「清水集落」タグアーカイブ

雪の中でキャンプ!ー超豪快尻滑りで楽しもう!

Learn and Enjoy the life skills on the Snow

 厳冬期には積雪4mにもなる新潟県南魚沼市の山里で、雪を存分に楽しみ、「生きる」を考えるキャンプです。
 関東平野の北に連なる2000m級の山々の反対側。標高600mに位置する清水集落を舞台に、2020年3月20日から22日の2泊3日で行います。3月末になっても1m以上の雪が残ります。

ECOPLUS will conduct a snow camp in a mountainous village, Shimizu, in Niigata from March 20 to 22, 2020. The area is know as the deepest snow area in Japan which has 4 meters of snow in mid-winter. Even in March, we expect more than 1 meter of snow. Participants will enjoy snow and learn the ways of living in snow. English language support available.

 指導にあたるのは、北極、南極、アマゾンなど世界各地を遠征した経験を持つ高野孝子・エコプラス代表理事。地元のみなさんの協力を得て、厳しい雪の中での暮らしの知恵や技を学びつつ、自然の力強さや美しさをたっぷり楽しみます。

TAKANO Takako, the executive director of ECOPLUS, who travelled over frozen Arctic Ocean and other remote areas in the world will organize the project. With the strong support from the local people, participants will learn the knowledges and skills of the mountainous village and will enjoy the beauty and power of the snow.

対象:15歳以上の20歳代までの高校生、大学生など(中学生は要相談)
内容:雪の上でのテント泊。かんじきをはいての雪山ハイク、標高差100mの豪快しり滑り。雪上での調理。雪のトイレ。雪像作り、ソリ遊びなど、自分たちで雪を存分に楽しみます。

Participants: Youth over 15 years old, like his school and college students. Junior high students may be joined based on the situation.
Program : Camping on snow, Hiking with Japanese snow shoes, dynamic snow sliding, Cooking, Snow toilet, Making snow statues, Sledging, and any other creative activities on snow.

 集合:20日午前10時50分JR上越線塩沢駅集合
    (東京駅発午前8時52分発とき309号が便利です)
 解散:22日午後3時半ごろJR上越線塩沢駅解散(予定)
 
 参加費:23,000 円程度(2泊3日6食の滞在費、プログラム費、保険料込み)。寝袋などのレンタル費、交通費別途。
 
 定員:12人(定員に達したら締め切ります。お早めに)

Assembling; 10:50 am, March 20, at Shiozawa Station, of Jyoestu Line. Toki 309, departing Tokyo at 8:52 has easier connection at Echigo-Yuzawa station.
Break up: 15:30, March 22, at Shiozawa Station, of Jyoestu Line. (tentative)

Fees: 23,000 JPY including food and tent accommodations, programs, insurance. Travel cost and rental gears are excluded.

<<2020年雪ざんまいプログラム申込書>>
 <<Application Form>>

 問い合わせは、エコプラス(info@ecoplus.jp)、03-5294-1441まで。

仲良く2泊3日の雪国暮らしを楽しみました

 子ども雪国暮らし体験プログラムが、2019年1月12日から14日までの2泊3日で、新潟県南魚沼市清水集落で行われました。首都圏と沖縄から参加した小学校3-4年生6人、それを応援する大学生や社会人4人が、2mを越す雪の中で活動しました。

 例年ならば雪雲に覆われ続ける1月ですが、この週末だけは珍しく穏やかな天候が続き、青空が広がりまぶしい太陽の光が満ちあふれる絶好のコンディション。集落のご好意で集会所を拠点に使わせていただき、子どもたちは周囲の雪の斜面を使って、ソリ遊びからかまくらづくりなどに夢中になりました。

 沖縄からの子どもは無論、首都圏からの子どもたちもほとんどがこんな雪は初めて。到着するやいないや、大きな荷物を持ったまま雪に触って大喜び。持参したお弁当での昼食もそこそこに、雪の中に飛び出していきました。

雪の斜面に穴を掘ったり、ソリのコースを作ったり、自由に雪遊び。

 前の週にたっぷりと降り積もった雪はふかふかで、子どもたちは時にはひざまで雪に埋もれながら、お気に入りの場所まで前進。プラスチックのシャベルを使ってかまくらを掘ろうとしたり、ソリを使って斜面を滑り降りたり、大きな雪だるまを作ろうとしたり。子どもたちは自由に仲間を見つけ、隣が気になったらそちらのプロジェクトに移動して、雪をたっぷりと楽しみました。

用意された野菜は、多くが地元産。無農薬の魚沼コシヒカリも登場しました。

 滞在中は、すべて自分たちで自炊。1日目はクリームシチュー、2日目は豚汁の夕食という本格的な調理にも挑戦しました。ハクサイやニンジン、鳥や豚の肉を包丁で切り、鍋に投入する順番を相談し、調味料の分量もみんなで話し合って、味見を繰り返して、見事な夕食が出来ました。

 かんじきをはいての森の中のハイキングでは、動物の足跡があちこちについているのも見つけました。太い両足の跡が特徴的なウサギ、まっすぐにあるいているテンやリス。その雪の中を、どんどんと歩いて、雪山の途中まで進みました。向かいの斜面にいた小さな黒い点は、双眼鏡などで見ると大きな動物。「クマだ!」と大騒ぎになりました。茶色い動物は、ニホンカモシカ。短い角が付いた頭を動かしながら、雪の中から出ている木の葉っぱを一生懸命食べている姿を見ることができました。

 プログラムが始まる時に、子どもたちが相談して決めた約束は、「けんかをしない」「仲良く遊ぶ」など7項目。「地元の人にあいさつをする」という約束もありました。このためか、50m以上先の屋根の上で除雪している人に向かって、「こん、にち、わー。がんばってーくださーい」という大きなあいさつをすることも。通りかかったおばあさん2人にも雪合戦を中断して、「こんにちわー」。「雪、面白いかねー」と話しかけられて、「はーい」と元気に返事をしていました。

 雪を徹底的に楽しんだ3日間はあっという間に終わり。帰るときには、「次はもっと山の高いところまで登りたい」「もっといろんな動物を見たい」などというコメントを残してくれました。

 雪のプログラム、次は3月の雪ざんまいキャンプです。

さわやかな山里で夏のキッズキャンプ!8月8−10日

山からの冷たい水の中で大はしゃぎ
 エコプラス恒例の夏のキャンプを、新潟県南魚沼市清水集落を舞台に開催します。標高600m、涼しい風が吹き渡る山里を舞台に、野外での暮らしを組み立て、自然にふれあい、満天の星空に出会います。

【趣旨】シンプルな暮らしと自然の中での活動を通して、自然と近づく。仲間と協力する。自ら考えて工夫し行動する経験を積む。
【日時】8月8日(火)から10日(木)の2泊3日
【場所】新潟県南魚沼市清水地区
【集合】(現地)8日午前11時半予定、(東京駅)午前8時半
【解散】(現地)10日午後3時予定  (東京駅)午後5時すぎ
  東京駅と現地の間はボランティアスタッフが同行します。
【参加費】1万8千円(1日目の夕食から6食、プログラム費、保険などを含む。現地までの交通費は別途)
【対象】小学5年生から中学生まで
【指導】エコプラス代表理事高野孝子(凍結した北極海横断、アマゾン川下りなど世界各地の自然の中で活動。早稲田大学教授)
【内容】テントまたはタープ下での寝袋泊、野外調理。自然ゲーム、沢歩き、アートづくり、星空散歩

申し込み

以下の項目を記入して、送信して下さい。事務局から折り返し健康調査票などを送らせていただきます。

まぶしい光の中で雪をたっぷり楽しみました

晴天の元、豪快に滑り降りた斜面
 雪国の山里を舞台に雪を楽しむプログラムが、2017年3月28日から新潟県南魚沼市清水集落を舞台に繰り広げられました。小学生を対象にした2泊3日の合宿組と、小学生5年生から中学生を対象にした3泊4日のキャンプ組の双方に、計20人が参加。青空のもとで、2mもある雪で楽しみました。

 小学1、2年生を含む合宿組は、ほとんどの時間を雪遊びに使いました。

自分で作ったジャンプ台。ソリは見事に宙に浮きました。
 滞在させていただいた地元の公民館のすぐ裏の斜面を舞台に、遊びました。ソリで滑り降るだけではもの足らず、ジャンプ台を作ったり、雪合戦をしながら、きれいな雪を丸めて口に入れて水分補給をしたりと、自由自在に遊んでいました。
 約200m向こうの斜面にはニホンカモシカの親子連れと思われる3頭が登場し、双眼鏡や単眼鏡で観察する場面もありました。
 食事も自分たちで作り、片づけも、一緒に眠るという共同生活。小学1年生3人、2年生2人を含む11人は、ほとんどが包丁を使うのも初めて。とり鍋やけんちん汁にも挑戦しました。

雪の上で火を起こす。なかなか難しい。
 キャンプ組は、雪の上でのテント生活。トイレも雪に中に作り、雪でお尻をふく徹底した「雪ざんまい」暮らしでした。火をおこすのも雪の上。ペール缶などに通気孔を開けた道具を使い、木を燃やします。かまど全体が、自分の熱で雪の中に沈んでしまうので、下に、土台の太い木を置くのですが、バランスが悪いと、どんどん傾いてしまいます。2日目の朝食時にはうどんの鍋がひっくり返る時間も発生。「冷やしうどん」になりました。

 キャンプ組のハイライトは、豪快尻滑り。1時間半ほど雪の上をかんじきで歩き、標高900m近い山の稜線にまで上りました。そこから一気に尻滑り。高低差7−80mを一気に下ります。地元の山岳救助隊長を長年努めた小野塚高一さんに安全なコースを設定していただきました。当初は、こんな急斜面上れないと言っていた子どもたちも、滑り降りる豪快さを体験すると、何度も上っては滑り降りて楽しんでいました。

 天候に恵まれたため、はるか彼方まで白い山々が連続する光景が見られ、休憩時間には「すごい光景だなあ」とみんなで見とれました。

 合宿組もキャンプ組も、それぞれ雪をとことん楽しんだようで、「自分について分ったこと」として「そりのジャンプ台を完成させた」「寒さに強い」などをアンケートで上げていました。
 学んだこととしては「共同生活では仲間を思いやることが大切だと分った」「キャンプから家に戻っても、ゴミをできるだけ減らす工夫をしたい」などが上げられました。

新潟の山里で、とことん雪遊び!3月28日から

青空から雪なげ

エコプラスは、2017年3月28日から新潟県南魚沼市清水地区で、小学生5年生から高校生までの3泊4日と、小学生1−6年生向けの2泊3日の、雪のプログラムを展開します。1月中旬、やっと新潟の山にも雪が降りました。3月末になってもきっと大量の雪が残っていることでしょう。

雪ざんまいキャンプ

斜面を尻滑り!

雪から水を作り、雪の上で火を起こし、雪のテーブルを作り、雪のトイレで、雪でお尻をふく。雪だけの世界でどのように暮らしを組み立てるのか、地元の人の知恵と技をもらいながら自分たちで生きて行く自信をつけましょう。条件がよければ、豪快な雪の斜面での尻滑りも楽しみます。

ちょっぴり難易度の高いキャンプ、チャレンジャー募集です!

【日程】 2017年3月28日から31日までの3泊4日
【場所】 新潟県南魚沼市清水集落とその周辺
【集合・解散】 現地、もしくは上越新幹線越後湯沢駅
【対象・人数】 小学5年生から中学生、高校生まで、16人
【参加費】 10,500円(28 日夜からの9食、プログラム費、装備費、保険代など)
【内容】 テント泊。雪上での火起こし、調理。雪中ハイキングと尻滑り、自然観察、雪のアート造りなど

こどもゆきぐにくらし体験

広間でみんなでお休み

新潟県の山側には、たくさん雪が降ります。清水集落は1月から2月の一番寒い時期には、4メートルもの雪が積もります。3月末でもまだまだ雪がいっぱい。雪に囲まれた暮らしを体験しましょう。昔ながらのお家にみんなで泊まり込んで、食事の準備も一緒にしながら、雪の中で遊び、自然と暮らしから学びます。

【日程】 2017年3月28日から30日までの2泊3日
【場所】 新潟県南魚沼市清水集落とその周辺
【集合・解散】 現地、もしくは上越新幹線越後湯沢駅
【対象・人数】 小学生対象、12人
【参加費】 9,000円(28 日夜からの6食、プログラム費、装備費、保険代など)
【内容】 古民家泊。自分たちでの生活。雪遊び。自然観察など

申し込み

以下の項目を記入して、送信して下さい。事務局から折り返し健康調査票などを送らせていただきます。

仲間と一緒だからできた、夏キャンプ

珍しい野生のショウブの群落
珍しい野生のショウブの群落

「星空の下で、夜中しゃべっていたのが楽しかった」
「山伏が、歴史の中で生き残ったのがすごい。もっと日本の歴史を学ぼうと思った」
2016年8月4日から7日の3泊4日、小4から中2の男女10人が、南魚沼市清水集落の河原を拠点に、生活や活動を共にしました。南魚沼市と十日町から三人の参加、名古屋のほか、茨城や埼玉など関東方面から集まりました。
スタッフは主に大学生たち。一緒に遊びつつ、時には厳しいコメントが入ります。清水集落の人たちも送迎や沢登りの指導、お話をしてくれたり、新鮮な野菜の差し入れ、神事の際に準備から子どもたちを混ぜていただくなど、お世話になりました。

このキャンプでは、それぞれが暮らしの上での役割を持ち、自分たちで考えて判断して実行することが原則。うまくいかないことがあれば、そこから学び、次につなげます。
初日は河原で生活の場作り。どこで暮らそうと、人間が必要なものは同じ、というメッセージの元、テントを立て、水場を確認し、かまどやトイレを作りました。これまで参加したことがある人たちが健闘しましたが、半ば湿った薪でご飯を炊くのは苦労しました。米が硬く、味付けがいまいちだったということでしたが、これは翌日、おいしい朝食を作ることにつながりました。

(終了しました)山里の自然と暮らしを満喫する子ども夏キャンプ

2,000m級の山々に囲まれた山里で、深い自然と、その地に育まれた文化を体験します。地元の山伏たちの火渡り神事にも参加します。小学5年生から高校生が対象です。子どもゆめ基金の助成で参加しやすくなっています。
仲間と協力して生活しながら、自分たちで暮らしを組み立て、行動します。

2015夏キャンプ イワナ滝で遊ぶ
2015夏キャンプ イワナ滝で遊ぶ

概要【日時】2016年8月4日(木)〜7日(日)
【場所】新潟県南魚沼市清水集落
【集合】8月4日(木)正午 現地(南魚沼市清水集落)集合、午後零時半開始
【解散】8月7日(日)午後2時現地解散
【対象】小学5年生〜高校生
【内容】テント設営、火おこし、野外料理、山登り、沢歩き、川遊び、星空観察、耕作放棄された棚田やブナ林での保全活動など。
【参加費】10,000円(初日夕食から4日目昼食まで9食、保険料込み)
【申込】NPO法人エコプラス
以下の登録票参加登録票と健康チェック表に記入の上、エコプラス(info@ecoplus.jp、ファクス03-5294-1442)までお送りください。

清水集落でコマ打ち

急斜面での作業。ブナの葉を通してもれてくる日光がみずみずしい。
急斜面での作業。ブナの葉を通してもれてくる日光がみずみずしい。

エコプラスがお付き合いさせていただいている新潟県南魚沼市の清水集落。活性化事業で取り組む標高1,000mのブナ林での原木ナメコ栽培で、2016年5月22日午前、ナメコのコマ打ちが行われました。

エコプラスがお付き合いさせていただいている新潟県南魚沼市の清水集落。活性化事業で取り組む標高1,000mのブナ林での原木ナメコ栽培で、5月22日午前、ナメコのコマ打ちが行われました。

ナメコのコマ。長さ2センチほどの木の栓に、ナメコ菌が含まれています。
ナメコのコマ。長さ2センチほどの木の栓に、ナメコ菌が含まれています。

別集落での田植えプログラムと日程が重なったため、代表理事の高野と、林野庁職員をしている高野のいとこが応援に参加しました。

空気が緑色に染まる林の中で、担ぎ上げた発電機からの電気でドリルを回し、明けた穴にナメコ菌が入ったコマを金槌で打ち込んでいきます。全部で12,000コマ。

後は、自然の中でじっと待って、2年半。ホンモノのナメコが出てきます。国有林の払い下げを受け、毎年10本前後の原木を使う、持続可能なスモールビジネスへの取り組みです。

2008年に、清水集落で首都圏の社会人や大学生、さらに地域開発の専門家など多くのみなさんに加わっていただいて、地域のみなさんと一緒に行ったワークショップが出発点になりました。それから9年目。毎年、原木の払い下げを受け、晩秋から残雪期に倒し、初夏にコマ打ちをし、秋の収穫前に刈り払いを行って、収穫を重ねてきました。

今年も順調に行けば10月にはナメコが出てくるはずです。ご希望の方はinfo@yumeshimizu.jpまでご連絡下さい。今年の販売価格、配送料など具体的な販売計画が決まりましたらお知らせを差し上げます。

雪に暮らし、雪に学ぶ「雪ざんまいキャンプ」

2016年3月26日から29日まで、南魚沼市清水集落で「雪ざんまいキャンプ」が行われました。参加したのは、新潟市と首都圏から来た小中学生7人の子どもたち。雪の上での暮らしを自分たちで組み立てながら、思いっきり遊び学び楽しんだ3泊4日でした。

今年の冬は不思議なぐらいに雪が少なく、標高600mの清水集落でも一足早く春の装いです。例年なら2m〜3m雪が残っているこの時期も、今年は50センチほどしかありません。「雪ざんまい」となるか心配しましたが、好天にも恵まれ、子どもたちは真剣なまなざしで雪との暮らしに向き合いました。

集まったのは、小学4年生から中学1年生までの子どもたち7人。何度かエコプラスのキャンプに参加したことのある子もいましたが、初めての場所、初めて一緒に過ごす仲間、初めての雪の上でのキャンプに、皆少し緊張した面持ちでした。「環境を大事にして過ごす」「みんなと仲良くする」といった目標を決めて、雪ざんまいキャンプのスタートです。

4日間、子どもたち自身で暮らしを組み立てます。初めは薪を割って火を起こすのも一苦労。
4日間、子どもたち自身で暮らしを組み立てます。初めは薪を割って火を起こすのも一苦労。

これから4日間、身のまわりの暮らしをすべて自分たちで組み立てます。雪を踏み固めるところから、テントを建て、なたで薪を割って火を起こし、雪を溶かして水を確保して、イスとテーブル・トイレ・食器棚まで全部雪で作ります。雪でお尻を拭き、杉の葉っぱをタワシとして鍋を洗いました。子どもたちも初日は戸惑ったものの、4日も経てば皆たくましく成長していきます。

スタッフの役割は基本的にはアドバイスをする程度で、手助けもなく、子どもたち自らが考え、相談して、行動していかなければいけません。道具や食料も自分たちで管理します。初日の夕飯を食べ始める頃には辺りが暗くなっていましたが、日が経つに連れ、なたの使い方も火の起こし方も早くなり、料理も大人より子どもたちの方がおいしく出来るほどでした。他にも、トイレに行くまでの階段を設けたり、雪で灯籠を作りロウソクの明かりを灯したりと、雪の上での生活を工夫しながら楽しみました。

巻機山のふもとまでハイキング。山に囲まれた絶景の中を歩きます。
巻機山のふもとまでハイキング。山に囲まれた絶景の中を歩きます。

日中は毎日暑いぐらいの晴天で、 地元の山の達人と一緒に近くの巻機山のふもとまでハイキングをしたり、 集落の不思議を自分たちで見つけ、それについて地元の人たちに聞いて歩く「清水調べ」に出かけたりと、里山の自然と暮らしを肌で感じることができました。お楽しみは、山の斜面で豪快尻すべり。肥料袋をソリ代わりに、初めは1人で、最後はスタッフも入って7人一緒にと、大きな笑い声が山の向こうまで響いていました。 過疎化が進む山間の地域で、4日間だけでも子どもたちが暮らし、溶け込んでいく姿が印象的でした。

自然の中、仲間たちと協力しながら、雪の上の暮らしを楽しみました。うまくいかないこと、大変なこと、寒さに凍えることもありました。それでも、かちかちに凍った雪の上で空を見上げると、真っ暗な中に無数の星が見えました。地に根を張る里山の暮らしも、自然の雄大な景色も、街の便利さの中では味わえないような経験だったと思います。真っ赤に日焼けした顔が、雪国の暮らしを思いっきり楽しんだ証です。

雪に暮らし、雪に学ぶ「雪ざんまいキャンプ」

2016年3月26日から29日まで、南魚沼市清水集落で「雪ざんまいキャンプ」が行われました。参加したのは、新潟市と首都圏から来た小中学生7人の子どもたち。雪の上での暮らしを自分たちで組み立てながら、思いっきり遊び学び楽しんだ3泊4日でした。

巻機山のふもとまでハイキング。山に囲まれた絶景の中を歩きます。
巻機山のふもとまでハイキング。山に囲まれた絶景の中を歩きます。

今年の冬は不思議なぐらいに雪が少なく、標高600mの清水集落でも一足早く春の装いです。例年なら2m〜3m雪が残っているこの時期も、今年は50センチほどしかありません。「雪ざんまい」となるか心配しましたが、好天にも恵まれ、子どもたちは真剣なまなざしで雪との暮らしに向き合いました。

集まったのは、小学4年生から中学1年生までの子どもたち7人。何度かエコプラスのキャンプに参加したことのある子もいましたが、初めての場所、初めて一緒に過ごす仲間、初めての雪の上でのキャンプに、皆少し緊張した面持ちでした。「環境を大事にして過ごす」「みんなと仲良くする」といった目標を決めて、雪ざんまいキャンプのスタートです。

これから4日間、身のまわりの暮らしをすべて自分たちで組み立てます。雪を踏み固めるところから、テントを建て、なたで薪を割って火を起こし、雪を溶かして水を確保して、イスとテーブル・トイレ・食器棚まで全部雪で作ります。雪でお尻を拭き、杉の葉っぱをタワシとして鍋を洗いました。子どもたちも初日は戸惑ったものの、4日も経てば皆たくましく成長していきます。