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30人余でヒノキ林の整備を実施

2015年7月25日の土曜日、都内の金融機関2社のボランティア33人のみなさんが、茨城県・阿見町での森林整備活動を実施しました。エコプラスは阿見町で07年以来、農業や林業の体験活動を支援しています。
7月25日、33人の参加者は東京駅近くに集合し、午前10時半にバスで阿見町君島地区に到着。身支度を整えて、11時過ぎから森林整備に着手しました。

対象となった森は、22年前にヒノキの苗を植えた場所。左右11列、奥行き30列近くに、高さ5m前後のヒノキが整然と並んでいます。

いずれは材木にと植えられたヒノキでしたが、親世代から引き継いだのは女性1人だけのお宅。ほとんど手入れが出来ずに、枝がびっしりと生え、そこにクズがからみついて一部はクズのツルが木全体を覆う状態となっていました。

ボランティアたちは、7人1組になって、地元のみなさんの指導のもとで、枝を払い、切った枝を引き出して森の外に積み上げる作業を続けました。

初めての枝打ち。インド出身の参加者もすぐに慣れて、みんなで300本以上の木をきれいにしました。
初めての枝打ち。インド出身の参加者もすぐに慣れて、みんなで300本以上の木をきれいにしました。

気温35度前後。猛烈な暑さと湿気で、みんな汗びっしょり。枝を切る時には木の上からヒノキの枯れ葉などが落ちてきて、ほこりまみれになります。

昼食をはさんで午後2時半ごろまで作業をし、ヒノキの林は高さ2m前後までがずっと先まで見通せる状態になりました。

現場を訪ねた地主の女性は、「私一人でどうしようもなくて手を付けられずにいました。本当に助かりました」と話していました。

作業終了間際。林の下は向こうまで見通せるようになりました。
作業終了間際。林の下は向こうまで見通せるようになりました。

参加者したみなさんからは「日ごろはずっと机に座っているだけなので、汗をかいての活動は面白い」「林の向こう側まで見通せるようになって、気持ちが良かった」などと話していました。

首都圏への農産物の供給源である阿見町でも、農林業の後継者は減っています。手入れがされていない森や竹林、耕作されないまま雑草に埋もれている農地などが数多くあります。

こうした土地を都市部の人たちが汗を流し心身をリフレッシュする場として活用することで、地域と人々の持続可能性へとつながるとエコプラスは期待しています。

特別ゲストの横顔

欧州全体のESDに明るく、スコットランド自治政府が推し進める持続可能性教育(Education for Sustainability)の枠組みを作成展開するヒギンズ教授ほか、世界各地から、また日本国内からの特別ゲストがそれぞれの視点からの報告をしてくれます。
特別ゲストの紹介です。

 

ピート・ヒギンズさん(エジンバラ大学教育学部教授)
エジンバラ大学の野外・環境教育部門長。スコットランド自治政府は教育から保健、農水産業、エネルギーなど、あらゆる社会活動で持続可能性を軸にした政策を展開中。この中で、幼稚園から大学までのすべての学校を対象に推し進めようとする持続可能性教育(Education for Sustainability, EfS)で、ヒギンズ教授が中心的役割を話している。

イヒ・ヘケさん(ニュージーランド政府への健康・教育アドバイザー)
ニュージーランドの先住民族であるマオリ族の出身。マオリ族のための健康体育指導活動を展開している。オタゴ大学心理学博士。オタゴ大学のほか、ハワイ、中東などで教鞭を取る。少数民族の健康問題への取り組みの必要性を訴え、その地域の、環境に根ざした知恵や伝統的な人々の役割に配慮した学びが必要だと訴えている。

タイで放送番組を持ちながら大学で教えるサラトーンさん。日本で博士号取得。
タイで放送番組を持ちながら大学で教えるサラトーンさん。日本で博士号取得。

ジェサダ・サラトーンさん(チェラロンコン大学講師)
大学でコミュニケーションを教えると同時に、テレビやラジオのホストを務める。持続可能な開発のための教育(ESD)に深く関わり、タイの新聞におけるESD研究で、早稲田大学アジア太平洋研究科で博士号取得。若者を巻き込んだESDイベントにも関わる。

過疎の町、岩手県葛巻町で、自然エネルギーと人が帰ってくる町づくりを発信する鈴木町長
過疎の町、岩手県葛巻町で、自然エネルギーと人が帰ってくる町づくりを発信する鈴木町長

 

 

鈴木重男さん(岩手県葛巻町長)
過疎地の葛巻町で、風力や太陽光、バイオエネルギーなどを使った新エネルギー開発と、都会の人を受け入れるU・Iターン活動を推進。来年度からは地元の葛巻高校を舞台にした、全国でも珍しい高校生の山村留学を始める。人口7,000人の酪農の町からの情報発信に力を入れる。

(終了しました)プレフォーラム「ESDと場の教育」

エジンバラ大学教授ピート・ヒギンズの参加を得て、スコットランドでの持続可能性に向けた教育面での取り組み事例の紹介を受け、国内の研究者実践者とともに、地域と学びについての議論を交わします。

 

2014年11月13日に、東京・早稲田医学で、英国エジンバラ大学教授をゲストに、持続可能な社会づくりに向けた教育についてのフォーラムを開催します。
英語での開催になります。興味ある研究者、学生、実践者のみなさんの参加をお待ちしています。

ピート・ヒギンズさん。2011年にも来日、研究者や学生など多くのみなさんと話しあいました。
ピート・ヒギンズさん。2011年にも来日、研究者や学生など多くのみなさんと話しあいました。

趣旨:
名古屋で開かれる国連持続可能な開発のための10年の取りまとめ会議(11月10−12日)にあわせ、来日する海外ゲストも交えて、持続可能な開発のための教育(ESD)と、地域に根ざした学び(Place-Based Education)について意見交換する。英スコットランド政府での持続可能性教育の指導的役割を担うピート・ヒギンズ氏にスコットランドでの取り組みを報告してもらい、同時に国内事例を振り返りながら、持続可能な社会に向けた教育について意見を交換する。

ここでの議論を出発点に、地域と学びについて多面的に議論する国際フォーラムを2016年1月に東京で開催する予定。

日時:2014年11月13日午前9時半から正午
場所:東京都新宿区、早稲田大学22号館1階
早稲田グローバルゲートセミナールーム2
https://goo.gl/maps/OIDFw
使用言語:英語
主な参加者:
ピート・ヒギンズ エジンバラ大学教授
http://www.ed.ac.uk/schools-departments/education/about-us/people/academic-staff?person_id=203&cw_xml=profile.php
安藤聡彦 埼玉大学教授
木俣美樹男 東京学芸大学名誉教授
佐々木豊志 くりこま自然学校教授
高野孝子 早稲田大学教授/エコプラス代表理事

参加:無料

問い合わせ申し込み:
NPO法人エコプラス  info@ecoplus.jp
03-5294-1441 (当日090-3214-7549=大前)

立教大学主催のシンポジウムでTAPPOの活動を紹介

新潟県南魚沼市清水の小野塚彰一さんと阿部和義さんも登場してくれました!

 

壇上で楽しげに話す小野塚さん
壇上で楽しげに話す小野塚さん

3月2日、立教大学主催の「自然学校は地域を救う」~ESD(地域を元気にする)拠点として期待される自然学校~に、パネリストとしてエコプラス代表の高野と清水地区活性化委員の小野塚彰一さんが参加しました。

日本各地の自然学校と地域が、持続可能な社会作りに向けてどのような協働を行っているのか実例を紹介し、自然学校のこれからの役割を考える会でした。

環境教育、エコツーリズムの専門家の方々から、様々な質問がでました。
環境教育、エコツーリズムの専門家の方々から、様々な質問がでました。

5つの団体の4番目にTAPPOが登場し、高野と小野塚さんが掛け合いをしながら清水、栃窪での活動を紹介しました。TAPPOとの協働について、小野塚さんは、「どこまでやれば地域活性化が成功なのか正直よくわからない。でも、TAPPOの関わりによって、集落が確実に変わってきている。外から来てくれる人たちにエネルギーをもらっている」と率直な地域の思いを語ってくれました。他の自然学校の方たちとのいい交流の機会にもなりました。

地球市民アワードプログラムの研修会を行いました。

これから、各地で子どもたちの活動が始まりそうです。

研修会の様子
研修会の様子

7月6日(日)13:00-17:00、オリンピックセンターで研修会を行いました。

高野から、プログラムの概念、持続可能な社会作りの教育のコンセプト、体験活動やふりかえりの大切さの説明の後、実際にどう活動ができるか、参加者のみなさんから意見を出してもらいました。

地球市民アワードプログラムの概念を説明する高野孝子
地球市民アワードプログラムの概念を説明する高野孝子

「近所や親戚の子どもと始めてみたい」、「体験の大切さを改めて感じた」、「可能性が広いと感じた」などの感想が参加者から寄せられました。