「山里」カテゴリーアーカイブ

田んぼのイロハ稲刈り編(9月26-27日=締切ました)

 エコプラスは、休日農業講座「田んぼのイロハ」の稲刈り編を、9月26-27日に、新潟県南魚沼市栃窪集落で開きます。新型コロナウィルスの感染状況はいまだ予断を許さない状況です。今回は、日帰りの活動を2日、連続させる形式で行います。

趣旨
 2,000m級の山々を望む絶景の棚田で、無農薬でていねいに育てられてきた稲の刈り取り作業をします。一株づつ鎌で刈り取り、束ねて天日乾燥します。数十年前まで日本中で続けられてきた作業を通じ、何でも便利、にしてしまった今のありようをともに考えます。新型コロナウィルスの大流行で改めて問われている、新しい生き方のヒントがあるかもしれません。

実施予定日
 9月26日(土曜日)
 9月27日(日曜日)
 それぞれ、日帰り実施とします。

場所
 南魚沼市栃窪地区

内容
 無農薬田んぼでの稲刈り、地域のみなさんからの農業講座、地域散策など。

服装・持ち物
 泥で汚れていい服装でどうぞ。ブヨがいますので、防虫スプレーや虫よけネットなどご用意下さい。田んぼはぬかるみますので長靴は必ず。上下に分かれた雨具も持参下さい。

参加
 通常の1泊2日のプログラムの場合は、参加費10,000円。学生半額。エコプラス会員2割引(宿泊費別)ですが、今回は日帰り開催となります。昼食も持参、傷害保険なども各自で加入いただくこととして、参加費はなし。エコプラスへの寄付(1口3,000円)を出来ればお願いします。

申し込み・問い合わせ
 以下のフォームから参加希望をお寄せ下さい。実施に向けての情報を、逐次送らせていただきます。
定員
 各回20人をめどとします。

新潟県内チームで、田植えを楽しむ

Rice Planting Workshop with Limited Local Participants.

 エコプラスは、2020年5月23日に、新潟県南魚沼市栃窪地区で、田植えプログラムを実施しました。例年は、休日農業講座「田んぼのイロハ」の一環として実施していますが、今年は新型コロナウィルスの影響で、新潟県内在住者による自主参加方式としました。社会人、大学生計9人が参加、集落のベテランの指導を受けながら、3時間余りで1枚の田んぼの田植えを終えました。

ECOPLUS conducted rice planting workshop on May 23, 2020, at Tochikubo village, Minamiuonuma, Niigata. Considering national emergency on COVID-19 situation, only Niigata locals joined the program although every year many participants from metropolitan area joined the program.

 この日は朝から快晴。標高500mの田んぼには、色を濃くし始めた魚沼盆地と、山頂付近に雪を抱えた2,000m級の山々のダイナミックな光景が広がりました。

It was gorgeous morning with nice view of snow covered mountains and fresh greens from the rice paddy.

 素足で田んぼに入ると、あたたまり始めた泥がやさしく足を包み込みます。六角と呼ばれる幅3mほどの木枠を転がして、田んぼに筋を付け、その交差する場所に、苗を植えていきます。

Total nine participants from university students to aged local ex-farmer stepped into the rice paddy with bare feet feeling warmed soft soil. We used old wooden framed to make marks on the soil so that young seedlings could be sit on each crossing section.

田植えの様子を早送りでどうぞ

「手で田植えをするは10数年ぶりだ」という、別の集落からきた70代の男性。「地元に住んでいるが、農家ではないので、田んぼに裸足で入るのは小学校以来」という50代男性。都会から戻ってきた若夫婦も「農のある暮らしをしたい」と、目を輝かせて、作業を続けました。

 昨冬の雪が地元の老人たちの記憶にないほどの少雪だったので、山からの雪どけ水に頼る傾斜地の田んぼでは、田植え時期の水不足が心配されましたが、春先の雨がちの天候のおかげか、かろうじて水は間に合って、代かきも何とか出来たという話も、地元の方から聞きました。

 植えた田んぼは、15年以上にわたって無農薬でコメ作りを続けてきた場所。田んぼには、カエルや小動物が無数にいます。

 休憩時間には、高校の生物の教師だった男性が、シマヘビを捕まえてきました。「しま模様は、最初は横方向にも入っていて、成長するにしたがって縦じまだけになっていく。これは生後1年ぐらい。まだ横しまが残っているでしょ」。女子大学生も実際にヘビに触って「すごい筋肉質」とびっくり。

 自宅にこもる日々が続いていた中、緊急事態宣言が解除されて初めての週末。自然の中で体を動かし、仲間と語りあう時間の大切さを共有できた一日でした。

 無農薬田んぼでの伝統的な稲作を通じて、農と暮らしを学ぶ「田んぼのイロハ」は、草取り、草刈り、そして稲刈りと続き、はざかけによる天日乾燥での仕上げへと進んでいきます。今後の募集情報は、またウェブサイトなどでお知らせします。

コロナの時代・・・「私の田んぼ」を南魚沼に持ちませんかー棚田オーナー募集

  • こんなに小さかった苗
  • 晴れればこんな絶景が

 新型コロナウィルスの感染拡大で、自らの暮らしをどう組み立て直すのかが問われていると思います。エコプラスは10年以上にわたって活動させていただいてきた新潟県南魚沼市栃窪集落でのコメ作りを、今年もご一緒させてもらいます。

 ギフチョウが舞う素晴らしい環境に包まれた栃窪の棚田で、環境に配慮したコメづくりを応援する「棚田オーナー」制度。無農薬、有機、天日乾燥という伝統的な稲作を支えます。豊かな生態系と小さな集落を支え、ご自身には最高級の塩沢コシヒカリを味わっていただくプログラムです。

 秋には市場にはまず出回ることがない最高級のお米をお届けします。オーナーには、休日農業講座「田んぼのイロハ」(各回の参加費1万円)が無料に。今期は、新型コロナウィルスの関係で、田植えや草取りのプログラムが出来なくなっていますが、来期の田植え、草取りへの参加を受け入れます。

【募集単位と金額】
100平方メートル(1畝=いっせ)分、年額5万円。グループや学校、保育園などの団体での申込も可能です。

【内容】
 用意した絶景棚田のオーナーになって頂きます。稲の栽培は地元の集落営農組織「とちくぼパノラマ農産」が担当します。オーナーのみなさまはいつでも農作業に参加していただけます。収穫した新米を一口あたり玄米30kg相当(白米で約27kg)お送りします。

【特典】
・田んぼ作業への参加がいつでも可能です。
・田んぼの様子についてメールでお知らせします。
・収穫した新米を玄米30kg(売価約38,000円)相当をお送りします。
・休日農業講座「田んぼのイロハ」への参加費1名分が無料。伝統的なコメづくりのノウハウを教わることができます。

【栽培方法】完全有機・無農薬・天日乾燥。
 農薬は発芽前、育苗期を含め一切使用しません。新潟県の一般的な農家では田植え後も含めて18〜20成分の農薬を使っており、9~10成分で育てたコメは「5割減農薬米」と表示されます。パノラマオーナー米は「完全無農薬」のおコメです。

【プチオーナー】
年額1万円のプチオーナーも募集しています。
参加費年額1万円。いつでも農作業に参加可能。田んぼの様子についてメールでお知らせします。秋に収穫した新米5kg(売価6,300円)相当をお送りします。「田んぼのイロハ」講座の参加費が2割引になります
【主催】有限会社とちくぼパノラマ農産
【運営】NPO法人エコプラスTAPPO南魚沼やまとくらしの学校:tappo@ecoplus.jp

【申込】

雪の中でキャンプ!ー超豪快尻滑りで楽しもう!

Learn and Enjoy the life skills on the Snow

 厳冬期には積雪4mにもなる新潟県南魚沼市の山里で、雪を存分に楽しみ、「生きる」を考えるキャンプです。
 関東平野の北に連なる2000m級の山々の反対側。標高600mに位置する清水集落を舞台に、2020年3月20日から22日の2泊3日で行います。3月末になっても1m以上の雪が残ります。

ECOPLUS will conduct a snow camp in a mountainous village, Shimizu, in Niigata from March 20 to 22, 2020. The area is know as the deepest snow area in Japan which has 4 meters of snow in mid-winter. Even in March, we expect more than 1 meter of snow. Participants will enjoy snow and learn the ways of living in snow. English language support available.

 指導にあたるのは、北極、南極、アマゾンなど世界各地を遠征した経験を持つ高野孝子・エコプラス代表理事。地元のみなさんの協力を得て、厳しい雪の中での暮らしの知恵や技を学びつつ、自然の力強さや美しさをたっぷり楽しみます。

TAKANO Takako, the executive director of ECOPLUS, who travelled over frozen Arctic Ocean and other remote areas in the world will organize the project. With the strong support from the local people, participants will learn the knowledges and skills of the mountainous village and will enjoy the beauty and power of the snow.

対象:15歳以上の20歳代までの高校生、大学生など(中学生は要相談)
内容:雪の上でのテント泊。かんじきをはいての雪山ハイク、標高差100mの豪快しり滑り。雪上での調理。雪のトイレ。雪像作り、ソリ遊びなど、自分たちで雪を存分に楽しみます。

Participants: Youth over 15 years old, like his school and college students. Junior high students may be joined based on the situation.
Program : Camping on snow, Hiking with Japanese snow shoes, dynamic snow sliding, Cooking, Snow toilet, Making snow statues, Sledging, and any other creative activities on snow.

 集合:20日午前10時50分JR上越線塩沢駅集合
    (東京駅発午前8時52分発とき309号が便利です)
 解散:22日午後3時半ごろJR上越線塩沢駅解散(予定)
 
 参加費:23,000 円程度(2泊3日6食の滞在費、プログラム費、保険料込み)。寝袋などのレンタル費、交通費別途。
 
 定員:12人(定員に達したら締め切ります。お早めに)

Assembling; 10:50 am, March 20, at Shiozawa Station, of Jyoestu Line. Toki 309, departing Tokyo at 8:52 has easier connection at Echigo-Yuzawa station.
Break up: 15:30, March 22, at Shiozawa Station, of Jyoestu Line. (tentative)

Fees: 23,000 JPY including food and tent accommodations, programs, insurance. Travel cost and rental gears are excluded.

<<2020年雪ざんまいプログラム申込書>>
 <<Application Form>>

 問い合わせは、エコプラス(info@ecoplus.jp)、03-5294-1441まで。

びっしりの雑草を見事に整理

田んぼのイロハ草取り編に早稲田大学の学生が実習で参加

Weeding Workshop at Organic Rice Paddy

35 Students of Waseda Joined the program.

 エコプラスが主催する休日農業講座「田んぼのイロハ」草取り編が2019年6月8-9日に、新潟県南魚沼市栃窪地区で行われました。今回は、早稲田大学の実習チーム35人による貸し切り実施となりました。

ECOPLUS held organic rice farming workshop called “Tanbo no I-ro-ha” or “ABC in a rice paddy,” on 8-9 June, 2019 at Tochikubo village in Niigata, Japan, having 35 students from Waseda University in Tokyo.

Time Lapse Video shows great progress. 時間短縮ビデオで見る学生たちの草取りパワー

 今年は5月に雨がほとんど降らなかったために、田んぼが乾いて雑草が大量に発生してしまいました。除草剤をまったく使っていない無農薬田んぼなので、イヌビエなどがびっしりと育って、稲の苗が分からなくなるような場所も。学生たちは、裸足で田んぼに入り、両手を泥の中に突っ込んでかき回すようにして草取りをしました。

Since we had very limited rain falls in May, some areas of rice paddies dried up and it helped weeds to grow seriously specially at our non-chemical, totally organic paddies. Students waled into the paddy with bare feet and used fully opened hands like as rakes to clear weeds.

 ちょうど前々日の金曜午後からの雨で、田んぼは水で覆われていましたが、その下の土は乾燥のためにしっかりと固まっていて、指も突き刺さらない状態。稲そっくりに伸びたイヌビエをむしり取るような場所もありました。9日午前9時から始めて、午後1時半までの4時間余で、広さ1反(10アール)余の2枚のたんぼをきれいにすることが出来ました。

Paddies were filled by water thanks to the rain since Friday evening but in most of the paddies the soil was so solid because of long dry condition that it was difficult to push fingers in the soil and we needed to pull out each weeds. Started the work at 9 am on Sunday, it took 4 hours and more to finish two rice paddies which size is over 1,000 square meters.

 農作業以外にも、農家のみなさんから話を聞いたり、専門家による生きもの調べをさせてもらったりと、農山村の自然と暮らしに触れた2日間。学生たちは「本来の生きるということを実感した」「農作業の大変さを感じた」「もっと食料を大事にしたい」などと感想を残してくれました。

Beside weeding in rice paddies, villagers gave them lectures, and a specialist conducted nature tour. Through those students had a chance to feel the relationship between nature, life and community. They left comments like, “I strongly leant the true meaning of to live”, “I understood the hardship of farming”, “I should have more appreciation on food”.

青空のもと、雪の中でたっぷり楽しむ

雪ざんまいキャンプ2019

 2019年3月28日から30日まで、新潟県南魚沼市清水地区で、雪ざんまいキャンプを実施しました。中学生から社会人まで、一緒になって、地元のみなさんと交流しながら雪の中での暮らしを思う存分楽しみました。

恒例の「超豪快尻滑り」。見事な青空の元で楽しむことができました。

 参加したのは、首都圏の中学生、高校生、大学生、それに新潟で活動する社会人など。クラブ活動や就職活動などで日程がぶつかって参加者が減ってしまいましたが、少人数ならではの親密な時間を共有できました。

 28日昼前に現地に到着した時は、雪模様。地元の長老と一緒に、みんなで大きな本部テントを設営しました。中央を掘り下げて、ドラム缶を半割りにしたコンロを設置。取り囲むように、座る場所を作りました。

 寝るためのテント場は、積雪2mの畑の上。締まった雪の上にふわふわの新雪が10センチ以上積もっていました。みんなで腕を組んで何度も往復して慣らし、そこにテントを立てました。

 火起こしは、以前の雪ざんまいキャンプに参加したことがある中学生と高校生が中心になって、初めての大学生らに教えてくれました。枯れた杉の葉っぱを木の下から集め、薪をナタで小さく割って、種火を作って、大きく育てる。時折吹きつける北風にむせながら、雪の上の調理が進み、立派なご飯と豚汁が完成しました。

 深夜には、雪交じりの北風が収まり、真っ暗な空に無数の星が浮かび上がりました。翌朝の気温は零下5度。ポリタンクに保存してあった飲料水もかちんかちんに凍っていました。

 29日は澄み渡った青空のもとで、地元の巻機山山岳救助隊長を長く勤めた小野塚高一さんと一緒に、山歩きに出発。雪の上には、ウサギやキツネの足跡があちこちに残っていました。「これ、どっち向きに歩いたか、分かる」と小野塚さんに問われて、雪面に顔をくっつけるようにして足跡を見つめました。

 標高800m前後の大きな斜面に到着。「ここは昔、杉を植えたんですよ。でもね、杉はある程度成長すると急斜面では根元からこけてしまう。土壌も一緒に流してしまうから、後に木が生えないんですよ」と小野塚さん。「その前は、この辺でも炭を焼いたんですよ。毎日切っては焼いて運び出す。10俵ぐらいを毎日担いで村まで運んだんですよ。大変だった」とも。

 その斜面を、おしりの下にビニールシートを敷いて滑り降りる「超豪快尻滑り」。表面の新雪が適度なブレーキとなるのですが、間違えると体が回転して雪まみれに。標高差80m前後の長い斜面を何度も滑って楽しみました。

 夜には、地元の小野塚彰一さんも加わって、集落の話をしてもらいました。昔は集落近くにもウサギがたくさんいて、獲ったウサギが家の中に食料としてぶら下げられていた、地元に学校があった時代はにぎやかだった、いまは子どもが減って小学生は3人だけ、など村の歴史と今の状況を聞かせてもらいました。

 雪でオブジェを作り、そこにロウソクを灯して「雪灯ろう」を作ったり、雪に塩を入れて温度を下げてアイスクリームを作ったり、火を囲みながらお話をしたりと、少人数ならではの親密な時間を過ごすことができました。

雪を思いっきり楽しもう!

3月28−31日に新潟の山里で

 新潟県南魚沼市の山里で、3m前後にもなる雪の中で、思いっきり体を動かしてみませんか。2019年の冬のプログラムは2つ。小学校中学年から中学生を対象にした「雪国暮らし体験」と、新小6年生から中高生を対象にした「雪ざんまいキャンプ」。みんなで相談し自分たちで生活を組み立て、遊び、学びます。
 開催場所は、いずれも南魚沼市清水地区。関東平野の間にそびえる2000m級の山々の日本海側の山ふところ、標高600mに位置する、20世帯約50人の集落です。1月の豪雪期には時には4m以上の雪が積もり、3月末になっても1m以上の雪が残る地域です。どうやってこんな厳しい雪の中で暮らしを積み重ねてきたのか。暮らしの知恵を地元のみなさんから学びつつ、自然の力強さや美しさをたっぷり楽しみます。

 指導にあたるのは、北極、南極、アマゾンなど世界各地を遠征した経験を持つ高野孝子・エコプラス代表理事。英国で野外環境教育の博士号を取得し、現在は早稲田大学文化構想学部教授。その力強い仲間たちが応援に参加します。

*雪ざんまいキャンプ2019

晴天の元、豪快に滑り降りた斜面

 2019年3月28−31日(木、金、土、日)
 対象:新小6生、中学生、高校生
 内容:かんじきをはいての雪山ハイク、標高差100mの豪快しり滑り。残雪の上でのテントに泊まり、雪の上で火をおこして調理。雪のトイレ。雪像作り、ソリ遊びなど、自分たちで雪を存分に楽しみます。

 集合:28日午前10時半現地集合
    (28日午前10時越後湯沢駅での迎えを予定)
 解散:31日午後2時現地解散
    (31日午後2時半越後湯沢駅までの送りを予定)
 参加費:35,000 円(3泊4日9食の滞在費、プログラム費、保険料込み)、寝袋などのレンタル費は別途。

<<2019年雪のプログラム申込書>>

*雪国暮らし体験

青空から雪なげ

 2019年1月12−14日(土、日、祝=成人の日)
 対象:小学校3−4年生から中学生
 内容:スノーハイク、動物の足跡観察、ニホンカモシカなどの生きもの探し。
雪合戦、ソリ遊び。アイスクリームも作ってみよう。食事作りや寝具の用意片付けなども自分たちで。集落施設で合宿形式で行います。
 
 集合:12日午前11時半、清水集落にて(9時半東京駅集合)
 解散:14日午後2時、同(16時半、東京駅解散)
 参加費:25,000 円(2泊3日6食の宿泊費、プログラム費、保険料込み)

 問い合わせは、エコプラス(info@ecoplus.jp)、03-5294-1441まで。

無農薬はざかけ天日乾燥米を、お分けします(なくなりました!)

透き通って輝くイロハ米

 休日農業講座「田んぼのイロハ」で栽培した、無農薬天日乾燥のおコメ。プログラム参加者などにお届けした残りが出ました。お分けします。
 昨年は余りに収量が少なく提供できなかったのですが、今年は、少ないながらも、おすそ分けが可能となりました。

 有機肥料のみ。除草剤や病害虫除けの農薬をいっさい使っていません。生えてくる雑草は全部、手作業で取り除きました。プログラムでは2回、草取りを実施。それでも足らずに、さらに2回、田んぼの管理をしていただいているとちくぼパノラマ農産のみなさんにご苦労をおかけしました。

 7月は猛暑でした。雨が4週間以上降らなかったために、乾いた田んぼで稲が枯れる寸前という状態に追い込まれました。8月中旬にやっと雨が降ったと思うと、今度は長雨、日照不足。9月は台風と厳しい日々でした。

天日乾燥した稲からモミを外す脱穀作業
天日乾燥した稲からモミを外す脱穀作業

 稲刈りをして、2週間近い天日乾燥の後、10月下旬にようやく、おコメになりました。

 今年の米は、きれいです。精米すると、半透明のきれいな米粒になりました。よーく見ると光り輝いています。
炊いてみると、見事な香りです。口に含むと、一粒づつが張りがあり、かむと甘味が広がります。

 コシヒカリの本場南魚沼でも、無農薬天日乾燥米は、ほとんど作られていません。あまりに手間がかかるからです。
最高級の魚沼コシヒカリ。安心で、赤ちゃんや幼いお子さんのいるご家庭にも最適です。

 無農薬米、白米1キロ1,300円+送料でお分けします。保存がきく玄米は1キロ1,200円+送料。ご希望の方は以下に記入下さい。

秋晴れの元で稲刈りーーー田んぼのイロハ

遠くの山々もくっきり見える中での稲刈り

休日農業講座「田んぼのイロハ」の稲刈り編が、10月6-7日に、新潟県南魚沼市栃窪集落で開催されました。台風24号の影響で一週間延期しての実施となり、参加者は少なくなりましたが、秋晴れの中、稲刈りとはざかけをすることが出来ました。作業以外にも、稲刈り後のモミ外しから乾燥、調整という作業の見学や、今年の稲作りをふり返っての座学など、密度の濃いプログラムとなりました。(報告:インターン生K)

参加したのは、「棚田オーナー」の方や社会人の方、家族連れや大学生など計8人。
1日目は好天に恵まれ、黄金色に染まった棚田の田んぼで、鎌を使った稲刈り、天日干しのために「はざかけ(稲架掛け)」を行いました。巻機(まきはた)山や八海(はっかい)山といった山々に囲まれた、米どころ魚沼の田園風景を見下ろしながらの作業は爽快で、忘れられない瞬間になりました。
田んぼでは、地元の「先生」の方々から、鎌(ノコギリ状の歯がついた専用のものでした)の使い方と、刈り取った稲をわらで束ねる技を教えてもらいます。

刈った稲の束をわらでしばる方法を教わる。

特に難しかったのはわらで束ねる行程でした。普段やらないような体の動かし方をするため体が脳に追いつかないし、一つ一つの作業が、簡単なようで意外と難しい…。何度も失敗し、何度も「先生」に見てもらいながら、最後は何とか「合格」をもらうところまでいきました。「どうして上手くいかないんだろう」とあれこれ考えて答えを見つけていく過程が楽しかったです。
鎌の使い方も奥が深かったです。束ねるのと違って、刈り取ることができない、ということはなかったのですが、「鎌を使って刈る稲を集めれば刈り残しが生まれない」「稲を抑える手の位置はこのくらいの高さがいい」など、束ねる作業同様、理屈にかなった作法が色々とあり、覚えると一気に効率が上がりました。

わらで束ねる作業は、参加者の多くが苦戦していました。そのため、「先生」に教わるだけではなく参加者同士で助け合い、教えあう雰囲気が生まれていました。ある程度覚えた僕も(調子に乗って)、苦戦する子供に束ね方を教えます。すると、その子供が参加者のもう一人の子供に、今度は自分が「先生」になって束ね方を教え始めるということが起こったのです。さらにその教え方がうまく、参加者全員が子供の成長速度の速さに感動していました。「先に生まれると書いて『先生』だからね」という栃窪の方々の言葉の通り、誰かにとっての教え子は誰かにとっての先生です。

稲刈りは夕方5時に終わり、夕暮れが近くなった田んぼを後にしました。
泥んこになった靴の泥を落とし、激しい作業の跡がついた服は脱いで宿に帰り、温泉に入りました。気持ちよかった…。
夜には、「銀峰閣」特製の地元野菜がたくさん入った鍋などをいただき、大人たちは地元新潟の日本酒を楽しみました。
最後には宿の外に出て星を見にいきました。満点の星空とそこに流れたいくつかの流れ星を忘れることはないでしょう。

作業場の見学。モミがらを外し、石などの異物を取り除いて、粒の大きなきれいな米粒だけを選び出します。

2日目は台風25号の通過で小雨模様。稲刈りはできませんでしたが、「銀峰閣」の若旦那が稲作りの様々な事情をお話してくださったり、栃窪パノラマ農産での作業現場を見学させていただいたりしました。現場でしか聞けないお米作りの難しさや事情を聞け、機械を動かしての実際の作業風景を見ることができて、これまでの世界が広がるような感動を覚えました。

新米おにぎりと山菜の煮物など。山里のごちそうでした。

昼食は、地元のご家庭にお邪魔して、新米のおにぎりや山菜の煮物など「地産地消」を味わいました。森の中では栃自然探索をして都会ではなかなか出会えない生き物と触れ合いました。「もう終わりなの…?」と言っていた子供たち、もっとやりたかったよね、ごめんね…。

次回の「田んぼのイロハ」は11月3-4日の収穫祭編です。
参加申し込みも始まっています。みなさんぜひぜひご参加ください!

無農薬田んぼ2枚をきれいにしました・・・緊急実施の「田の草取り」

真夏のような日差し。さわやかな風の中で草取りをしました。
 休日農業講座「田んぼのイロハ」の草取り追加編が、2018年6月23−24日の両日、南魚沼市栃窪集落で開かれました。無農薬田んぼの雑草が一気に生えてきたことに対応する緊急実施。集まっていただいた首都圏からの7人の力で、2枚の田んぼがとてもきれいになりました。

 北陸地方は6月10日に梅雨入りしたことになっていますが、これまでほとんど雨らしい雨が降っておらず、暖かで日差しがある中で、田んぼの中では雑草もどんどん成長中。とりわけ無農薬田んぼでは、ヒエ類が一斉に伸びて、イネの苗を追い越す勢いになってきています。

手押し式の除草機の使い方を、地元のベテランに教わります。
 朝から草取り作業となった23日は、手押し式の除草機で稲株の間の草を押しつぶし、その上で手で草を抜き取る作業をしました。広い田んぼの中でわずかに高くて水のかかりが悪い場所は、特にヒエがびっしりと育っています。両手を泥の中に突っ込んでかき回すようにしながら、根っこから草を引き抜き、あぜ道に投げる作業を繰り返しました。

 真夏を思わせる青い空。カッコウの鳴き声。無農薬田んぼには、大きなトノサマガエルから無数のおたまじゃくし、背中に卵を背負った「コオイムシ」などたくさんの生きものでいっぱい。八海山や巻機山、越後駒ヶ岳など2,000m級の山々が見渡せる絶景の中で、作業が続きました。

 前日には、集落を散策している途中で、農作業中の村の人に、クワの実を食べさせてもらったり、ミョウガの若い茎のにおいをかがせてもらったりしました。夜にはホタルが舞う光景も。山里の暮らしの息吹を感じさせてもらった週末でした。