「雪」タグアーカイブ

雪中テント村現る。

南魚沼市清水集落の奥に、小さなテント村が出現しました!

まずカンジキを履いてテントをはる場所を地ならしして、それからテントをはりました。 テントをはり終える頃には、すっかり夕方になってしまいました。
まずカンジキを履いてテントをはる場所を地ならしして、それからテントをはりました。
テントをはり終える頃には、すっかり夕方になってしまいました。

 

こちらは女の子グループ作のトイレです。折れていた木を利用した,インテリア性の高いものとなっております。
こちらは女の子グループ作のトイレです。折れていた木を利用した,インテリア性の高いものとなっております。

集合した子どもたちは、自己紹介の後2グループにわかれて、それぞれグループ名・分担・ルール・目標等話し合いました。初対面も何のその……キャンプの場所に着く頃にはすっかり打ち解けていました。帰る頃には、以前からの友達みたいに仲良くなっていることでしょう。

今日から雪中キャンプが始まります!

南魚沼市清水集落で行われる「雪中キャンプ」。大人に頼らず自分たちで考えて暮らす3日間が始まります。

この流れの上流が清水集落です。 雪融け水で流れの勢いが増しています。
この流れの上流が清水集落です。
雪融け水で流れの勢いが増しています。

 

参加者は11才から16才の男女16名。これから雪の上に自分たちでテントをはり、トイレを作り、食事を作って過ごします。それぞれの感性でいろんなことを感じ取ってくれることでしょう。
キャンプの様子は追ってお知らせしたいと思っています。乞うご期待!

続・あの田んぼは今…

夕暮れのイロハ田んぼです。最近雪融けを促すための「雪起こし」をしたところです。
夕暮れのイロハ田んぼです。最近雪融けを促すための「雪起こし」をしたところです。

まだまだ積雪は1メートルから多いとろで2メートル以上ありますが、春の陽射しを感じられるようになりました。

今頃になると、田んぼの上の雪は上の写真のようところどころボコボコ掘り起こされたりしています。
昔いろりがあった頃は、冬の間にたまった灰を、おじいちゃんが雪の上にまいていました(別におじいちゃんと決まっている訳ではないのですが、たいていおじいちゃん)。こうすると掘り起こさなくても灰色のところだけ早く雪が融けるんですね。たまった灰も無駄にならない訳です。この灰はこれから出て来る山菜の灰汁抜きにも大活躍!昔の人の知恵にただただ脱帽です。

積もった雪の壁の下からは、雪融け水のしずくが絶え間なくぽたぽたと落ちています。道路の脇ところどころに、この時期限定の小さな川ができています。
積もった雪の壁の下からは、雪融け水のしずくが絶え間なくぽたぽたと落ちています。道路の脇ところどころに、この時期限定の小さな川ができています。

3月なのに…

桜の開花予想も発表されて、世間は「あと数週間でお花見♪」という季節になりました。けれどもここでは昨日も雪が降り続き、3日の日誌で紹介した雪解けのスジも消えてしまいました。

 

それでも昼に少しだけ晴れ間が見えて、日差しの暖かさが感じられました。 除雪車にけずられた雪の壁には新しく積もった雪が迫り出したり、断面の凹凸にも積もったりしています。
それでも昼に少しだけ晴れ間が見えて、日差しの暖かさが感じられました。
除雪車にけずられた雪の壁には新しく積もった雪が迫り出したり、断面の凹凸にも積もったりしています。

今日は栃窪集落のおばあちゃんたちの週に1回の「お茶のみ」の日です。「しょーしい(恥ずかしい、という意味)から」と写真はありませんが…
「お茶のみ(要はお茶会なのですが)」はおばあちゃんたちが適当にそこら辺の家に集まってお茶を飲みつつ世間話をする、かなり重要な(彼女らにとっては)慣習です。社交の場であり、情報収集にこれ以上の機会はありません(ここでの情報をバカにしてはいけません。すごいんです)。そして基本的におばあちゃんだけ。いつも集まる仲間を「茶飲み衆(ちゃのみしょ)」と言います。
これが冬になると雪でちょこちょこ外出するのが面倒なため、週に1回集落センターに集まろう、ということなんだそうです。

あの田んぼは今…

気温:1℃ 細かくて湿った、霙(みぞれ)のような雪が降っています。

「田んぼのイロハ」で使った田んぼの今の様子。2m近くある雪の壁を上です。表面には動物の足跡が。 2月29日撮影
「田んぼのイロハ」で使った田んぼの今の様子。2m近くある雪の壁を上です。表面には動物の足跡が。
2月29日撮影
雪の表面全体に筋のようなものが見えます。雪解けによるものです。
雪の表面全体に筋のようなものが見えます。雪解けによるものです。

三寒四温と言いますが、栃窪はその逆か或いは五寒二温くらいかもしれません。そんな貴重な晴れ間には、空の青さと雪の白さが鮮やかで眩しい、爽やかな景色が広がります。

Village of hardness and beauty

In September, fresh green colors are covering mountains and valleys where is covered by snow sometimes more than 4-5 meters in winter.
In September, fresh green colors are covering mountains and valleys where is covered by snow sometimes more than 4-5 meters in winter.

Shimizu is the last village to the mount Makihata which is acclaimed one of the best 100 mountains in Japan.

At shimizu, Less than 20 households are living calmly surrounded by beautiful forest.

There was a pass way connecting Echigo and Kanto area through Shimizu village and this village saw some tycoons and their samurais moving toward Kanto area for their battle.

Shimizu is the one of the place which has the heaviest snow falls in this snowy area. People need to fight with the snow for surviving.
Shimizu is the one of the place which has the heaviest snow falls in this snowy area. People need to fight with the snow for surviving.

Elevation is around 600 meters and in the winter season easily over 4 meter of snow covers the village.

The blanch school had closed 20 years ago and very limited number of children are living here.

Aged 20 families are just staying here. Slopes are steep so that rice paddies are not easy to set.
Lumbering business is dying away pressed by cheap imported materials. Maintenance work for high voltage power lines which had been supporting the village economy is shrinking hard because of advancement of remote monitoring technology. The future of the village is really on the edge.

On the other hand, nature of the mountain is still health. Mountain goats, monkeys and bears are walking around the village. Villagers keep their own way of life collecting mountain vegetables in the spring and variety of mushrooms in the fall.

険しさと美しさの里・・・清水集落

9月の清水。青々とした植物が山と谷とを覆っています。これが冬になると4メートルを超す雪原になってしまうのです。
9月の清水。青々とした植物が山と谷とを覆っています。これが冬になると4メートルを超す雪原になってしまうのです。

清水は、百名山のひとつ巻機山の上り口にある山里。わずか20世帯弱が、美しい森に囲まれて息づいています。

越後と関東をむすぶ清水峠につながる古くからの集落。上杉謙信の関東出兵の通り道ともなりました。

標高600メートル近い山村で冬は4メートルを超す雪に覆われます。すでに分校も閉鎖され、子どもは少なく、高齢者を中心とした20世帯弱が残っているだけ。

冬の清水。豪雪地帯である南魚沼でも、さらに雪が深い地域です。雪と向き合う日々が続くのです。
冬の清水。豪雪地帯である南魚沼でも、さらに雪が深い地域です。雪と向き合う日々が続くのです。

地形が険しく水田はほとんどなく、林業は衰退、集落を支えてきた送電線の保守事業も技術革新で遠隔操作が可能となり雇用は大幅に減少し、集落の将来は不透明です。

一方で、百名山のひとつ巻機山(1,967メートル)を背にしたすばらしい自然環境は健在で、カモシカやサル、クマなどの生態系も豊かだ。春の山菜、秋のキノコをいまも村人は生活の中に活かして暮らしています。

清水集落での情報が以下にあります。
http://shiozawa.wschool.net/showindex.php?lang=ja&genre=8

絶好の好天に恵まれ「大人の雪遊び」

 晴れ渡った青空の元、高さ3メートル以上もある雪の原っぱを、かんじきをはいてどんどんと歩く。
晴れ渡った青空の元、高さ3メートル以上もある雪の原っぱを、かんじきをはいてどんどんと歩く。

雪に覆われた山は、最高の遊び場所でした。2006年3月3日から5日までの「大人の雪遊び」には、13人が参加し、きらきらするような自然と、そこで暮らし続けてきた人の素晴らしさをたっぷり感じさせてくれました。

ECOPLUSの野外活動部門であるエコクラブが、例年行っている雪中イベントは今年度は、大人を対象とした「雪遊び」として、3月3日から5日まで、新潟県南魚沼市清水で行いました。

たまたま見学することができた、伝統技術「雪さらし」。反物を雪の上に広げ、日光の熱によって雪が昇華する際の化学反応で真っ白にさらす。
たまたま見学することができた、伝統技術「雪さらし」。反物を雪の上に広げ、日光の熱によって雪が昇華する際の化学反応で真っ白にさらす。

今回は、首都圏や新潟からの会社員やシニア世代など8人の一般参加者と、エコプラスのスタッフ研修に加わった5人の参加者が一緒にプログラムを楽しみました。

ハイライトは、4日に行ったかんじきハイキング。
宿舎となった民宿「やまご」のご主人小野塚高一さんの案内で、真っ白な雪原をぱたぱたとかんじきで歩きながら、昼食をはさんで4時間余り楽しみました。

清水地区はいまも道路は、高さ4メートル近い雪の壁になっています。かんじきの履き方を習ったあと、参加者らはやまごさんの先導で、この高い雪の壁を上って、雪原の上に出ました。

真っ白な雪が春の太陽に照らされて、きらきらと輝いています。朝9時過ぎはまだ気温も氷点下で、前日に降った細かな雪の細かな結晶がどこまでも続いていて、その何のキズもついていない雪原にかんじきで足跡をつけるのが申し訳ないようでもありました。

歩き始めて10分もしないうちに、「サル」と参加者が叫びます。2頭のニホンザルが民家の屋根に上ったり、あたりを見回したりしています。
何もない雪原に、一筋の足跡が左右に走っていました。「これはテン」とやまごさんが説明してくれます。

しばらくいくと今度はウサギの足跡が。「ウサギがめっきり減った。テンなんかが逆に増えている」とやまごさんが地元ならではの説明をしてくれます。「天候が何か変わっているのか」とも。肌を通して感じる異変の兆候を直接聞くのは、とても説得力があります。

休み休みの行進ですが、少しずつ高度が上がり、最後は100メートル以上も高度がある場所に来ました。ぐるりとすべての山の真っ白なりょう線が、抜けるような青空にそびえ立っています。標高2,000メートル級の峰がそびえる山々をみながら、「もう限界です」といっておられた75歳の参加者も、笑顔でいっぱい。

戻ったあとは、清水集落から下がった平野部で行われていた「雪さらし」の見学もしました。
この地域伝統の漂白技術で、太陽の熱が雪を溶かす時に出るオゾンを使うのだそうです。たまたまこの日行われていた雪さらし体験教室には、100人前後の見学者の他、メディアの取材陣も多く、翌日の読売新聞には、雪遊び参加者も写った雪さらし風景が全国版に広く掲載されました。

地元の人も驚くほども、めったにない好天続きだった今回の雪遊び、晴れ渡った中での雪を思いっきり体験することが出来ました。