたっぷり収録してあります。

 

エコプラスが長く取り組んできた「地域に根ざした学び」について、これまでの議論をまとめた本が、ついに完成しました。

1031-l「Place-Based Education 地域に根ざした教育 持続可能な社会づくりへの試み」。A5判220ページ、海象社刊。1,800円(税込み1,944円)です。

 

「地域に根ざした」という言葉があちこちで使われるようになりました。その意味を問い直し、いま私たちのまわりにある「学び」を見つめ直す内容です。

日本を代表する自然学校の主宰者佐々木豊志さんは「学べば学ぶほどにその地域が好きになる教育」が必要だと訴え、東北で自然保護に携わってきた佐久間憲生さんが「自然保護活動とPBE」を論じ、オーストラリアのロン・トゥースさんは「物語」で地域を語ります。

ノルウェーの自然に親しむ暮らし「フリルフスリフ」やアラスカでの少数民族の文化に配慮した「Culturally Responsive Schools」などの世界の事例と知見もたくさん紹介されています。

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オーストラリアのクイーンズランド大学のピーター・レンショウ教授は「世界中の国々が、学習到達度調査(PISA)の点数を競いあうグローバルな教育環境の中で、いま必要なのはスローな教育だ」と主張しています。

持続可能な社会づくりを視野に入れた学びをテーマにした大論争が小さな一冊に押し詰まっています。

http://www.amazon.co.jp/dp/4907717415/

オンライン書店が軒並み品切れになっています。エコプラスに在庫がいくつかありますので、お急ぎの方はinfo@ecoplus.jpまでご連絡下さい。郵便振替用紙とともに送らせていただきます。送料サービスします。

Hot Discussion on PBE~Kiyosato Meeting 2013

shot from \"3-Hour Workshop\"
shot from \”3-Hour Workshop\”

November 16-18, 2013, Annual Kiyosato Meeting was held in Kiyosato, Yamanashi. Over 200 people involved in environmental education gathered at same place and ECOPLUS made presentation and workshop focus on PBE (Place-based Education) to the participants. A lot of people discussed about what is \”root in the place\”.

Novemver 16-18, 2013, Japan Environmental Education Forum(JEEF) held 27th \”KIYOSATO MEETING\” in Yamanashi Pref.
Over 200 people gathered from all across Japan and had workshops, presentations and information exchange.

ECOPLUS gave \”3-hour Workshop\”, \”10-min Presentation\” and \”Booth Exhibition\” on Place-based Education(PBE).

Individual comments about \"how to root in the place\"
Individual comments about \”how to root in the place\”

In \”10-min Presentation\” part, 27 organizations and individuals gave audience brief presentations. Mr. Mizumura from ECOPLUS introduced PBE basics and committee activities of these 3 years. Stimulating theme collected over 50 audience to the booth.

\”3-hour Workshop\” on second day gathered 33 participants. Mr. Ohmae, General Manager of ECOPLUS introduced PBE idea, world\’s trend and ECOPLUS\’s activities. After comments from Dr. Abe (Rikkyo University) and Mr. Takagi(NPO Neos), workshop moved to group discussion.

In each group, members discussed and introduced; their activities, necessity to \”rooted in place\”, relationship between cities and countrysides, why young generation goes to city after studying, citizenship and so on.

Lastly, each person filled a comment sheet, which says \”What is \”rooted in the place\”\”. Some answers are; \”notice, learn, change and continue\”, \”to have a place to die, make place to own hometown\”, \”people live in the regions take activities as their own matters\”, etc.

ECOPLUS\’s committee on PBE with 7 professionals to build \”a model of PBE\” will hold a international symposium and last session on 1st February 2014 at Rikkyo University.

「地域に根ざした環境教育」に大きな注目・・・清里ミーティングで

3時間ワークショップの様子。
3時間ワークショップの様子。

2013年11月16日から山梨県清里で開かれた清里ミーティングで、エコプラスが地域に根ざした環境教育(PBE)の発表や展示、ワークショップを行いました。環境教育に関心を持つ学生、企業人、自然学校関係者200人の集まりの中で「地域に根ざす」ことの重要性を訴え、大きな注目を集めました。

ひとりひとこと「地域に根ざすとは」
ひとりひとこと「地域に根ざすとは」

2013年11月16日から山梨県清里で開かれた清里ミーティングで、エコプラスが地域に根ざした環境教育(PBE)の発表や展示、ワークショップを行いました。環境教育に関心を持つ学生、企業人、自然学校関係者200人の集まりの中で「地域に根ざす」ことの重要性を訴え、大きな注目を集めました。

詳細
2013年11月16-18日にかけて、日本環境教育フォーラム(JEEF)が主催する清里ミーティングが山梨県北杜市清里のKEEP協会で開催されました。今年で27回目。環境教育についてのワークショップやプレゼンテーション、情報交換の場となりました。

エコプラスは「地域に根ざした環境教育(PBE)」をテーマに、発表などをしました。

初日の基調講演の後に行われた「10分間プレゼンテーション」では、27の団体や個人が5ブースを舞台に10分ずつ同時並行で発表をしました。エコプラスからはスタッフの水村賢治さんが、過去3年間,専門家のみなさんと取り組んできた研究会の概要を報告。ブースには50人以上の一番大きな人だかりが出来注目を浴びました。

2日目の午前中に行われた「3時間ワークショップ」では、10あるワークショップの中で最大の33人に参加していただきました。。最初にエコプラスの大前純一事務局長がスライドを使ってPBEの概念、世界の潮流、エコプラスが主催する研究会について説明した後、阿部治立教大教授の説明と高木晴光ねおす理事長の事例紹介が行われ、グループ討論に移りました。

各グループでは、日本各地の事例紹介や、環境教育が地域に根ざす必要性について、都市と田舎の関係について、なぜ若者は学べば学ぶほど都会に出ていくのか、PBEと学校教育の関係について、地域愛と市民参加について、など多岐にわたって熱心に議論が進みました。
最後に「地域に根ざすとは…」というコメントシートに記入してもらい、さまざまなアイデアが示されました。
「気付き、知り、変わり、続けること」「墓場をもつこと、自分の田舎にすること」という根本的なことから、「元からある地域の資源を行政・市民・学校など関係なく協力して活用する」「地域の方が他人事でなく自分事として捉えられる活動をすること」など具体的なものまでがありました。

7人の専門家が進める「地域に根ざした環境教育のモデルの構築」研究会もいよいよ終盤に入りました。来年2月1日には立教大学でまとめ・国際シンポジウムを開きます。

[PBE]2回目の現地討論会を山梨県小菅村で開催

2013年7月30〜31日にかけて、「地域に根ざした環境教育」モデルの構築事業の現地討論会を山梨県小菅村で開催しました。
第2 回目の現地討論会は、7 月30-31日に、山梨県小菅
村で行いました。
今回は、小菅村で長く活動をしてきた木俣美樹男さんと、
全国の自然保護運動に関わってきた横山隆一日本自然保護協
会常勤理事、それに佐久間憲生さんの3 委員が参加。初日
は、切り立った谷間に沿って、集落が点在する小菅村の各地
を視察。廃校になった小学校が,下流域の大学などと交流す
る施設に活用されている事例などを見学しました。村役場で
は、行政のほか、NPO 法人などで取り組んでいる地域での
学習活動の紹介を受けました。「小菅人を育む会」など、さま
ざまな試みが展開されていました。
夜には、勤めを終えた後の地域のみなさんと意見交換を
させていただきました。東京方面からの移住者も少なくなく、
食や農、自然体験などを題材にしたプログラムも
行われていました。
この地域に根ざした学びについての現地討論
会は、さらに継続して展開します。来年2 月1日
には東京・池袋の立教大学でまとめのシンポジウ
ムを開催する予定です。

Serious discussions on \”Place- and Community- Based Education\” in Tokyo

Keynote speaker: Prof. Greg Smith
Keynote speaker: Prof. Greg Smith

With Prof. Greg Smith from the United States, the symposium \”Place and Education\” was held at Rikkyo University, Tokyo, on January 21st, 2012.

Including non-Japanese nationals, a wide range of people participanted in the event at Tachikawa Memorial Hall, Rikkyo University.

Greg Smith, a researcher of \”Place- and Community-Based Education\” at Lewis & Clark Graduate School of Education and Counseling, the US, gave an opening keynote lecture.

Firstly, Prof. Smith pointed out that \”placelessness of modern society and isolation of place and society is a global phenomena. As global culture that is disengaged from nature and tradition has been increasing in many countries, there is a growing tendency among young generation to have little concern about local issues\”.
The tendency was suggested by American educationalist, John Dewey, more than a half century ago that the great waste of school is its \”inability to utilize the experiences children gets outside the school in any complete and free way within the school itself\”.

Following the argument, he introduced some examples across the US to reconnect local society and schools. For instance, in Massachusetts, high school students found that a higher proportion of asthma in their region was caused by the gas emissions from vehicles. They investigated the issue and made a plan for improving the environment, including a suggestion to the local school bus center to reduce the length of time to idle the engines. As a result, the center al

 

tered the bus fuel from light diesel oil to natural gas. Through the examples, Prof. Smith explained that young people learned about their own local nature, the environment, society and tradition in the process of investigation of the local issues, and became a part of the communities.

About 100 people with concern gathered at Tachikawa Memorial Hall, Rikkyo university.
About 100 people with concern gathered at Tachikawa Memorial Hall, Rikkyo university.

Accordingly, Dr TAKANO Takako introduced the brief overview of the history of \”Place-Based Education\” both in Japan and the world.
TAKANO mentioned that from Meiji to Taisho era, there was also a movement in Japan that focused on communities, such as \”education of soil\” and \”homeplace education\”, and after the World War II, pollution education became popular across the nation which was led to environmental education. However, community or society education has remained divorced from the school education, and community retired to the background of education.

In the afternoon, Prof. ABE Osamu of Rikkyo University, Prof. KIMATA Mikio of Tokyo Gakugei University and SAKUMA Norio of Conservation Society of Dewa-Sanzan introduced respectively examples of current Japanese \”Place-Based Education\”.

Lastly, Prof. ANDO Toshihiko of Saitama University moderated the discussion with SASAKI Toyoshi of Kurikoma-Kogen Nature School and Greg Smith participated as a panel. The discussion on \”Place-Based Education\” was lively with exchanging ideas and opinions with the audience.

Followings are the video recordings of the symposium;
Keynote lecture by Greg Smith
http://www.ustream.tv/recorded/19895067

The other footage about \”Place-Based Education\” symposium:
http://www.ustream.tv/channel/地域に根ざした教育/videos/2
http://www.ustream.tv/channel/地域に根ざした教育/videos