「夏」タグアーカイブ

穂が重くなってきました

田植えから14週目となりました。

稲穂が垂れてきました。1つに120個ほどのモミがついています。
稲穂が垂れてきました。1つに120個ほどのモミがついています。

 

1カ月田植えが違う稲の穂との比較です。5月に田植えをしたイロハ米は、モミの中がふくらみ固くなっています。6月に田植えをしたほうのモミはまだ平べったく、爪を立てると簡単に割れます。
1カ月田植えが違う稲の穂との比較です。5月に田植えをしたイロハ米は、モミの中がふくらみ固くなっています。6月に田植えをしたほうのモミはまだ平べったく、爪を立てると簡単に割れます。

 

花ざかりを迎えています

イロハ田んぼは7月末の大雨の影響もなく、イネは順調に育っています。
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イロハ田んぼは、田植えから11週目となりました。
8月1日あたりから穂が出始め、花ざかりを迎えています。

7月末は栃窪でも大雨が降り、あぜや農道、水路が崩れたところが多くありました。幸いケガ人などは出ませんでしたが、田んぼや農道、水路などの完全な復旧には長く時間がかかりそうです。

 

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光沢のあるトンボ

事務所にトンボが入ってきました。

TAPPOの事務所では、夏の暑さをしのぐために、入り口のドアと窓を開けっ放しにしています。時折涼しい風が吹き抜けます。この夏もこれで乗り切れそうです。
さて、そうすると、思いがけず事務所に入ってしまうのが虫などの生きものです。9月2日はトンボが入ってきました。金属のような光沢があり、目はとてもきれいな緑色をしていました。

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丹沢で真夏の沢登りと、森の中でのお菓子作り

8月14日、丹沢での日帰り沢登りには9人が参加し、夏の一日を楽しみました。

 

5年生の男の子が、滝に打たれて「修行!」。この後、大人も全員やっていました。
5年生の男の子が、滝に打たれて「修行!」。この後、大人も全員やっていました。

神奈川県秦野市の葛葉川での日帰り沢登りには、社会人や学生など大人8人と、小学生1人が参加しました。
参加者の半数は沢登りは始めての体験。沢登りの基本や、互いにサポートし合いながら登る方法などをしっかり予習してから、出発しました。

水に入った瞬間に、「冷たい!」という声があがりました。この日は1日曇り空のとても蒸し暑い日でしたが、沢の入ると空気がひんやりして別世界のよう。最初から、水をの中をどんどん進んでいきました。「こんなに水に濡れながら歩くとは思わなかった」という参加者も。

沢を登りきったところで全員集合!
沢を登りきったところで全員集合!

 

詳しくはこちら
http://www.ecoclub.org/showart.php?lang=ja&genre=7&aid=460

‘10生きものプロジェクト第3回報告

7月31日(土)、生きもの調べが行われました。スイレン田んぼや側溝、沢、ため池などで生きものを観察しました。
7月31日(土)に、南魚沼市栃窪集落で今年度3回目の「栃窪生きものプロジェクト」が行われました。気温31度と、立っているだけで汗ばむ暑さの中、村内外から17人が参加しました。小出高校教諭の深沢和基さんを講師に、集落内を散策しながら生きものの観察を行いました。

清水が流れ込むため池で次々に見つかった、サンショウウオの幼生やオタマジャクシ。イモリもいました。
清水が流れ込むため池で次々に見つかった、サンショウウオの幼生やオタマジャクシ。イモリもいました。

今回は、毎回観察しているスイレン田んぼの他、神社近くの沢、清水が流れ込んでいるため池などで生きものを観察しました。昨年たくさんの数を確認していた水生植物の花が少ししか見られず、講師の深沢さんは「どうして今年少ないのか理由はわからない。天気がよくなかったのか。水面にアオミドロが繁殖して光が届かなかったこともあるかもしれない」と話していました。
ため池では、オタマジャクシやサンショウウオの幼生を観察しました。大きなヤマアカガエルやトノサマガエルと思われるカエルもいて、深沢さんは「カエルのような弱い生きものが大きいことが栃窪の自然の豊かさだ」と説明しました。
また、ため池の周辺では様々な種類のトンボも観察することができました。小学生の頃トンボの研究をしたという村の人がルリボシトンボを網で捕まえてみせると、子どもたちは「トンボが捕まった!」といっせいに集まり、熱心な様子で観察していました。
移動中は、セミやトンボの様々な大きさの幼虫の抜けがらをいくつも発見し、子どもたちは手のひらに山盛りに集めていました。それを見た60代の村の男性は、ふりかえりの際「子どもの頃、今の時期の通学時は、ため池がある家の外壁にヤゴがたくさん羽化しているところを見た。今日もそういうものが見られるかと思ったが、羽化の途中のものはいなかった」と話していました。

カナヘビを捕まえた村の子どもたち。
カナヘビを捕まえた村の子どもたち。

他に、ふりかえりでは「ヤゴの抜けがらを見つけて楽しかった」「サンショウウオの多さにあらためておどろいた」などの感想や、「カエルは生きている虫しか食べないのか」などの質問もありました。質問について深沢さんは、「動いているものをエサとして認識するため、生きている虫を食べることになる」と答えていました。

池の生きもの

通りがかりに何となくのぞき込んだ池に、黒いオタマジャクシがたくさんいました。
連日30度を越える「夏」が来ました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 集落内のとある家の池に黒いオタマジャクシのような生きものが見えました。家の人に許しを得て池のふちまで行ってみると、やはりオタマジャクシでした。オタマジャクシと言えば、一般的には春のイメージが強いようですが、夏も秋も、種類によっては冬、氷でおおわれた田んぼ跡にもオタマジャクシがいるということが、栃窪の生きものプロジェクトでわかっています。

家の人は、モリアオガエルのオタマジャクシではないかとはなしていました。池の周辺でじっとしているモリアオガエルをよく見かけるので、もしかすると親で、オタマジャクシを見張っているのではないか、というのです。池の周りをよく見てみましたが、その日は見当たりませんでした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA ことの真相は定かではありませんが、その池には清水が流れ込んでいるそうで、水草がたくさん生えて、イトトンボのつがいが何組も産卵をしていたり、底の方にサンショウウオの子どもと思われる生きものがいたりしました。コンクリートで囲まれていて生きものがいないようにも見える池なのですが、中は生きものであふれていました。

貴重な生き物が続々、、生物多様性保全・教育プロジェクト〜清水いきもの復活大作戦・夏の巻〜開催

7 月10-11日に実施した今年2回目の活動には、首都圏の大学生や社会人を中心に13名が参加し、専門家や地元の人たちと一緒に調査と保全作業を行いました。
新潟県南魚沼市清水で2回目の生き物復活大作戦が7 月10-11日に行われました。今回は保全活動だけではなく、専門家と一緒に調査をし、今後の方向性についても検討しました。

このプロジェクトには、アドバザーとして3人の専門家の方たちに関わっていただいています。(社)日本環境教育フォーラム理事の北野日出男さん、(財)日本自然保護協会常勤理事の横山隆一さん、新潟県立小出高校教諭の深沢和基さんです。
初日の午後は、3人全員が集まって、清水の人や参加者と一緒に調査をするという貴重な機会となりました。
保全地域の「西谷後」「大明神」、それぞれの観察池に行くと、5月に実施した前回の活動で作った木道は、すっかりなじんでいました。池の周囲には草が伸び、前回の参加者からは「前と様子が全然違う!」という声があがっていました。

「詳しく知るとかわいく見えてくる!」とガの幼虫を腕にのせる参加者。
「詳しく知るとかわいく見えてくる!」とガの幼虫を腕にのせる参加者。

調査が始まるとすぐに、専門家の方たちのまわりには人が集まり、観察会が始まりました。ネキトンボ、繭の中にいるコマユバチの幼虫、プラナリア、センチコガネ、コオイムシなど様々な生き物が姿を現しました。
どの生き物についても、専門家の方々が丁寧に解説をしてくれるので、地元の人も参加者もぐいぐいと生き物の世界に引き付けられていくようでした。大きな毛虫を「かわいく見えてきた」と言って腕に乗せる参加者もいました。

西谷後の作業の様子。背の高いアシやススキを刈っていきました。
西谷後の作業の様子。背の高いアシやススキを刈っていきました。

2日目は午前中に保全作業を行いました。陸地化(乾燥化)を防ぎ、湿地の生き物が生息できるように、イグサを残し、ススキやヨシなど背の高い草をカマで刈っていきました。
池のまわりにびっしりと草が生えていましたが、15人ほどが一気に作業を始めると、短時間のうちに背の高い草がすっかりなくなり、別の場所のようになっていきました。時々、地元の方からカマの使い方指導がはいっていました。

新潟県の絶滅危惧2類に指定されているサワギキョウがいたるところに生えていたり、背の高い草を刈っていくと、ショウブの群生地が現れたりと、貴重な植物があることがわかり、清水の人たちも驚いていました。

作業をしながらも、羽化したてのオニヤンマやミズグモ、モリアオガエル、鳥の巣と卵など様々な生き物を見つけ、観察しました。アカショウビンやクロツグミなど鳥の声も聞くことができました。

2日間の活動で、参加者からは、多様な生き物がいる環境を守ることや、人間が手を入れることがなぜ必要なのかわかったという声が多く聞かれました。同時に、生き物に対する好奇心にあふれた専門家の方々の生き方にも、刺激を受けた人が多かったようです。

参加者の感想(アンケートより)
・どの生物にも役割があって、それで自然が成立していることに気づいた。

・「害虫、益虫、ただの虫」全部必要で、害虫だから全て殺す、益虫だから全て残すというわけではないという横山さんの話で、自分は「益」なものばかり集めようとして、バランスを悪くしているのかなーと思った。

・自分の五感が研ぎすまされた。都会にはない人の温かさをもらった。

・ 自然も必要なものだけが重要なのではなく多様であることが大切。同様に人間も多様な考え、やり方の人が共存しつつ多様で豊かな世の中になっていくと良いのかもしれない。

・ 清水の皆さんの姿をみて、私も郷里の旧友や親せきのことを思い出した。清水には古き良きコミュニティが残っているように思う。

ツバメ・真夏の子育て

集落内のとあるお宅の車庫に、ツバメが出入りしているのを見つけました。

ぎゅっとつまっていてわかりにくいのですが、少なくとも4羽はいるようです。
ぎゅっとつまっていてわかりにくいのですが、少なくとも4羽はいるようです。

集落内のとあるお宅の車庫に、ツバメが出入りしているのを見つけました。ちょうど近くにいた家の人が、巣にヒナがいると教えてくれました。

踏み台を借りて少し離れたところから見てみると、ヒナというよりはもう親鳥の姿に近いツバメの子どもがいました。

暑さに負けず大きくなって、無事巣立ってほしいですね。

穂が黄色くなりはじめました

色づき始めたオーナー田んぼ。2枚ある田んぼはそれぞれ順調です。
色づき始めたオーナー田んぼ。2枚ある田んぼはそれぞれ順調です。

青かった穂が黄色く色づいてきました。まだ籾の中はやらかくて厚みもありません。これからが勝負です。

 

2-3週間程前に花が咲いたイネたちは、受粉もうまくいったようで、モミが育ってきています。

初めは緑色そのものだった穂が、順次色づき始めていて、同時に、重みが出てきて垂れ始めています。中に米粒がしっかり形成されはじめてきたようです。

風がくると、この重みを持ち始めた穂がざわわと揺れていきます。夏の名残の強い日差しを浴びて、モミは育っていきます。

穂が出てからの毎日の最高気温のたし算が、1,000度になると刈り取りが出来ると言われます。平均の最高気温が25度とすると40日。9月の終わりから10月の初めが刈り取り時期なのですが、それまでの天気で、実の入りが決まってくるのだそうです。

完全無農薬の証拠。イネの根本にはびっしりと雑草が生えています。
完全無農薬の証拠。イネの根本にはびっしりと雑草が生えています。

イネの根本には、何度も草取りをしたはずなのに、また雑草がびっしり生えてきています。ツユクサやアオイの仲間の植物が、きれいな白い花を咲かせています。

じっくりみると大変美しいのですが、イネにとっては大事な栄養素を奪いあう競合関係にあります。「完全無農薬で安全なコメを」というのは簡単ですが、実際にはこの競合関係から、抜け出すのは大変です。

ウド

ごま和えや天ぷらなど、春の味覚として知名度の高い「ウド」ですが、春先に難を逃れたウドたちは今、白い小さな花を咲かせています。
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栃窪では山まで採りに行かなくてもいいように、田んぼの大きなあぜや庭に移植している場合が多く、集落内のそこここでウドの花が見られます。
8月中旬くらいから見られるようになり、後から後から咲いています。

ちなみに慣用句で「ウドの大木」と言うだけあって、大きいものは2メートル近くにもなっていますが、実際は「木」ではなくクキです。