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絶景の棚田での稲刈り、最高の時間を共有しました。

地元の笛木晶さんの指導で、稲刈り開始。

 エコプラスが新潟県南魚沼市で展開する「休日農業講座」田んぼのイロハの稲刈り編が、9月30日、10月1日の週末、同市栃窪地区で開かれました。両日とも好天に恵まれ、黄金色に輝く田んぼで、カマを使って刈り取り、天日干しのためにはざにかけました。無農薬栽培の田んぼには、バッタやクモなどさまざまな生きものがあふれ、手を休めるとはるかかなたには2,000m級の山々がそびえ立ち、そこに月がかかるという見事な光景に参加者は見とれていました。

 稲刈りに参加したのは、首都圏の大学生15人のほか、栃窪集落の「棚田オーナー」になっている家族連れや社会人など計23人。
 今年は、8月以降、雨と低温が続いたために、稲の実りが遅く、周辺の田んぼもやっと稲刈りが始まった状況。天日干しの場合は、刈った後のはざかけの間に、茎や葉っぱの部分からの栄養がさらに穂に移って稲が熟すといわれており、この日の刈り取りとなりました。

この稲を束ねる作業が難しい。何度やってもすぐにばらけてしまう。
 田んぼを管理してきた地元栃窪パノラマ農産の社長笛木晶さんから、刈り取り方法の指導を受けました。ノコギリ状の刃が付いた専用のカマで刈った稲を10束づつワラで縛りながら、作業を進めます。このワラで束ねる部分が難しく、束ねようとして全部がばらけて地面に散乱するなど、大騒ぎに。「あきらさーん」と助けを求める声が、あちこちから上がりました。

初日、はざかけ終了。午後6時。月が輝く見事な夕暮れでした。
 刈った後は、4段の金属製の「はざ」に稲束をかけていきます。
 初日は、束ね作業に手間取り、最後の束がかかったのは日がとっぷり暮れた午後6時。光り輝く月に見守られて、田んぼを後にしました。

 2日目は、午前9時から。2日目とあって作業も一気に進み、昼までに8割方の刈り取りを終えました。
 昼食は、道路脇の木陰でのおにぎりと汁。おなかを空かせた若者たちは、競って鍋の汁をお代わりしていました。

木陰での農業講座
 この木陰を使って、食後に笛木晶さんから、稲作の昨今を説明してもらいました。高齢化が進む集落で、耕作することが出来なくなった高齢者のお宅の田んぼを引き受けようと、パノラマ農産という集落営農組織を12年前に設立して、がんばってきたが、経営としてはなかなか大変であること。普通のおコメの栽培には多くの農薬が使われているが、できるだけ安全に、健康にということで、農薬を減らし、一部では無農薬田んぼもやってきたこと、などを話してくれました。
 晶さんの「できるだけ混じり物の少ないものを食べるようにするのが一番」という言葉には、多くの参加者が納得している様子でした。

 次回は、11月3、4日の収穫祭編です。

締切間近です、田んぼのイロハ稲刈り編

栃窪の棚田の稲は、台風に倒れる事もなく見事な穂が揺れています。
いよいよ、田んぼのイロハもクライマックスの稲刈りが近づいてきました。田植えと草刈り直後からすでにお申し込みが相次いでおり、残席はわずかです。収穫祭の参加申込も、いまからどうぞ。

【スケジュール】
 稲刈り 9月30日(土)~ 10月1日(日)
 収穫祭 11月3日(祝)~ 4日(土)

 いずれも1日目の昼過ぎに現地集合、2日目の夕方3時頃現地解散です。実地作業、座学、集落の自然や生活を知る散策、集落のみなさんとの懇親会などを予定しています。

【参加費】10,000円(プログラム費、2日目昼食、保険料)学生半額、エコプラス会員2割引。小学生以下の子どもさんは保険料、昼食の実費のみいただきます。栃窪の集落営農組織「パノラマ農産」の棚田オーナーは、参加費実費のみ。
【場所】新潟県南魚沼市栃窪集落
    集合・解散時間に合わせて最寄りのJR上越線塩沢駅まで送迎いたします。
【宿泊】地元の温泉民宿 7,500 円(1泊2食、温泉付き、男女別相部屋)
【特典】秋に収穫したコメをおひとり2kg贈呈。
【申込】以下からどうぞ。先着順です。定員間近のため、お申し込みをいただいても、参加いただけない場合があります。ご了承下さい。

    <<田んぼのイロハへの申し込み書>>

緑鮮やかな山々を望みながら、田植えを楽しみました

雪が残る山々を見渡す棚田で、田植えをする。

 休日農業講座「田んぼのイロハ」の田植え編が、2017年5月20−21日の週末、新潟県南魚沼市栃窪集落で、首都圏からの学生や親子連れなど21人が参加して開かれました。夏を思わせる日差しの中、はだしで田んぼに入り、苗を一つづつ植えていきました。集落にはウグイスなどの小鳥たちの声が響き、食卓には採れたての山菜が次々と登場。季節を堪能する週末でした。

 今年の田植えでは、新しい試みをしたいと、集落営農組織「とちくぼパノラマ農産」の笛木晶さんが大きな道具を紹介してくれました。過去10年間の田んぼのイロハでは、6角形の枠を転がして田んぼに印を付けてきたのですが、今年は大きなクマデのような道具が出てきました。横に長い棒に10本のツメが出ています。間隔は1尺1寸(33センチ)。いつもの30センチ間隔より広くなりました。「除草作業が楽になると思うので、やってみようと」と晶さん。

1尺1寸(33センチ)幅の定規。

 応援にかけつけた集落の笛木良一さんが、縦方向に定規で線を引き、エコプラスの大前がもう一本の定規で横方法に線を引くと、33センチ角のマス目が出来。その線の交わる場所に、苗を植えていきました。

 遠くには、巻機山(1967m)や八海山(1778m)が見えます。山頂近くの沢にはまだ多くの雪が残り、ふもとは鮮やかな緑色。棚田が連続するイロハ田んぼ周辺は、タカの仲間のサシバが悠々と舞い、小鳥たちが鳴いています。車などの音もまったくないので、参加者同士も田んぼのあっちとこっちで話を交わしながら、田植えを進めました。

 例年よりわずか1割広げただけですが、1坪(3.3平方m)当たり30株しか植えないこともあって、作業はどんどん進み。休憩をはさんで2時間ほどで、およそ1反4畝(1,400平方m)の田植えを終えました。

木陰での軽トラ食堂。吹き抜ける風がさわやかでした。

 昼食は、田んぼの脇にある木陰で、軽トラで運ばれてきたおにぎり。ネマガリタケや山ウドなどが入った汁、山ウドのきんぴら、ワラビのおひたし、キュウリとニンジンのかす漬けなど、地域ならではの料理も並んで、さわやかな風に吹かれてゆっくりした時間を過ごしました。

 田植えに先立って、20日には集落散策をしたり、稲づくりの座学をしたり、夜には地面に寝転がっての星空観察をしたりと、山里の暮らしを五感で体験しました。散策時には、上杉謙信が関東出兵の際に軍馬とともに行き来した「古道」も探索。林の中の古道の一部には雪が残っていて、その上を歩きながら空を覆う明るい新緑を見上げるというぜいたくな時間を持つこともできました。

スライドショーには JavaScript が必要です。

 参加者の多くは、自然との関係の素晴らしさや農山村の厳しい現状を肌で感じたという感想を多く残してくれました。
大学進学の前の1年を使って、英国から日本にボランティア活動で来ていた若者の一人は、「こうやって日本人は日本の文化を覚える。私は英国に戻ったら英国の農場でボランティアをしてみたい」とコメントしてくれました。

 イロハ田んぼは、無農薬栽培なので、これから稲が生長する8月までの間に、3回は手作業での除草作業が必要です。6月には田んぼのイロハの除草編が実施されます。

「私の田んぼ」を南魚沼に持ちませんかー棚田オーナー2017募集

 ギフチョウが舞う素晴らしい環境に包まれた山里の棚田で、環境に配慮したコメづくりを応援する「棚田オーナー」を今年も募集します。無農薬、有機、天日乾燥という伝統的な田んぼのオーナー。豊かな生態系を守り、小さな集落を支え、最高級の塩沢コシヒカリを味わっていただきます。

 自分たちの最大の財産は、豊かな環境だ、と気付いた南魚沼市栃窪集落のみなさん。過疎高齢化に直面しながら山間集落の存続を図っています。都会のみなさんに、安全、安心のコメづくりを通じて、日々の食や暮らしを見直す機会を提供し、新たな形の都市と農村のつながりを育みたいと考えています。

見事に実ったオーナー田んぼ(16年10月18日撮影)
絶景の棚田での田植え作業。オーナーのみなさんにも参加いただけます(16年5月22日撮影)
 秋には市場にはまず出回ることがない最高級のお米をお届けします。オーナーには、今期4回開催予定の、休日農業講座「田んぼのイロハ」(各回の参加費1万円)が無料に。

【募集単位と金額】
 100平方メートル(1畝=いっせ)分、年額5万円。グループや学校、保育園などの団体での申込も可能です。

【内容】
 用意した絶景棚田のオーナーになって頂きます。稲の栽培は地元の集落営農組織「とちくぼパノラマ農産」が担当します。オーナーのみなさまはいつでも農作業に参加していただけます。収穫した新米を一口あたり玄米30kg相当(白米で約27kg)お送りします。

【特典】
・田んぼにお名前を表示します。田んぼ作業への参加がいつでも可能です。
・田んぼの様子についてメールでお知らせします。
・収穫した新米を玄米30kg(売価約38,000円)相当をお送りします。
・休日農業講座「田んぼのイロハ」への参加費1名分が無料。伝統的なコメづくりのノウハウを教わることができます。

【栽培方法】完全有機・無農薬・天日乾燥。
農薬は発芽前、育苗期を含め一切使用しません。新潟県の一般的な農家では田植え後も含めて18〜20成分の農薬を使っており、9~10成分で育てたコメは「5割減農薬米」と表示されます。パノラマオーナー米は「完全無農薬」のおコメです。

【プチオーナー】
年額1万円のプチオーナーも募集しています。
参加費年額1万円、田んぼにお名前を表示します。いつでも農作業に参加可能。田んぼの様子についてメールでお知らせします。秋に収穫した新米5kg(売価6,300円)相当をお送りします。「田んぼのイロハ」講座の参加費が2割引になります
【主催】有限会社とちくぼパノラマ農産
【運営】NPO法人エコプラスTAPPO南魚沼やまとくらしの学校:tappo@ecoplus.jp

【申込】

海外勢も一緒ににぎやかな草取り・草刈りを実施

休日農業講座「田んぼのイロハ」草刈り・草刈り編が、2016年6月4−5日に、新潟県南魚沼市栃窪集落で開かれました。総勢16人のうち、5人が米国、中国、シンガポールからの若者で、にぎやかな2日間となりました。

田んぼに両手を突っ込んで土をかき回しながら、雑草を根こそぎはぎ取る。なかなか大変。
田んぼに両手を突っ込んで土をかき回しながら、雑草を根こそぎはぎ取る。なかなか大変。

草取りをしたのは、2週間前の5月21−22日に田植えをした通称「イロハ田んぼ」です。その田植えにも加わった首都圏からの社会人らのほか、2年前に草取りに参加した米国とシンガポールの若者や、早稲田大学の学生、それにエコプラスにインターンで来ている米国アーラム大学の学生らが、今回のプログラムに参加しました。

田車(たぐるま)の使い方を教わる。苗が等間隔でまっすぐに植わっていないと、田車もうまく通らない。
田車(たぐるま)の使い方を教わる。苗が等間隔でまっすぐに植わっていないと、田車もうまく通らない。

初日の散策では、集落上部の棚田を歩きました。中には水がまったく入らずひび割れが進んでいる田んぼもあり、みんなはびっくり。この冬の積雪が例年の半分以下だったことから、山からの水が極端に少なく、水回りがよくない田んぼは、大変な状況になっていました。

座学では、地元の集落営農組織である有限会社パノラマ農産の笛木晶さんから、今年の稲作の進行状況などを聞きました。パノラマ農産では、150枚の田んぼで耕作しているのですが、水不足で代かきから田植えへという作業が進まず、田植えができたのはまだ3分の1程度。「とにかく雨を待つしかない状況」だと晶さんは話していました。

除草剤に関しては、「そもそもベトナム戦争の枯葉剤にも関連する技術。除草剤を使うようになって田んぼからドジョウがまったくいなくなった。使わないに超したことはない」と晶さん。パノラマ農産で、無農薬米や減農薬米にこだわる理由を強調していました。

2日目の5日は、朝から快晴の中、田んぼへ。晶さんのほか地元の日熊良一さんも指導役で加わってくれました。

手で表面をかき回すやり方と、直径10センチ以上ある歯がついた車を回す「田車(たぐるま)」を使った除草方法の2つを教えてもらいました。

両方の手のひらを大きく広げて株の間の泥をかき混ぜていくと、数センチの小さな葉っぱしかなかった雑草が次々に浮き上がってきます。水の表面に無数の根っこが広がるほどです。

田車は、まっすぎに押しては引き、押しては引きしながら前進していきます。田んぼの泥がかき混ぜられ、雑草が引き抜かれていきます。

水不足の影響で全体的に水が少なく、乾いてしまった場所では田車の歯に土が固まりになってくっついて動きが取れない場所もありました。

手で取っていても、中腰で田んぼに向かっていると腰が痛くなります。

約2時間で約1反5畝(15アール)の除草作業を終了。次は腰が埋まるほどに大きく伸びたあぜの雑草をカマを使って刈り取りました。夏を思わせる日差しの中で、カマを振るって1時間弱、高さ3m以上もある大きなあぜがすっかりきれいになりました。

「人生最大の重労働でした。食べ物のありがたさが分りました」とアメリカの大学生。
日本の学生からは
「無農薬というのは本当に大変だということが分りました」
「少しの気候の変化で水が足らなくなり、農作業が大きな影響を受けるというのは驚きでした」
「無農薬田んぼには雑草やヒルやクモなど生き物がいっぱいいました。田んぼはお米の工場ではなくて、生態系の一部を借りて食料を作らせてもらっているということがよく分りました」
などさまざまなコメントが出されていました。

(終了しました)田んぼのイロハ「稲刈り」を10月10−11日に行います

緑一色だった田んぼが、一気に明るい色に変わってきました。
緑一色だった田んぼが、一気に明るい色に変わってきました。

休日農業講座「田んぼのイロハ」の稲刈りを、10月10−11日に行います。8月中旬までの猛暑と、その後の一転した低温、さらに9月に入っての秋雨と日照不足。稲にとっても試練の気候でした。それでも稲穂は日に日に黄色く、重たくなっています。

頭を垂れ始めた稲の穂。これからどんどんと実がしっかりしてくるはずです。
頭を垂れ始めた稲の穂。これからどんどんと実がしっかりしてくるはずです。

【趣旨】
完全有機無農薬天日乾燥という、もっとも手間がかかった極上のコシヒカリ。いよいよ刈り取りです。手で刈り、束ね、はざにかける。モミの重さをずっしり感じる作業と、秋の絶景を楽しみます。

【場所】
新潟県南魚沼市栃窪集落
集落開発センター

【日程】
10月10日(土)12時半 現地集落開発センター集合 午後1時開始
11日(日)午後3時解散
車の場合は、関越自動車道塩沢・石打インターから国道17号線経由で約20分。
列車の方には塩沢駅到着にあわせて迎えの車を調整します。末尾に参考列車情報あり。

【内容】1日目、オリエンテーションと今年の稲作についての説明(座学)、集落と周辺の秋の様子の散策。集落のみなさんも交えた懇親会。2日目は、朝から稲刈りとはざかけ。田んぼでの昼食。終了後温泉で汗を流して、ふりかえりをして解散。天候による変更があります。

【定員】15人程度
【費用】参加費:10,000円(プログラム費、2日目昼食、保険料)
※参加された方には収穫したコメを後日おひとり2kg贈呈します
※学生半額、エコプラス会員2割引。
※小学生以下、棚田オーナーのみなさんは保険料、昼食の実費のみいただきます。
※宿泊費(1泊2食、温泉付き)は各自お支払いください。地元の温泉民宿泊は大人7,000円、公民館での寝袋持参泊は3,500円です。

【お申し込み・お問い合せ】
特定非営利活動法人ECOPLUS
TAPPO南魚沼やまとくらしの学校
新潟県南魚沼市栃窪1120
電話:025-782-5103
tappo@ecoplus.jp

(参考列車:往路)
*東京駅8時52分発 MAxたにがわ309号
越後湯沢駅10時23分着 同27分発 上越線普通列車
塩沢駅10時45分着

*東京駅9時28分発 Maxとき313号
越後湯沢駅10時57分着 同11時21分発 上越線普通列車
塩沢駅11時39分着

*上野駅午前6時26分発 JR高崎線普通列車
高崎、水上で乗り換え 10時45分塩沢駅着

(参考列車:帰路)
*塩沢駅15時33分発 上越線普通列車
越後湯沢駅15時50分着 同56分発 Maxとき330号
東京駅17時20分着

*塩沢駅17時31分発 上越線普通列車
水上、高崎で乗り換え 21時35分上野駅着

田植えを無事完了しました

田植え中!
田植え中!

2015年5月30~31日の週末にかけて、田んぼのイロハ 田植え編を開催しました。
15人の参加者が南魚沼市栃窪を訪れ、地元小学校の運動会見学や水源探し、田植えを体験しました。

今回の参加者は首都圏のみなさまを中心に15人でした。
初日は地元・栃窪小学校の運動会を見学しました。全校生徒11人と先生、保護者、地域のみなさんが協力して創り上げる手作りの温かい運動会でした。
その後は稲作の基本を地元の人から教えてもらう座学。田んぼに引き込む水はどこからくるのかをたどる集落散策を行いました。

終わった後は外でお昼ごはん!
終わった後は外でお昼ごはん!

2日目は朝から田植えでした。3時間弱で1反4畝を植え終わりました。裸足で田んぼに入るのがはじめてと言う方もたくさん。足下を泥だらけにしながら、ひとつひとつ苗を植えていきます。

自分で植えた苗は子どものように愛らしい、このあとちゃんと育ってくれるか心配だ、という声も聞かれました。

次は6月13~14日の草刈り、草取り編です。
お申込お待ちしております。

(終了しました)地域とつながる「棚田オーナー」2016を募集

昨年度の「オーナー田んぼ」での田植え。直径2センチほどの小さな「鉢(ポッド)」で大きく育てたポッド苗を使います。
昨年度の「オーナー田んぼ」での田植え。直径2センチほどの小さな「鉢(ポッド)」で大きく育てたポッド苗を使います。

「非効率」とされる山里の棚田で、環境に配慮したコメづくりを応援する「棚田オーナー」を今年も募集します。豊かな生態系を守り、小さな集落を支え、最高の塩沢コシヒカリを味わいます。

 

ギフチョウやアカハライモリなど自然豊かな集落で、有機・無農薬・天日乾燥という手間ひまかけたこだわりのコメづくりを通して、過疎高齢化に直面する山間集落の農家の頑張りを支えます。同時に、安全、安心のコメづくりを通じて私たちの食や暮らしを見直します。

秋の天日乾燥の様子です。2週間前後、はざにかけて天日で乾燥させます。「陽の光よりは、風で乾かしている」そうです。
秋の天日乾燥の様子です。2週間前後、はざにかけて天日で乾燥させます。「陽の光よりは、風で乾かしている」そうです。

秋には市場にはまず出回ることがない最高級のお米をお届けします。オーナーには、今期の休日農業講座「田んぼのイロハ」(通常参加費1万円)が無料に。

【募集単位と金額】
100平方メートル(1畝=いっせ)分、年額5万円。グループや学校、保育園などの団体での申込も可能です。

【内容】
用意した絶景棚田のオーナーになって頂きます。稲の栽培は地元の集落営農組織「とちくぼパノラマ農産」が担当します。オーナーのみなさまはいつでも農作業に参加していただけます。収穫した新米を一口あたり玄米30kg相当(白米で約27kg)お送りします。

【特典】
・田んぼにお名前を表示します。田んぼ作業への参加がいつでも可能です。
・田んぼの様子についてメールでお知らせします。
・収穫した新米を玄米30kg(売価約38,000円)相当をお送りします。
・休日農業講座「田んぼのイロハ」への参加費1名分が無料。伝統的なコメづくりのノウハウを教わることができます。

【栽培方法】完全有機・無農薬・天日乾燥。
農薬は発芽前、育苗期を含め一切使用しません。新潟県の一般的な農家では田植え後も含めて18〜20成分の農薬を使っており、9~10成分で育てたコメは「5割減農薬米」と表示されます。パノラマオーナー米は「完全無農薬」のおコメです。

【プチオーナー】
年額1万円のプチオーナーも募集しています。
参加費年額1万円、田んぼにお名前を表示します。いつでも農作業に参加可能。田んぼの様子についてメールでお知らせします。秋に収穫した新米5kg(売価6,300円)相当をお送りします。「田んぼのイロハ」講座の参加費が2割引になります
【主催】有限会社とちくぼパノラマ農産
【運営】NPO法人エコプラスTAPPO南魚沼やまとくらしの学校

【申込】
名前(グループの際は代表者)、住所、電話、電子メール、参加単位(区画数、プチオーナーかどうか)を明記して、「TAPPO南魚沼やまとくらしの学校」までご連絡ください。事務所が入る集落センター建替のため、9月中旬までは仮事務所で作業をしています。
〒949-6401新潟県南魚沼市栃窪890
メール:tappo@ecoplus.jp
電話:090-3214-7549
FAX:025-782-5104

(終了しました)休日農業講座 田んぼのイロハ2015 受付開始です

春の田植えから
春の田植えから

コシヒカリの本場、新潟県南魚沼市で有機無農薬天日乾燥という伝統的な稲作を通年で学びます。田植えから収穫祭までの全4回。1回ごとの参加も可能です。

命あふれる無農薬田んぼで、自分の手で自分の食べるお米を育ててみませんか?学生、家族連れ、海外からのみなさんなど、どなたでも大歓迎です!

 

【スケジュール】
田植え 5月30日(土)〜31日(日)
田の草取り&あぜの草刈り 6月13日(土)〜14日(日)
稲刈り 10月10日(土)〜11日(日)
収穫祭 10月31日(土)〜11月1日(日)

【内容】1日目の昼過ぎに集合、2日目の夕方3時頃解散です。実地作業に加え、米作りについての座学、集落の自然や生活を知る散策、集落のみなさんとの懇親会などを予定しています。
【場所】新潟県南魚沼市栃窪集落
※集合時間に合わせて最寄りのJR塩沢駅まで送迎いたします。

【定員】15人程度

【費用】参加費:10,000円(プログラム費、2日目昼食、保険料)
※参加された方には秋に収穫したコメをおひとり2kg贈呈します
※学生半額、エコプラス会員2割引。
※小学生以下、棚田オーナーのみなさんは保険料、昼食の実費のみいただきます。
※宿泊費(1泊2食、温泉付き)は各自お支払いください。地元の温泉民宿泊は大人7,000円、公民館での寝袋持参泊は3,500円です。

黄金色の田んぼでの稲刈りまで
黄金色の田んぼでの稲刈りまで

【お申し込み・お問い合せ】
特定非営利活動法人ECOPLUS
TAPPO南魚沼やまとくらしの学校
新潟県南魚沼市栃窪1120
電話:025-782-5103
tappo@ecoplus.jp

秋晴れのもと、8カ国の仲間たちと稲刈り

午後2時前。最後に残った稲を前に。
午後2時前。最後に残った稲を前に。

オーストラリアからカナダ、ボスニアなど日本を含めると8カ国の家族、会社員、学生らが、2014年10月11-12日に新潟県南魚沼市栃窪集落で開かれた休日農業講座「田んぼのイロハ」の稲刈り編に参加しました。

オーストラリアからカナダ、ボスニアなど日本を含めると8カ国の家族、会社員、学生らが、2014年10月11-12日に新潟県南魚沼市栃窪集落で開かれた休日農業講座「田んぼのイロハ」の稲刈り編に参加。秋晴れのもと、絶景を眺めながらの稲刈りを楽しみました。

稲刈り前に、地元の笛木さんから刈取り方を習う。
稲刈り前に、地元の笛木さんから刈取り方を習う。

一行は、11日午後1時に集落センターに集合。地域の指導者の一人である笛木晶さんから、戦国時代にまでさかのぼる村の歴史を聞きました。
集落歩きでは、神社の脇にある石造りの小さなほこらを確認。江戸時代に山争いで幕府に直訴して罪に問われ、そのまま亡くなった3人がひっそりとまつり続けられていることにびっくりしていました。

座学では、笛木さんが稲作の経済面から説明。今年の農協への引き渡し価格が60キロ1万5千円であること、通常1反のたんぼから9俵が取れるので、1反からの収入は13万5千円。1世帯は平均1町(10反)を持っているので、世帯当たりでは稲作から135万円が入ること。しかし、そのためにはトラクターや田植え機、コンバインなど100万円単位の機械が必要になることなどを学びました。
参加者からは、「インドでは年に2回、場所によっては年に3回の収穫が出来る」「外国に売るのはどうか」など多くの意見が出されました。

12日朝は、雲ひとつない青空が広がりました。全員が長靴をはき、手にはカマを持って、稲穂が黄色に輝いている田んぼに。笛木さんの指導のもとで、稲束を刈り、X字の形に積み上げていきます。一番難しいのは、その後にわらで束ねる作業でした。

昼食は田んぼわきの木陰。地元の女性たちが用意した新米のおにぎりと野菜がいっぱい入ったけんちん汁を楽しみました。

参加者からは「明日からはお米をもっと感謝して食べるようになると思う」「お酒と地元の人との語り合いがよかった」「また来ます」などのコメントが寄せられました。

次回は、11月1-2日の収穫祭編。来年に備えての田起こしをし、集落の収穫祭に参加させてもらいます。