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青空のもと、雪の中でたっぷり楽しむ

雪ざんまいキャンプ2019

 2019年3月28日から30日まで、新潟県南魚沼市清水地区で、雪ざんまいキャンプを実施しました。中学生から社会人まで、一緒になって、地元のみなさんと交流しながら雪の中での暮らしを思う存分楽しみました。

恒例の「超豪快尻滑り」。見事な青空の元で楽しむことができました。

 参加したのは、首都圏の中学生、高校生、大学生、それに新潟で活動する社会人など。クラブ活動や就職活動などで日程がぶつかって参加者が減ってしまいましたが、少人数ならではの親密な時間を共有できました。

 28日昼前に現地に到着した時は、雪模様。地元の長老と一緒に、みんなで大きな本部テントを設営しました。中央を掘り下げて、ドラム缶を半割りにしたコンロを設置。取り囲むように、座る場所を作りました。

 寝るためのテント場は、積雪2mの畑の上。締まった雪の上にふわふわの新雪が10センチ以上積もっていました。みんなで腕を組んで何度も往復して慣らし、そこにテントを立てました。

 火起こしは、以前の雪ざんまいキャンプに参加したことがある中学生と高校生が中心になって、初めての大学生らに教えてくれました。枯れた杉の葉っぱを木の下から集め、薪をナタで小さく割って、種火を作って、大きく育てる。時折吹きつける北風にむせながら、雪の上の調理が進み、立派なご飯と豚汁が完成しました。

 深夜には、雪交じりの北風が収まり、真っ暗な空に無数の星が浮かび上がりました。翌朝の気温は零下5度。ポリタンクに保存してあった飲料水もかちんかちんに凍っていました。

 29日は澄み渡った青空のもとで、地元の巻機山山岳救助隊長を長く勤めた小野塚高一さんと一緒に、山歩きに出発。雪の上には、ウサギやキツネの足跡があちこちに残っていました。「これ、どっち向きに歩いたか、分かる」と小野塚さんに問われて、雪面に顔をくっつけるようにして足跡を見つめました。

 標高800m前後の大きな斜面に到着。「ここは昔、杉を植えたんですよ。でもね、杉はある程度成長すると急斜面では根元からこけてしまう。土壌も一緒に流してしまうから、後に木が生えないんですよ」と小野塚さん。「その前は、この辺でも炭を焼いたんですよ。毎日切っては焼いて運び出す。10俵ぐらいを毎日担いで村まで運んだんですよ。大変だった」とも。

 その斜面を、おしりの下にビニールシートを敷いて滑り降りる「超豪快尻滑り」。表面の新雪が適度なブレーキとなるのですが、間違えると体が回転して雪まみれに。標高差80m前後の長い斜面を何度も滑って楽しみました。

 夜には、地元の小野塚彰一さんも加わって、集落の話をしてもらいました。昔は集落近くにもウサギがたくさんいて、獲ったウサギが家の中に食料としてぶら下げられていた、地元に学校があった時代はにぎやかだった、いまは子どもが減って小学生は3人だけ、など村の歴史と今の状況を聞かせてもらいました。

 雪でオブジェを作り、そこにロウソクを灯して「雪灯ろう」を作ったり、雪に塩を入れて温度を下げてアイスクリームを作ったり、火を囲みながらお話をしたりと、少人数ならではの親密な時間を過ごすことができました。

伝統の米作りを学ぶー田んぼのイロハ2019

南魚沼で見つける「幸せ」の根っこ

 エコプラスが展開する休日農業講座「田んぼのイロハ」を2019年も開催します。田植えから草取り、草刈り、そして収穫へと続く一連の流れを体験します。いずれも大人気。お早めにお申し込みください。


 田植え機などいくつもの機械を使い、農薬など化学物質に依存する「現代農業」は、わずか数十年の歴史しかありません。どうやって人々は何百年も、何千年も命と暮らしを積み重ねてきたのか。現代が直面する「持続可能な社会」への足取りは、どこにあるのか。コメと向き合う中で、現地のみなさんとともに考えます。

  • 田植え編 5月25-26日(土日)
  • 草取り編 6月8-9日(土日、すで満員となりました)
  • 稲刈り編 10月5-6日(土日)
  • 収穫祭  11月3-4日(日祝)

 いずれも1日目の昼過ぎに現地集合、2日目の夕方3時頃現地解散です。実地作業、座学、集落の自然や生活を知る散策、集落のみなさんとの懇親会などを予定しています。

【参加費】10,000円(プログラム費、2日目昼食、保険料)学生半額、エコプラス会員2割引。小学生以下の子どもは保険料、昼食の実費のみ。栃窪の集落営農組織「パノラマ農産」の棚田オーナーは、参加費実費のみ。
【場所】新潟県南魚沼市栃窪集落
 集合・解散時間に合わせて最寄りのJR上越線塩沢駅まで送迎いたします。
【宿泊】地元の温泉民宿 7,500 円(1泊2食、温泉付き、男女別相部屋)
【特典】秋に収穫したコメをおひとり2kg贈呈。

<<田んぼのイロハ稲刈り編への申し込み書>>

Day 9) Reporting Session with a lot of smiles 笑顔に包まれた最後の報告会

Reflection discussion in Tokyo
Today, we went back from Niigata to Tokyo by bus. It was impressive that the students from Yap tried to see out of the window not to forget the scenery of Niigata. In the bus, they reflected what they had done in these nine days with the pictures.

 今日は新潟から東京へバスで戻りました。新潟での風景を目に焼き付けようと窓の外を眺める彼らの様子が印象的でした。バスの中ではここまでの9日間の写真を見て振り返りをしました。

 東京に着いてからは、日本で学んだことを振り返りながら個々人が思い描くヤップの将来の姿や、これから自分には何ができるのかを考える時間を持ちました。

Reporting Session with a lot of persons.
After arrived at Tokyo, they deepened their learnings during this program and discussed what kind of future did they want in Yap. Then, they considered what they could do by themselves to make it happen.

During a farewell party in the evening, the students from Yap gave a presentation about their desired future of Yap and their learnings. Many people came and joined the farewell party including our supporters, host families and the people who had been to Yap. Thanks to them, it was a worm and wonderful party.

 伝統を残しつつも現代的な生活を取り入れたい。私たちがヤップの未来そのものを作る存在なのだ。と彼らから力強い言葉が聞けました。夕方から行われた報告会では協賛者の方やホストファミリー、ヤップ島プログラムの過去の参加者など多くの方にお越し頂き彼らが学んだことを共有することができました。笑いの溢れる温かな会となりました。

Reported by NAOI Saki and ITO Sakurako