「米づくり」タグアーカイブ

苗代片付け

苗代が、8月27日に片付けられました。

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苗を育てるために、雪どけ後最初に作られる苗のプール「苗代(なわしろ)」。

今年は4月13日に、まず地面を平らにするところから始めました。苗代を作る場所は車で通りがかる時に見えるので、この作業をしているのが見えると、いよいよ米づくりが始まる・・・春だなあ、と感じたものでした。

そんな春の風物詩でもある苗代が、8月27日に片付けられました。使われていた木材やシートは、来年も使えるようきちんとしまわれていました。

実りの秋の足音

穂が実り始めています。

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8月6日頃、穂は少し出たか出ていないかくらいでした。
写真は8月27日撮影のイロハ田んぼです。長さ15から20センチほどの薄い緑色の稲穂が、少しずつ実り始めています。
空にはウロコ雲、辺りにはセミとコオロギの鳴き声が入り混じって響いていました。「実りの秋」はもうすぐそこです。

10月17日・18日は「田んぼのイロハ」の稲刈りです。写真の、手作業で育てられた無農薬コシヒカリを収穫し、天日干しにします。詳細は後日ウェブサイトにて。

(09年第1回報告)「昔は1人で植えた」約1反の田植え

5月16日−17日、南魚沼市栃窪集落にて2009年度第1回目の休日農業講座「田んぼのイロハ」が行われました。参加者は首都圏や県内から集まった会社員や大学生、4歳から60代まで17名。小雨の中1.2反の田植えを行いました。
5月16日−17日、南魚沼市栃窪集落にて2009年度第1回目の「田んぼのイロハ」が行われました。参加者は県内や首都圏から会社員や大学生が17名、4歳から60代まで。小雨の中1.2反の田植えを行いました。
テーマは「稲作概論と田植え」。苗代見学や座学で田んぼや苗の構造、育苗などについて学び、実際に田んぼに入って苗を植えることでさらに理解を深めました。

苗代で育苗についての説明を聞きました。
苗代で育苗についての説明を聞きました。

1日目は今にも雨が降り出しそうなくもり空の下、かさを片手に苗代見学に行きました。、地元の人と一緒に、車が発達する以前に使われていた棚田の中の細い道を歩き、田んぼの構造や植物について説明してもらいました。苗代では、苗の生長を見ながら育苗について教わりました。
その後の座学では、田んぼの構造、田植えまでの段取り、田植えの際の様々な作業のことなど、昔の様子を詳しく教わりました。

1列だけをひたすら植え続けた小学生。向いのあぜから植え始めた大学生のところまであっという間に着いてしまいました。
1列だけをひたすら植え続けた小学生。向いのあぜから植え始めた大学生のところまであっという間に着いてしまいました。

2日目は朝から小雨が降っていましたが、参加者は雨具を着て田植えに臨みました。素足で入った田んぼの泥の感触や、ときどき腰をのばして眺める景色を味わいながら、田植え作業は約1時間半で終了しました。
「昔は1人で1日1反植えて初めて1人前と言われた」という地元の人の話をふりかえり、「1人前にはほど遠いなあ」と話していました。

作業の後の昼食は、地元の人が用意してくれた昔ながらのヌカ釜炊きのご飯、ワラビとニシンのみそ汁や漬け物など。参加者は何杯もおかわりしていました。

参加者からは、「村の人の知識が素晴らしかった」「本来あるべき自然と人間の姿を垣間見た気がした」「参加している人たちとのつながりを感じた」などの感想が寄せられました。

溝切り始まる

溝切りの筋がはっきり分かる「オーナー田んぼ」
溝切りの筋がはっきり分かる「オーナー田んぼ」

暖かな陽気に支えられ、稲は30センチ前後にも生長してきました。一部では、「溝切り」が始まっています。

田んぼの稲はどんどんと生長しています。水不足もようやく回復の兆しです。早い時期に田植えを終え、途中で水が切れることもなかった「オーナー田んぼ」は、順調な成育です。

稲は株がどんどんと太くなり、茎の本数は20本以上になっているように見えます。

田んぼには、溝が切ってありました。
収穫時にコンバインが入ってもぬかるまないように、田んぼを固く締めるための作業だそうです。同時に、稲も水を抜くことで、さらに水を求めて根を深く伸ばすので秋に稲穂を付けた際に倒れてしまう「倒伏」を防ぐことにもつながるということです。

いったん水を切った後は、これまでのように水をずっと張り続けるのではなく、水をかけてそのまま放置し、乾いたらまた水をかけるというサイクルに入るとのことです。

田んぼのはじっこでは、アヤメがきれいな花を咲かせています。
田んぼのはじっこでは、アヤメがきれいな花を咲かせています。

梅雨入りしました

ようやく曇り空。稲も元気です。
ようやく曇り空。稲も元気です。

新潟地方はようやく6月19日に入梅。平年より9日遅れだそうです。
ようやく新潟地方も梅雨になり、時折雨がぱらつくようになりました。
が、まだまだため池はからっぽです。本格的な雨が欲しいと農家のみんなは天を仰いでいます。

あまり雨がないので、せっかく代かきした田んぼもまた固まってしまい、再度の代かきができないまま、田植えがずるずると後回しになっている田んぼもあります。

稲の苗は、田植えした時に比べて、茎がいくつも出てきて水面がかなり見えなくなりつつあります。

あぜにはきれいな花も咲いています。
あぜにはきれいな花も咲いています。

雨が足りません

オーナー田んぼは好天続きで、成長にはいいのですが、水が不足してきました。

 

ほとんど空っぽになったため池。今の時期は本当は梅雨のはず。
ほとんど空っぽになったため池。今の時期は本当は梅雨のはず。

今年は、梅雨になかなか入りません。
好天続きで気温が高いのは稲には都合がいいのですが、田植え直後のこの時期は、水を最も必要とする時期です。

水は、夜間の保温効果があるほか、雑草が茂るのを防いでくれます。水がないと畑のように雑草がわさわさとわき出てきて大変なことになります。

が、雨が降らないまま、ため池の水位はどんどん下がります。大きな川がない傾斜地である栃窪の田んぼは、昔から雨が頼りでした。雨をため池にためて、それを上から順番に下に流して、稲を育てたそうです。

「線香を、水の取り入れ口に立てて、それが消えたら、隣の田に水を入れた」「夜中にこっそり自分の田んぼに水を引きにいった」「それを互いに見回っていたものだ」など、田んぼの水争いに関してはお年寄りたちはいろんな話をしてくれます。

空っぽになったため池からの水に頼っていた田んぼには、ひびが入ってしまいました。
空っぽになったため池からの水に頼っていた田んぼには、ひびが入ってしまいました。

すっかり干上がったため池からの水が流れる田んぼでは、ひび割れも出てきました。

幸い、オーナー田んぼの上にあるため池はまだ少し水が残っていて、田んぼにも水が溜まっている状態です。
雨が欲しいところです。