「清水集落」タグアーカイブ

埼玉県本庄市のみなさんが清水地区を訪問

本庄早稲田の里山塾のみなさんが清水集落を訪問し、生物多様性プロジェクトの現場を観察、ブナ林の下刈り作業も体験しました。

生物多様性保全地域では、池の周辺などで生き物を観察してもらいました
生物多様性保全地域では、池の周辺などで生き物を観察してもらいました

2013年9月21日、早稲田大学の本庄キャンパスを拠点に活動する里山塾のメンバー34人が、清水集落を訪問しました。エコプラスと清水集落が取り組んでいる生物多様性プロジェクトの保全地域の見学と、集落が進めるブナ林の下刈りと間伐作業も体験しました。

ブナ林の間伐作業後のようす。ブナの木々間に空間ができ、気持ち良い森になりました
ブナ林の間伐作業後のようす。ブナの木々間に空間ができ、気持ち良い森になりました

保全地域では、地元の小野塚高一さんの案内で、休耕田に水を入れた池の周辺でカエルやトンボなど多様な生き物を観察しました。その後、集落の古民家に移動し、活性化委員会委員長の阿部和義さんが、生物多様性プロジェクトの過去4年間の取組みを説明しました。

ブナ林の下刈り・間伐では、細いブナの木やほかの草木を、ナタやノコギリを使って運びやすい長さに切り、散策しやすいように数カ所に集める作業をしました。うっそうとしていたブナ林は作業後は遠くまで見通しが利くきれいな林になりました。「大変だったが楽しかった」「ぜひまた来てみたい」という声を頂きました。

781山伏の祭りを体験し、自然観察と草刈り作業を実施:清水いきもの復活大作戦

大明神保全地域を清水集落の方に案内してもらい、生き物や大明神の歴史について学びました
大明神保全地域を清水集落の方に案内してもらい、生き物や大明神の歴史について学びました

清水いきもの復活大作戦2013年度第二回目の活動を8/3-4に実施しました。

2013年度の清水いきもの復活大作戦第二回目の活動を8月3-4日に行いました。
1日目は、清水集落内の自然観察、山伏の祭りへの参加、夜の昆虫観察会を行いました。

ヤゴから羽化したばかりのトンボを観察することができました
ヤゴから羽化したばかりのトンボを観察することができました

2日目は大明神保全地域を清水集落の方に案内をしてもらい、豊かな自然の中の生き物や大明神の歴史を学ぶことができました。

詳しく以下特設サイトをご覧ください。

【清水いきもの復活大作戦特設サイト】
http://ikimono.ecoplus.jp/showart.php?lang=ja&genre=9&aid=604

「針江生水の郷(はりえしょうずのさと)」を視察。清水地区の活性化委員会

自噴する湧水を利用した「川端(カバタ)」。日々の炊事などに使われている。私有地のため、ガイドなしでは立ち入れない。
自噴する湧水を利用した「川端(カバタ)」。日々の炊事などに使われている。私有地のため、ガイドなしでは立ち入れない。

耕作放棄された田んぼの生物多様性を復活させる取組みを展開している新潟県南魚沼市の清水集落のみなさんが、湧き水の郷として知られる滋賀県高島市針江地区を視察しました。

6月30日から7月1日にかけて清水地区活性化委員会とエコプラスは、琵琶湖湖岸に位置する針江地区の視察を行いました。

生きものや川や湖の保全を目指す様々な試みが展開されていました。
生きものや川や湖の保全を目指す様々な試みが展開されていました。

この地区は古来より良質な湧水が大量に自噴しており、「針江生水の郷(はりえしょうずのさと)」と呼ばれます。

詳しくは以下特製サイトでご覧ください。

【清水いきもの復活大作戦特設サイト】
http://ikimono.ecoplus.jp/showart.php?lang=ja&genre=9&aid=602

地域住民とボランティアでナメココマ打ち実施:清水集落活性化

取り組み始めて5年。コマを打って本格的に出始めるまで2年の年月を要する原木ナメコ。昨年以前の原木に新しい原木が加わりました。
取り組み始めて5年。コマを打って本格的に出始めるまで2年の年月を要する原木ナメコ。昨年以前の原木に新しい原木が加わりました。

南魚沼市清水集落が村の活性化のために標高1000mの山奥で作るナメコの特産化に取り組んで5年。今年も集落住民とボランティア参加者、エコプラススタッフでコマ打ちを行いました。

 

コマを打つ作業は一つ一つ金づちで行います。急斜面での作業は危険が伴います。
コマを打つ作業は一つ一つ金づちで行います。急斜面での作業は危険が伴います。

戸数20,人口57人の少子高齢化に直面している清水集落では村の活性化のために5年前から集落外の人とも一緒にナメコの特産化を目指す取組みを始めています。今年のコマ打ちは東京や南魚沼市職員や高校生など4名のボランティアが参加してくれました。

詳細は以下をご覧ください。
http://tappo.ecoplus.jp/showart.php?lang=ja&genre=9&aid=1095

南魚沼市環境学習発表会で清水での活動を紹介

清水集落の阿部さんが、昔清水にいた生き物についてなど話してくれました。
清水集落の阿部さんが、昔清水にいた生き物についてなど話してくれました。

清水集落で3年前から始めた生物多様性保全・教育プロジェクトについて、南魚沼市内の小学生や保護者に紹介しました。

2012年11月30日の午後、南魚沼市民会館にて、南魚沼市環境交通課主催の環境学習発表会がありました。
市内の2つの小学校(六日町小学校、中之島小学校)の4年生が、総合の時間を中心に取り組んできた地元の魚野川での活動について発表しました。中流や下流まで行き流域の水質の変化を調査したり、川に生息する生き物を調べたりと活発な活動を、クイズや演劇仕立てで元気に発表していました。

トウホクサンショウウオの卵塊の写真を見せると、子どもたちから「マヨネーズ?」との声が。
トウホクサンショウウオの卵塊の写真を見せると、子どもたちから「マヨネーズ?」との声が。

その後に、清水地区活性化委員会委員長の阿部和義さんと、エコプラス事務局田中が、清水集落での生物多様性保全・教育プロジェクトの活動を紹介しました。

アカハライモリや、トウホクサンショウウオ、モリアオガエルなど清水に生息する様々な生きものの写真を見せると、子どもたちは声を上げながら興味津々な様子で最後まで集中して見てくれました。プロジェクトの趣旨とともに、清水の自然の面白さが伝わったのではと思います。

清水の保全地域は3年間の保全活動を経て観察しやすい環境に整ってきています。来年には近くの子どもたちの環境学習の場としても活用してもらえるよう、これからも情報発信とネットワーク作りに力を入れていきたいと思います。

最盛期のナメコの迫力に感動(第2回10月13-14日)

原木が並ぶブナ林では、紅葉が始まり、黄色い光に包まれました。
原木が並ぶブナ林では、紅葉が始まり、黄色い光に包まれました。

2012年の第2回目のナメコイベントが、10月13-14日に新潟県南魚沼市の清水集落で開かれました。山のナメコは一気に盛りを迎え、2日間で90キロもの収穫がありました。

過疎高齢化が進む山里、清水集落が自らの再生をかけて取り組んできた「原木ナメコ」プロジェクトを応援する2012年2回目のナメコイベントが、10月13-14日に開かれ、首都圏や地元からの親子連れや学生、社会人ら10数人が参加しました。

今回は、明け方の気温が5度前後にも下がった中での開催。1週間前と比べると、ブナ林の葉っぱがかなり黄色くなってきました。

ぷるっとした力強いナメコが次々に出てきていて、あっという間にプラケースがいっぱいになります。
ぷるっとした力強いナメコが次々に出てきていて、あっという間にプラケースがいっぱいになります。

この数週間、定期的に雨があったために、ナメコの生育も順調で、今週からは濃い茶色のしっかりとしてナメコが、ぷるぷるした姿を次々に出してきていました。

曇から小雨模様の初日は、大ぶりのものだけにしぼったものの、収穫量は50キロ前後。2日目には全日残した小粒のものが大きくなって、「一晩でこんなに育つんだ」と参加者は、自然のリズムを直接感じていました。

1日目は収穫したナメコを、自分たちで調理して「ナメコざんまいパーティ」。おろしナメコや鍋といった和風から、とうがらしを入れたペペロンチーニ風などの多様な料理に挑戦し、地元の銘酒やワインとともに楽しみました。

2日目には、首都圏でフランス料理屋を営むシェフも登場。現場でのナメコ採集を楽しんだ後、用意したチーズやピザ生地とあわせたまったく違った料理に変身させ、地元住民らをうならせました。

参加者の中からは、「空気がおいしく、あの林にいること自体がとてもいやされる」などという地域全体への深い感動の声が相次ぎました。

みのりにあふれる山里の秋を堪能(第1回10月6-7日)

ブナの原生林の中に置かれた原木から、わっと姿を出したナメコたち
ブナの原生林の中に置かれた原木から、わっと姿を出したナメコたち

10月6-7日の週末、新潟県南魚沼市の清水集落で、地域が取り組む「原木ナメコ」プロジェクトに触れる山里ツアーが行われました。

2012年10月6-7日の両日、新潟県南魚沼市の巻機山中腹にある、清水集落を拠点に、原木ナメコなど山里の秋を楽しむツアーを行いました。

参加したのは、首都圏の会社員や家族連れを中心に9人。多くの場面で地元のみなさんが案内役として加わりました。

収穫したナメコを、みんなで調理して楽しみました。素ゆで、オムレツ、マーボ、豆腐のせ、油揚はさみ焼き、そして鍋。
収穫したナメコを、みんなで調理して楽しみました。素ゆで、オムレツ、マーボ、豆腐のせ、油揚はさみ焼き、そして鍋。

昼過ぎに到着して、さっそく栽培地に向かいました。標高900mから1,000mのブナの原生林は、樹齢100年以上の大きなブナがそびえています。その足元に、営林署から払い下げを受けて植菌した原木がびっしり並んでいる場所があり、何本かからは500円玉以上の大きさになったナメコがびっしりと生えていました。

前日までの雨の影響もあって、まるで宝石のようなきれいな輝きでした。

「すごーい」「売っているナメコと全然違う」という声が次々と上がる中、採集作業を開始。1時間半ほどで20キロ近いナメコを収穫しました。いずれもぬめりがたっぷりで、肉厚で、濃い茶色になっています。

夕方は、取ってきたばかりのナメコをみんなで調理。借り上げている古民家を舞台に、さまざまなナメコ料理が登場。シンプルな素ゆでからおろしナメコ、鍋などが続きました。都会からの若い女性は、豆腐の上にチーズとナメコを乗せてレンジで温めた「ナメコ豆腐」や、新潟・栃尾地域特産の大きな油揚げに刻んだナメコとひき肉を入れた「油揚げのナメコはさみ焼き」に挑戦。
地元の若者は、マーボ豆腐の元をつかって「マーボナメコ」を編み出しました。

地元の銘酒とともに、さまざまなナメコ料理を楽しみながら、地元のみなさんも加わって、山の暮らしについて夜遅くまで話が続きました。

みのりにあふれる山里の秋を堪能(続き)

集落の共同作業に加わって、水路の整備を手伝いました。
集落の共同作業に加わって、水路の整備を手伝いました。

地元の共同作業にも参加して、山里の暮らしぶりを実感しました。

2日目は、朝8時から地元の共同作業に参加させてもらいました。18世帯60人の小さな集落は、豪雪期には4mの雪で埋もれます。その雪を消すために必要な水を確保するために、村に引き込まれた4本の水路を整備する作業です。

男たちが10数人。刈り払機などと積んだ軽トラで続々集まり、そこにスタッフを含む11人のエコプラスチームが加わって、各方面に散りました。

別の場所を歩くと、天然のクリタケが大量に発生していました。
別の場所を歩くと、天然のクリタケが大量に発生していました。

地元の方が草を刈り、エコプラスチームが倒れ込んだ草を出し、所々で流れを止めている倒木類を引きずり出しながら、順次水路を整備していきました。

この作業ができなくなると、玄関回りなどの雪を消すことが困難になって、高齢者だけの世帯などは暮らしが大変になっていきます。

「限界集落」の限界とは何かを、実感する体験となりました。

参加者のみなさんからは、「本物のナメコに感動した」「地域づくりの応援のためにぜひナメコを東京のレストランに紹介したい」など、地方と都会をつなぐ新しい関係への提案も出されました。

ナメコツアーは、10月13-14日にも予定されています。
http://tappo.ecoplus.jp/showart.php?lang=ja&genre=9&aid=1071

ちょうど取り頃となるナメコの赤ちゃんも多数観察されました。ナメコの最盛期をいよいよ迎えるようです。

ブナの森で遊ぶ

葉っぱの先から小枝を伝って、最後は幹の表面に川が流れるようになる「樹幹流」が見られました。
葉っぱの先から小枝を伝って、最後は幹の表面に川が流れるようになる「樹幹流」が見られました。
映画の中で「山の長老」と紹介された小野塚高一さん(右)が通りかかり、照れ臭そうな笑いを浮かべていました。
映画の中で「山の長老」と紹介された小野塚高一さん(右)が通りかかり、照れ臭そうな笑いを浮かべていました。

小雨模様となった23日、清水集落の奥にある標高1,000m前後のブナの林の中で、地域の人が取り組む原木ナメコ栽培の様子をみさせてもらいました。

 

真夏のような暑さの中で調査と木道作り 清水いきもの復活大作戦秋の巻

いきいきとした専門家の先生の説明に、ぐっと生きものワールドへ引き込まれる参加者のみなさん
いきいきとした専門家の先生の説明に、ぐっと生きものワールドへ引き込まれる参加者のみなさん

今年度2回目の活動には、首都圏の大学生や社会人15人が参加し、真夏のような暑さの中で調査と保全活動をたっぷりと行ないました。

このプロジェクトが始まってから今年で3年目。外から訪れた人たちと地元の人たちが一緒に保全活動をする「清水いきもの復活大作戦」は8回目となりました。
今回は2日間とも、生物の専門家の北野日出男さん(日本環境教育フォーラム理事)と深沢和基さん(小出高校生物教諭)が同行してくださり、充実した内容の自然観察と調査も行なうことができました。

作ったばかりの木道の側で集合写真。とてもきれいにできたと地元の人も感心していました。
作ったばかりの木道の側で集合写真。とてもきれいにできたと地元の人も感心していました。

初日は午後に清水に集合し、調査から始まりました。標高600mの清水集落でも今年は真夏日が長く続いていますが、保全地域にはススキが穂を付け、様々なトンボが飛び交い、秋らしい気配が漂っていました。

少し歩くと専門家の先生が「何か」を見つけて、そこで生きもの講義が始まります。北野さん、深沢さんの周りに参加者が集まり、「知らなかった!」「不思議!面白い」と声を上げながら、どんどんと生き物の世界に引き込まれていました。そして2ヶ月前に切り開いた杉林のルートをじっくりと時間をかけて歩き、キツツキの突いた穴や、様々な植物、昆虫を観察しました。

少し残念なことには、雨が降らない日が続いていたので、水が干上がってしまったビオトープもあり、イモリやカエルなど両生類はあまり姿を現しませんでした。

2日目の保全活動では、草刈りと木道作りを行ないました。照りつける太陽の元、参加者のみなさんは汗をかきながら材木を何度も運び、カナヅチで10cmほどの釘を打ち付け、新たに40mほどの木道を作り上げました。

今回の木道作りで、保全地域を大きく散策できるルートができあがりました。
まだまだ活動は続きますが、ビオトープや杉林など様々な環境を楽しみながら歩ける周回ルートができたことは、今年度の大きな成果となりました。
ふりかえりでは、杉林の中にハンモックを吊るしたり、ビオトープの側にテントをはったりしてのんびり過ごしてみたい、という声が上がりました。

3年目となり、環境に変化による生きものの反応が現れ、保全活動の方向性が見えてきました。これからは保全に加えて、この地域を清水への来訪者に楽しんでもらえるよう、新たな取り組みが始まりそうです。