「子ども」タグアーカイブ

仲間と一緒だからできた、夏キャンプ

珍しい野生のショウブの群落
珍しい野生のショウブの群落

「星空の下で、夜中しゃべっていたのが楽しかった」
「山伏が、歴史の中で生き残ったのがすごい。もっと日本の歴史を学ぼうと思った」
2016年8月4日から7日の3泊4日、小4から中2の男女10人が、南魚沼市清水集落の河原を拠点に、生活や活動を共にしました。南魚沼市と十日町から三人の参加、名古屋のほか、茨城や埼玉など関東方面から集まりました。
スタッフは主に大学生たち。一緒に遊びつつ、時には厳しいコメントが入ります。清水集落の人たちも送迎や沢登りの指導、お話をしてくれたり、新鮮な野菜の差し入れ、神事の際に準備から子どもたちを混ぜていただくなど、お世話になりました。

このキャンプでは、それぞれが暮らしの上での役割を持ち、自分たちで考えて判断して実行することが原則。うまくいかないことがあれば、そこから学び、次につなげます。
初日は河原で生活の場作り。どこで暮らそうと、人間が必要なものは同じ、というメッセージの元、テントを立て、水場を確認し、かまどやトイレを作りました。これまで参加したことがある人たちが健闘しましたが、半ば湿った薪でご飯を炊くのは苦労しました。米が硬く、味付けがいまいちだったということでしたが、これは翌日、おいしい朝食を作ることにつながりました。

雪に暮らし、雪に学ぶ「雪ざんまいキャンプ」

2016年3月26日から29日まで、南魚沼市清水集落で「雪ざんまいキャンプ」が行われました。参加したのは、新潟市と首都圏から来た小中学生7人の子どもたち。雪の上での暮らしを自分たちで組み立てながら、思いっきり遊び学び楽しんだ3泊4日でした。

今年の冬は不思議なぐらいに雪が少なく、標高600mの清水集落でも一足早く春の装いです。例年なら2m〜3m雪が残っているこの時期も、今年は50センチほどしかありません。「雪ざんまい」となるか心配しましたが、好天にも恵まれ、子どもたちは真剣なまなざしで雪との暮らしに向き合いました。

集まったのは、小学4年生から中学1年生までの子どもたち7人。何度かエコプラスのキャンプに参加したことのある子もいましたが、初めての場所、初めて一緒に過ごす仲間、初めての雪の上でのキャンプに、皆少し緊張した面持ちでした。「環境を大事にして過ごす」「みんなと仲良くする」といった目標を決めて、雪ざんまいキャンプのスタートです。

4日間、子どもたち自身で暮らしを組み立てます。初めは薪を割って火を起こすのも一苦労。
4日間、子どもたち自身で暮らしを組み立てます。初めは薪を割って火を起こすのも一苦労。

これから4日間、身のまわりの暮らしをすべて自分たちで組み立てます。雪を踏み固めるところから、テントを建て、なたで薪を割って火を起こし、雪を溶かして水を確保して、イスとテーブル・トイレ・食器棚まで全部雪で作ります。雪でお尻を拭き、杉の葉っぱをタワシとして鍋を洗いました。子どもたちも初日は戸惑ったものの、4日も経てば皆たくましく成長していきます。

スタッフの役割は基本的にはアドバイスをする程度で、手助けもなく、子どもたち自らが考え、相談して、行動していかなければいけません。道具や食料も自分たちで管理します。初日の夕飯を食べ始める頃には辺りが暗くなっていましたが、日が経つに連れ、なたの使い方も火の起こし方も早くなり、料理も大人より子どもたちの方がおいしく出来るほどでした。他にも、トイレに行くまでの階段を設けたり、雪で灯籠を作りロウソクの明かりを灯したりと、雪の上での生活を工夫しながら楽しみました。

巻機山のふもとまでハイキング。山に囲まれた絶景の中を歩きます。
巻機山のふもとまでハイキング。山に囲まれた絶景の中を歩きます。

日中は毎日暑いぐらいの晴天で、 地元の山の達人と一緒に近くの巻機山のふもとまでハイキングをしたり、 集落の不思議を自分たちで見つけ、それについて地元の人たちに聞いて歩く「清水調べ」に出かけたりと、里山の自然と暮らしを肌で感じることができました。お楽しみは、山の斜面で豪快尻すべり。肥料袋をソリ代わりに、初めは1人で、最後はスタッフも入って7人一緒にと、大きな笑い声が山の向こうまで響いていました。 過疎化が進む山間の地域で、4日間だけでも子どもたちが暮らし、溶け込んでいく姿が印象的でした。

自然の中、仲間たちと協力しながら、雪の上の暮らしを楽しみました。うまくいかないこと、大変なこと、寒さに凍えることもありました。それでも、かちかちに凍った雪の上で空を見上げると、真っ暗な中に無数の星が見えました。地に根を張る里山の暮らしも、自然の雄大な景色も、街の便利さの中では味わえないような経験だったと思います。真っ赤に日焼けした顔が、雪国の暮らしを思いっきり楽しんだ証です。

雪の中でカモシカやウサギ、リスに出会う

2015年2月28-3月1日、新潟県南魚沼市の清水集落で、「清水生きもの復活大作戦早春の巻」を行いました。雪に覆われた森を歩き、森の生きものを食事にいただいて、山里の自然と暮らしにふれました。

山里の生物多様性を高め、地域づくりにもつなげようと展開している「生きもの復活大作戦」では、初めての雪の季節の開催となりました。

参加したのは首都圏からの親子連れ、会社員、学生など計12人。北野日出男・元日本環境教育フォーラム会長、横山隆一・日本自然保護協会参事、深沢和基・六日町高校教諭の3人の専門家も勢ぞろい、集落住民も加わりました。

大きなブナの木の下で、ティータイム。
大きなブナの木の下で、ティータイム。

初日は、穏やかな天候で陽が差す春のような陽気。除雪された道路から、高さ2m以上もある雪の壁を上ってかんじきをはきました。地元で今も使われる伝統的な丸いかんじき。村人はヒモを使って簡単に装着していますが、慣れない参加者は、何度もはずれて四苦八苦です。

数百m先の斜面にいたカモシカの姿を単眼鏡などで追います。
数百m先の斜面にいたカモシカの姿を単眼鏡などで追います。

広い雪原を歩いていくと、遠くの雪の斜面にカモシカを発見。双眼鏡や単眼鏡で見ると、急な場所で雪の中から頭だけ出ている木の枝に盛んに食いついているのが観察できました。

梅雨明けの巻機山で本格キャンプ・・・燕市の小学生15人

南魚沼市清水地区で、7月27日(日曜日)から3泊4日のキャンプを行いました。参加者は新潟県燕市が運営する「長善館学習塾」の小学校6年生15名。子どもたちは普段の生活との違いに戸惑いながらも、自然の中で元気一杯に活動しました。

 

このキャンプは、共同での暮らしと活動を通して「自分への気付き」や「仲間との協力する大切さ」、「自然へ配慮する心」を育てることを目的に行われました。

みんなで薪から火を起こして料理しました!
みんなで薪から火を起こして料理しました!

1日目では集落を探索した後、役割や係を決め、川原にテントを張って宿泊場所を確保。森の中に穴を掘ってトイレも作り、かまどを作って生活の場を整えました。

頑張って沢を登りました!
頑張って沢を登りました!

 

2日目は沢に入って、水量の多い流れに苦戦しながらも全員無事に登りきり、夜は満天の星空を寝転びながら観察しました。
3日目は午前中に環境保護活動について話を聞き保全地域を散歩し様々な生き物を見つけ、午後はブナ林の間伐作業を行いました。
4日目はキャンプ地を片付け、活動中に出たゴミについて考えました。

子どもたち自身で活動を決める時間も設定し、ピザを作ったり川遊びをしたり、鬼ごっこしたりと、思い思いの時間を楽しみました。

キャンプの期間中、冗談を言って笑いあったり、時には意見が食い違ってぶつかったりする時もありました。時には家に帰りたいという子もいましたが、最後はみんな4日間を乗り越えたという達成感にあふれた笑顔になっていました。

子どもたちからのアンケートでは、多くが今回のキャンプから「仲間と協力する大切さ」「ゴミをださない工夫」「ゴミの処理の仕方」を学んだと回答していました。

3月、ヤップ島の若者たちがやってくる!

1997年に来日した時のゴミの山を見学する子どもたち
1997年に来日した時のゴミの山を見学する子どもたち

ヤップ島プログラムの20周年を記念して、ヤップの若者たちを招いて、日本の若者たちとともに持続可能な社会づくりを考える「ヤップ島青少年招へい事業」を行います。

エコプラスでは、1992年以来、ヤップ島プログラムをほぼ毎年実施し、日本とヤップの青少年がともに学び合う、体験学習活動を継続してきました。プログラムの満20年を記念して、ヤップ州から青少年を招き、日本の若者たちとともに開発が進んだ日本の姿を見ながら、持続可能な未来づくりを語り合います。

ヤップ島プログラムでの交流の様子
ヤップ島プログラムでの交流の様子

時期:2013年3月20日から30日
場所:首都圏および新潟県南魚沼市近辺
活動:新潟県ではヤップ島で体験できない雪のある世界を、首都圏では満開の桜に象徴される日本の春を体験します。経済開発が進んだ日本の現状を多面的にかつ体験的に、日本の若者とともに学びます。ヤップ島で大きな課題となっているゴミや水問題などを中心に、視察や話し合いをします。
招へい者:中学生から高校生までの10人ら大人の引率者を含め13人。
実施体制案:
主催 NPO法人エコプラス
共催 ヤップ州政府青少年局、各集落(マ、ルム、アリンゲル、カダイ、ルムング)
協賛 ユナイテッド航空、(株)シーボン、前田建設工業(株)、磯野不動産(株)
後援 ヤップ州政府、ミクロネシア連邦大使館、南魚沼市教育委員会、太平洋諸島地域研究所
協力 損保ジャパンちきゅうくらぶ、カンタービレこうじまち、パタゴニア日本支社、ヤップ島プログラム参加者や家族、濱はるみさん、櫻田秀美さん、大久保真美子さん

注:ミクロネシア連邦は日本の南に隣接し、なかでもヤップ州は最も日本に近い地域。人口約1万2千。太平洋の島々の中でも伝統を最も色濃く残すとされ、石のお金が今でも使われる島として知られる。日本統治時代の名残で日本語を使うお年寄りも残り、桃太郎さんがいまも歌い継がれる親日的な空気が残っている。一方で、週2便しかない航空路など制約も多く、豊かな自然・文化・伝統と、経済のバランスが課題となっている。

757 3日間雪遊びを満喫!「子ども雪国暮らし体験」終わりました

ソリすべりは何回やっても面白い!滑っては登りを何時間も繰り返す子どもたち。
ソリすべりは何回やっても面白い!滑っては登りを何時間も繰り返す子どもたち。

天候に恵まれ、ソリ滑り、雪合戦、雪だるま作り、雪堀りと3日間みっちり雪で遊びました。
新潟県南魚沼市栃窪集落で、1月12日から14日の2泊3日で「子ども雪国暮らし体験」を実施しました。参加したのは首都圏や南魚沼市内の小学1年〜5年生8人。毎年参加している子も初めての子も元気いっぱいでした。
リーダーは雪の楽しさも厳しさも知っている地元栃窪の20代の若者たち。仕事の合間をぬって9人が入れ替わりながら、子どもたちの雪国体験を時にはやさしく、時には厳しくサポートしてくれました。

さいの神の祭りで燃やす正月飾りを付ける作業も体験。自分で作った飾りを持って来た子もいました。
さいの神の祭りで燃やす正月飾りを付ける作業も体験。自分で作った飾りを持って来た子もいました。

多くの子どもが楽しみにしていたカマクラ作りでは、リーダーたちがどんどんと雪を掘り出していく姿に、子どもたちから「すごい」と驚きの声があがっていました。まけじと子どもたちも一生懸命雪をほり、人が十分入れる大きさのカマクラを作りあげ、その中でミカンを食べたりお茶を飲んだりと楽しみました。
2日目の夜にはさいの神の祭りに参加させてもらい、燃え上がる火で焼いたお餅やスルメを食べて1年の健康を願いました。

生活面でも子どもたちはとても積極的に頑張っていました。食事作りや後片付け、掃除、布団の片づけなど普段はやらないことに挑戦。「自分で作ったご飯はおいしい!」と毎回の食事で多くの子どもがおかわりをし、たくさん食べていました。

帰る間際まで雪でたっぷりと遊んで、みんな笑顔で帰っていきました。雪の楽しさを満喫したことはもちろん、地元のお兄さんたちのかっこいい姿に触れたり、友だちとの共同生活をしたりして、子どもたちは少したくましくなったかもしれません。

突然の訪問者

子どもたちが集落センターに遊びにきてくれました。
子どもたちが集落センターに遊びにきてくれました。

突然の訪問者が集落センターに…。

今日8月11日の午前中、集落センターに大きな笑い声が聞こえてきました。それは、栃窪の子どもたちと帰省している友だちの6人でした。みんなで遊んでいたらしく、集落センターにも遊びにやってきました。にぎやかな声が聞こえていたのもほんのひととき、こどもたちは「ばいばーい、また明日遊ぼー」といってまた違うところに遊びにいきました。
こどもたちの笑顔に元気をもらい、今日も一日頑張ることができました。こどもたちはすごいパワーを持っていることを改めて知りました。
明日は遊んであげたいなと思いました。

栃窪小学校卒業式

在校生と一緒に
在校生と一緒に

2012年3月23日、栃窪小学校の卒業式が行われました。

あたたかな春風が吹く3月23日の午前中、栃窪小学校の平成23年度の卒業式が行われ、在校生10人、教職員7人、そして保護者や来賓、地区民など20人ほどが、笛木光月さんの卒業を祝いました。栃窪小と交流のある明星大学の学生2人も東京から駆けつけました。

「いつも笑顔の光月さん。誰とでも話せる光月さん。たった一人の最上級生として、私たちを引っぱってくれました。ありがとう」
インフルエンザで4人が出席できず、在校生は10人でしたが、会場となった体育館いっぱいに卒業する光月さんへ贈る言葉や歌が響きわたりました。

光月さんは終始堂々した姿で、会場はあたたかな中にも凛とした雰囲気でした。

光月さんは、生きものプロジェクトやショートステイにも積極的に参加し、訪れた人たちに栃窪のことをいろいろ話してくれました。中学生になってもよろしくお願いします!

雪深い冬の栃窪で「子ども雪国暮らし体験」を実施

参加者は、地元の子どもたちと一緒になって雪遊びを満喫しました。
参加者は、地元の子どもたちと一緒になって雪遊びを満喫しました。

2012年1月14-15日に、9名の小学生が栃窪集落の子どもたちと一緒に地元のお祭りや雪遊びなど、雪国ならではの生活を楽しみました。

神奈川、東京、そして地元南魚沼市内から集まった小学1年〜6年生の参加者9名が、たっぷりと雪の降り積もった栃窪集落で、雪国の生活を体験しました。子どもたちは、共同生活をしながら、地元のお祭りに参加したり、栃窪の小学生と一緒になって思いきり雪遊びを楽しんだりしました。

さいの神では、棒の先にスルメやお餅をくくりつけて、火にかざす体験をしました。
さいの神では、棒の先にスルメやお餅をくくりつけて、火にかざす体験をしました。

1日目の活動は、まず雪遊びからスタート。地元の小学生が傾斜のきつい坂をソリで豪快に滑り降りたり、雪山の上から飛び降りたりする姿を見て、他の子たちも次々に挑戦。雪遊び中は、ずっと子どもたちの笑い声が響いていました。その後は、夜に行われるお祭り「さいの神」で燃やすための正月飾りを集めにいきました。地元・栃窪の子どもたちと一緒に集落内の家を回り、集めた飾りやワラ細工などを神社へと届けました。
雪遊びの後には、きんぴら炒めやポテトサラダなど、夕食のおかずを作りました。「家ではあまり料理をしたことがない」と言う男の子たちも率先して野菜を切ってくれるなど、普段とは違ったことにチャレンジしてくれたようです。地元の方が用意してくれたシチューと自分たちで作った料理が食卓に並ぶと、みんなとても嬉しそうにしていました。食事中は「おいしー!」と言う声が飛び交い、何度もお替わりする子がいるほど好評でした。
夕食後には、集落の神社へ行ってさいの神のお祭りへ参加しました。4mほどの高さに組まれたワラや、集めた正月飾りを燃やした炎で、参加者はスルメや餅を焼いて食べさせてもらいました。

2日目の朝は、集落内の雪掘りを体験。2つのグループに分かれて、雪掘りと雪運びの二つの作業を交互に行いました。除雪作業をしたお家のおばあさんからは、「ありがとう。ありがとう」と何度も感謝されました。その後は、栃窪小学校のグランドに行き、穴掘りや雪合戦、ソリ滑りなど、思う存分に雪遊びをしました。集落センターに戻ってお昼ご飯を食べた後は、荷物の片付けや施設の掃除をしました。

最後のふりかえりでは、子どもたちから「ソリ滑りが楽しかった」「新潟で暮らしたいと思った」「雪掘りは大変だったけど、近所のおばあちゃんの役に立てて良かった」などの感想が聞かれました。

山里子ども夏休みキャンプ2011

8月4日から6日まで、関東や新潟県各地からの小学校1年生から中学校1年生まで19人が、新潟県南魚沼市石打のスキー場ホテルを拠点に自然と親しみ、他の人たちと協力しながら暮らす活動をしました。

2011年8月4日から6日まで、新潟県南魚沼市石打で夏の子どもキャンプを実施しました。
今年は大雨の影響で、予定していた清水集落でのプログラムを急きょ変更しての開催となりました。それでも地元南魚沼市を始め、千葉県や神奈川県など関東圏や新潟市などから、女子9人、男子10人が集まってくれました。
宿泊は、丸山スキー場内のホテル「エルム」のレストラン部分をお借りし、二日目は越後湯沢の大源太キャンプ場で活動しました。
子どもたちは、生きもの探し、星空観察、川遊び、薪で火を起こしてパン作りなどの活動だけでなく、生活部分や、一日を振り返って活動ノートに記入するなど、3日間みっちりと元気いっぱいに過ごしました。プログラム中は、グループ単位で食事の準備や後片付けを分担し、最終日には大掃除も行いました。