「農業」タグアーカイブ

地域の皆さんと語り合う「収穫祭」

モチをついた後で、みんなで乾杯!
モチをついた後で、みんなで乾杯!

11月4日の午前11時すぎからは、集落の中心にある集会所前でもちつきが始まり、今年取れたばかりのもち米を使って、モチがつかれました。出来上がったモチは、ツヤがあり、しっかりした腰、新鮮な甘味を感じさせました。

紅葉が鮮やかな樽山(736m)を背景に、地元の子どもたちも加わった収穫祭
紅葉が鮮やかな樽山(736m)を背景に、地元の子どもたちも加わった収穫祭

集落の子どもからお年寄りまでと一緒になって、都会からの参加者は、地域社会での人々のつながりや、人それぞれの温かさを感じていました。

生命あふれる山里で田んぼの草取りとあぜの草刈り

イネの間にたくさん生えていた30-40センチにもなるオモダカやヒエを抜いていきました。
イネの間にたくさん生えていた30-40センチにもなるオモダカやヒエを抜いていきました。

7月7−8日、栃窪集落で休日農業講座「田んぼのイロハ」が開催されました。参加したのは、東京、神奈川、埼玉、茨城から会社員や学生6人。無農薬田んぼでの草取りやあぜの草刈りを体験し、農山村で積み重ねられてきた暮らしに触れる1泊2日となりました。

2012年7月7-8日、梅雨らしく2日間とも雨が断続的に降る空模様の中、新潟県南魚沼市栃窪集落で、休日農業講座「田んぼのイロハ〜草取り・草刈り編」が開催されました。
参加者は東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県から会社員や学生6人。この内2人が栃窪集落の棚田のオーナーでした。

イロハ田んぼ近くのあぜにあったカモの巣
イロハ田んぼ近くのあぜにあったカモの巣

1日目は、とちくぼパノラマ農産代表の笛木晶さんから、今年の作柄や、有機無農薬での稲作の課題、晶さんが子どもの頃の暮らしの様子などの話を聞いた後に、田んぼのあぜの草刈り作業を行いました。
小雨の中、まずとちくぼパノラマ農産の桑原一男さんら3人から「たたきつけるようにカマを動かすと良い」などカマの使い方や研ぎ方を教えてもらいました。イネを虫の害から守るために、虫のすみかをなくすあぜの草刈りは大事な作業です。斜度40度、縦3メートル、横60メートルほどある田んぼのあぜの草を刈っていきました。40分ほどしたところで雷雨になったため、急きょ作業を中断しました。
帰り道では、イロハ田んぼ近くのあぜで、草むらの中にカモの巣に卵が残されているのを見ました。この巣はイロハの講座前に桑原さんらがあぜの草刈りの途中で、慌てて飛び立つカモの姿を見て、見つけたものでした。

2日目の田んぼの草取りは、白い霧に包まれ、時折小雨が降る中での作業となりました。栃窪集落では、空梅雨で田んぼにもため池にも水がない状態が数日続いており、田んぼの土は干上がって固くなっていました。そのため、雑草も固い土にしっかりと根を張っており、草を抜くのは例年より力がいりました。腰を曲げての慣れない作業の中でも、参加者からは羽化したばかりのトンボの姿や、鳥やカエルの鳴き声を楽しむ声が聞かれました。一時的に霧が晴れた時には、300メートル下に広がる魚沼の田園風景を眺めることもできました。農薬を使わずに米を作ってきた人たちの大変さを体験すると同時に、自然の中での労働の心地よさを感じる機会となったようでした。

次回の田んぼのイロハは、10月6-7日の稲刈り編です。
イロハ田んぼのイネは、田植えから約45日が経ちました。イネの生育は順調で茎の数が20近くまで増えているものがほとんどです。10月までの3カ月間、立派な稲穂が実るようにとちくぼパノラマ農産のみなさんが見守ってくれます。

田植えと野遊び、星空、そして自然を満喫

最高の天気の中で、遠くの雪が残る山々を見渡しながらの田んぼ仕事になりました。
最高の天気の中で、遠くの雪が残る山々を見渡しながらの田んぼ仕事になりました。

5月26-27日、新緑が鮮やかな栃窪集落で休日農業講座「田んぼのイロハ」が開催され、東京、神奈川、静岡の家族や会社員など計20人が、昔ながらの田植えをしました。早朝の野鳥観察では珍しい鳥やニホンカモシカにも遭遇。日本の山里の豊かさを楽しみました。

2012年5月26-27日、穏やかな青空が広がった新潟県南魚沼市栃窪集落で、休日農業講座「田んぼのイロハ」の田植え編が開催されました。

最初に大きな枠を転がして田んぼに線を引きます。
最初に大きな枠を転がして田んぼに線を引きます。

参加したのは、東京都、神奈川県、静岡県からの14人。加えて、外国特派員協会のみなさんとその家族計6人が加わりました。家族での参加も多く子どもたちの元気な声が響くにぎやかな会となりました。

1日目は、地元講師の笛木健作さんの案内で集落散策と座学を行ないました。

集落散策では、田植えの準備が進む田んぼの間を歩きながら、巻機山や八海山などまだ雪が残る2,000メートル級の山々を望むパノラマの景色を楽しんだり、田んぼのあぜに出ている山菜を摘んだりしました。子どもたちは、綿毛をつけた草を聖火リレーのように持って走り綿毛を飛ばしたり、長いツルを見つけて綱引きをしたりと、次々に自然の中から遊びを作り出して楽しんでいました。

座学では、イネの生長や田植えのポイント、栃窪集落の取り組みなどを教えてもらいました。

2日目は、さわやかな青空の下、栃窪の集落営農組織「とちくぼパノラマ農産」のみなさんから教わりながら、手植えによる田植えを行いました。

初めて田植えをする参加者は、はじめは素足で泥の田んぼの中に入ることに少し抵抗を感じている様子でしたが、しばらくすると慣れて、泥の中をしっかり歩き、次々に苗を植えていました。栃窪の中学生2人も手伝いに参加し、2時間ほどで1反3畝(13アール)の田植えが終わりました。

山里の秋の自然と食を満喫〜田んぼのイロハ・収穫祭編

実際の田んぼを前に笛木晶さんから稲作の1年などの話を聞きました。
実際の田んぼを前に笛木晶さんから稲作の1年などの話を聞きました。

今年最後の休日農業講座「田んぼのイロハ」を11月5-6日に行い、首都圏などから集まった学生や会社員など14人が、農の姿を学びつつ、晩秋の自然と食を満喫しました。

2011年11月5−6日、新潟県南魚沼市栃窪集落で今年最後の休日農業講座「田んぼのイロハ」が行われました。参加したのは、東京や神奈川、埼玉、静岡などからの学生や会社員など14人。1日目は集落をめぐりながらの生きもの調べや、地元で農業を営む2人からの講座、2日目には村の収穫祭に参加しました。紅葉が鮮やかな晩秋の栃窪の自然にひたり、その自然を活かした豊かな食に触れました。

収穫祭での餅つき。返しの水を入れず、3本の杵を使ってつきあげました。
収穫祭での餅つき。返しの水を入れず、3本の杵を使ってつきあげました。

1日目の生きもの調べでは、集落内の休耕田や屋敷跡などを巡ってアカハライモリやシナイモツゴ、色とりどりのアマガエルなどを観察。参加者は子どもに戻ったように足下の生きものを探しました。「教科書でしかみたことがなかったプラナリアを見られて感動した」と話す学生もいました。

その後は、地元の集落営農会社「とちくぼパノラマ農産」社長の笛木晶さんから稲刈り後の作業や稲作の1年などを実際の田んぼを前に話を聞き、さらに集落センターの大広間で、計20ヘクタール以上の農地でコメや野菜を栽培する飯塚恭正さんから、これまでの取り組みと現在の農業の課題などについてなど話を聞きました。
参加者からは「直に農家の方から話を聞き、悩みを抱えつつも自信を持っておられる様子が印象に残った」との感想などがありました。

2日目の収穫祭では、三本の杵を使った地元独特のもちつきが行われ、返し水を使わない粘りの強いもちができました。野菜とキノコがたっぷり入ったケンチン汁も登場し、集落の人々と一緒に収穫を祝いました。

民宿での朝夕の食事も含め、地元で採れた食材をふんだんに使った料理と、マタタビやブナなどの木の実など「食べられるもの」を楽しみ、食と密接につながった山里の暮らしに触れる2日間となりました。

水害にあった田んぼで、ボランティアが稲刈り支援。10月1-2日の2日間 に計46人が参加。

水害にあった田んぼでの作業風景。背景には山崩れの跡が見えます。
水害にあった田んぼでの作業風景。背景には山崩れの跡が見えます。

7月末の豪雨により大きな被害を受けた新潟県南魚沼市で、10月1日、2日の週末に、首都圏や地元からのボランティアが手刈りで稲の収穫を手伝いました。

2011年10月1日から2日にかけて、7月末に起きた新潟・福島豪雨によって土砂崩れなどの被害を受けた新潟県南魚沼市栃窪集落の田んぼで、ボランティアが手刈りで稲の収穫作業を行いました。

水害で土砂と一緒に石や木が流れ込んでしまった田んぼでは、コンバインによる刈り取りができません。そのため、稲の刈り取りは、手作業で進める必要があります。栃窪では50枚以上の田んぼが被害を受けたとの報告があり、高齢化が進む集落では、人手が不足している状況でした。

刈り取った稲は、こうして力を合わせて引っ張って運びました。
刈り取った稲は、こうして力を合わせて引っ張って運びました。

10月1日-2日の活動に集まった参加者は、エコプラスやボランティア関係のネットワークからの呼びかけで集まった首都圏の学生や社会人ら18人。1日には地元新潟の公務員チームと合わせて45名の活動となりました。

大人数となった1日目には、棚田が崩れ落ちて土砂が流れ込んだ田んぼ6枚で作業、2日目には、コンバインが入れる部分とそうでない部分がある田んぼの3枚で、地元の農家の方とともに手刈りをしました。

田んぼの持ち主からは「何十年も農家をやってきたが、こんな水害は初めて。山の上に住んでいて、水害にあうとは思わなかった。みなさんに収穫を手伝っていただいて、助かりました。本当にありがとうございました」という言葉がありました。

参加者からは、以下のようなコメントがありました。
・大雨から2カ月以上が経ち、もう平気になっているかと思っていたが、全然そうではなかった。
・自然の災いと恵みの両方を見ることができた。
・災害にも負けないコメの姿、人の姿に感動した。

稲刈りボランティアは、10月の中旬まで栃窪で展開する予定です。10月9日—10日には、東京から再びチャーターバスが出ます。参加希望の方は、TAPPO南魚沼やまとくらしの学校(tappo@ecoplus.jp、025-782-5103)までご連絡ください。

http://tappo.ecoplus.jp/showart.php?lang=ja&genre=9&aid=999

ボランティア、水害田んぼで大活躍

大量の泥が入った田んぼの稲を刈るボラティアと地元農家のみなさん
大量の泥が入った田んぼの稲を刈るボラティアと地元農家のみなさん

7月末の豪雨で大量の土砂流入などの被害を受けた新潟県南魚沼市の田んぼで、9月23日から首都圏や地元からのボランティアが手刈りで稲の収穫を手伝う活動を始めました。

2011年7月末の新潟・福島豪雨で、土砂流入などの被害を受けた新潟県南魚沼市の田んぼで、9月23日からボランティアが加わった手刈りの稲刈り作業が始まりました。

参加したのは、エコプラスなどの呼びかけに答えた首都圏や新潟市、それに地元南魚沼市の会社員や学生、公務員など。23日には15人が、24日には10人前後が、同市樺野沢地区での活動に参加しました。

一見問題がないような場所でも、稲株の根本には杉の葉や小枝などのごみが20センチ近くまで詰まっています。
一見問題がないような場所でも、稲株の根本には杉の葉や小枝などのごみが20センチ近くまで詰まっています。

被害を受けた田んぼは、一部では50センチ近くも土砂が流れ込んで、瓦のようになっている部分もあります。稲は一度は流れに押し倒されたものの、その後再び上を向いて穂を出し、受粉して、黄色く穂を実らせています。

石や小枝があってコンバインでは刈り取ることが出来ないため、ボランティアが手で刈り進めます。余りに深く埋もれた場所では、穂先だけを刈り取る方法も試されました。

隣を流れる川が氾濫して一部が一時は濁流が渦巻いたという10アールほどのある田んぼには、新潟市からの夫婦と東京都からの男性、それに地元の2人の計5人が手伝いに入り、持ち主夫婦とあわせ計7人で、昼食をはさんで5時間余りかけて全部の稲を手刈りしました。

田んぼの持ち主は、「水害なんて無関係だと思っていた。この田んぼを私ら夫婦だけでやったら何日かかったか。本当にボランティアのみなさんには助けられました」と話していました。

水害田んぼのボランティア活動は、10月中旬まで、同市樺野沢地区と栃窪地区などで展開されます。参加希望の方は、TAPPO 南魚沼やまとくらしの学校(tappo@ecoplus.jp、025-782-5103)まで。

http://tappo.ecoplus.jp/showart.php?lang=ja&genre=9&aid=999

山里の秋の自然と味覚を堪能

2010年10月16-17日、新潟県南魚沼市栃窪集落で「山里の秋のパノラマウォークと食と暮らしの講座」を開催し、参加した12名が栃窪の自然の豊かさを体感し、ツル細工や秋野菜の収穫、郷土食を楽しみました。
今回参加したのは、山里の生活や農業に関心があるという大学生など、12名。

2日間とも好天に恵まれ、初日は地元の笛木信治さんの案内で、杉林や稲刈りが終わった田んぼの脇を散策しました。

色づき始めた標高500メートル前後の斜面には、ムカゴやアケビ、マタタビなど食べられるものがいっぱい。
色づき始めた標高500メートル前後の斜面には、ムカゴやアケビ、マタタビなど食べられるものがいっぱい。

うっそうとしたヤブの中に立ち入ると、そこはアケビやムカゴの実など、山のおやつの宝庫。恐る恐る食べてみたところ、意外とおいしいと好評でした。

昔はもっと田んぼや畑が広がっていて、アケビの実などは難なく取れて子どもたちのおやつになっていた話や、草刈りが行われなくなった結果、山が荒れ、クマも出没するようになったなど、地元の人からでないと聞けないお話を伺いました。

畑の講座で、新潟特産の食用菊を摘む。花びらが細長い袋のようになっているので内部にダシが入っておいしくなる。
畑の講座で、新潟特産の食用菊を摘む。花びらが細長い袋のようになっているので内部にダシが入っておいしくなる。

2日目は、秋野菜の収穫と郷土食の試食。地元の笛木則子さんの畑に案内いただき、ダイコンやゴボウ、ニンジン、サトイモなどを、交代で収穫しました。新潟特産の食用菊も栽培されており、直径10センチ近い見事な黄色い花を摘む作業もしました。

初めて野菜を自分の手で収穫した人も多く、野菜がどのように作られているのか、直接学ぶ貴重な機会となったようです。

収穫した野菜類は、地元の女性たちで構成された“かあちゃんず”の人たちの手で、けんちん汁となりました。参加者も野菜の天ぷら揚げや、盛りつけ作業などに入り、10種以上の料理を作り上げました。

菊の黄色、ニンジンの赤、手作り豆腐の白など、色鮮やかで盛りだくさんの昼食ができ上がり、参加者は、食感や味の良さに驚きながら、山の秋を楽しみました。

アンケートでは、「自然にあるものを取ってそのまま食べたのは新鮮な感覚だった」「交流会で農業や林業の現状について話を聞き、農山村で生活していくことの厳しさを痛感した」などの声が寄せられました。

Fun of harvesting organic rice

29 participants enjoyed harvesting and drying rice under the sun in Tochikubo, Minamiuonuma on October 17th – 18th,

A Villager taught how to bind straw in sheaves to a participant.
A Villager taught how to bind straw in sheaves to a participant.

The 5th class of “ABC in a Rice Paddy” in this year was held on October 17th – 18th with 29 people, including students, business persons and families from metropolitan area. This time, university students occupied a half of the group.

On the 1st day, participants listened to the lecture by villagers and joined Tochikubo ecology research. On the 2nd day, they harvested, bound, and hung rice under the blue sky.

People work under the blue sky.
People work under the blue sky.

Village of terraced rice paddies

Traditional rice harvesting work was done and rice was drying naturally in traditional way. This is set for high scholl students from city but most part of the work was done by local elders.
Traditional rice harvesting work was done and rice was drying naturally in traditional way. This is set for high scholl students from city but most part of the work was done by local elders.

Tochikubo has a beautiful scenery looking down entire Minamiuonuma area over its own terraced rice paddies.

Opposite side of the valley from Shimizu, over 60 families are living in this mountainous village.

At this elementary school, only 10 children are being taught by 7 teachers. This place is also covered by over 4 meter of snow.

Next to the village, there are skying slopes and close to the town, many villagers commute to their work place. Rice paddies are continuously spreading along the slope of the hills and people use snow-free season fully for rice growing.

Rice under \"hasa\" or drying rudder. \'The taste is definitely better than modern machine technique,\' villagers say.
Rice under \”hasa\” or drying rudder. \’The taste is definitely better than modern machine technique,\’ villagers say.

Beech forest are covering the mountains and mountain goats and endangered butterflies are easily observed. Salamanders are found in fresh streams.

Number of children is decreasing and aging of the community is proceeding, so villagers are wondering about the future of their community.