「野外教育」カテゴリーアーカイブ

「休日農業講座」田んぼのイロハ田植え編(5月22日、23日)

Rice Planting Workshop on May 22/23

People from Minamiuonuma, or others finished self isolation for 2 weeks or PCR test negative, only

近隣在住、もしくは行動制限済みの方、限定20人

 2021年5月22日(土曜日)と23日(日曜日)に、南魚沼市栃窪集落で、無農薬田んぼでの田植えをします。今回は、近隣地域の市民、あるいは事前2週間の行動制限やPCR検査をすませた方を対象に、日帰り形式で行います。田んぼに直接来ていただいて、作業をします。お弁当、飲み物、行動食など持参でお越し下さい。

On May 22 and 23, ECOPLUS will conduct “Rice Planting Workshop” in Tochikubo village, Minamiuonuma as one-day program, only with those living in nearby cities or those who finished two weeks self quarantine or PCR negative persons. Come to the rice paddy with your lunch, drinks and snacks.

  • 趣旨
     巻機山を望む絶景の棚田で、自然をたっぷり感じながら、手作業での田植えをします。新型コロナウィルスで閉じこもりがちの日々ですが、安全な屋外で体を動かし、同時に、この一年間で改めて注目された「食」や「農」を、体験を通じて見直す機会になればと思っています。
  • Summary
    Experience Japanese traditional rice planting works by hands in organic rice paddy overseeing gorgeous mountainous view. Have your shrunk body and mind by Covid-19 relieved in the safe open air field. You may also deepen the insight of food and farming through the workshop.
  • 集合時刻
     22日午前9時集合(遅くなる方は別途連絡を)。23日は前日の残った田植えの様子を見て、機動的に続けます。いずれも午後3時ごろには終える予定です。
  • Schedule
    Gathering; 09:00 am on May 22, if you come later just inform us. Closed around 03:00 pm. On 23, the schedule may ba changed based on the progress of works on 22.
  • 内容と持ち物
     無農薬田んぼでの、手作業での田植え。小雨決行。お昼ご飯は各自持参。あぜで食べます。飲み物や休憩時のお菓子なども持参下さい。泥で汚れていい服装でどうぞ。ブヨがいますので、防虫スプレーや虫よけネットなどご用意下さい。裸足で田んぼに入ると土の感触がじかに伝わるのでお勧め。ビーチサンダルなどがあると足を洗うのに便利です。
  • Contents and bringing
    Planting seedlings by hands. Will be cancelled in stormy condition. Take your own lunch, drinks and snacks. Clothings might be get muddy. Insect repellent, hat/cap. We recommend to come into the paddy with bare feet to feel the soil directly. Beach sandals are also easy to wash your feet in a stream.
  • 定員 Limit of participants.
     20人をめどとします。We will only have up to 20 participants a day.
  • 参加にあたって For the participation
     無農薬田んぼ応援のためのNPO法人エコプラスへの寄付(1人、1口3,000円以上)をお願いします。保険には入りませんので、ケガの場合はご自身の保険でお願いします。No fee for the program. We ask your contribution more than 3,000 Yens per person to support ECOPLUS for the support of organic rice farming.

野外体験で、子どもたちは大きく解放される

 野外での活動をすることで、子どもたちの、いらいらが収まり、ものごとに取り組む意欲が高まるーーそんな傾向が、野外活動に参加した子どもたちのアンケートから浮き上がってきました。当然だろうと思われる結果ですが、数字で具体的に示されたことで、改めて野外体験の大切さが確認できました。

変化が大きかった5つの設問全体での傾向。事前事後で4割以上の参加者に改善が見られました

 エコプラスでは、2020年8月から21年3月にかけて、新潟県南魚沼市で計7回にわたって日帰りのデイキャンプを開催しました。その参加者の小学生たちに事前事後のアンケート調査を実施しました。

 この結果、「むしゃくしゃしてすぐかっとなる」「やろうと思ってもなかなか手につかない」などの項目では、半数以上の子どもたちが、デイキャンプの後では改善したと回答していました。
 7回のデイキャンプすべてで、この改善傾向が見られました。

 新型コロナウィルスの影響もあって閉じこもりがちになっている子どもたちの心が、野外での体験活動を通じて開放されていることが示されたようです。エコプラスの高野孝子代表理事は、「わずか半日の活動でここまではっきりとした傾向が出た。自然体験の価値が示されたと思う。これからの継続的な活動が必要になるのではないか」と話しています。

 アンケートでは、参加したのべ72人のうち71人から回答を得ました。14の設問の中で、大きな変化が見られた5つの設問について事前事後の回答(4段階評価)を比較しました。

  • 「いろいろなことにやる気がある」という質問では、半数近い34人が事後の方が高い評価でした。この設問では女子の改善割合が55%と高くなっていました。
  • 「わけもなく悲しくて何もしたくない」という質問では、27人に改善が見られました。
  • 「むしゃくしゃしてすぐかっとなる」という質問では、39人が改善傾向。とりわけ男子では61%に改善が見られました。
  • 「心配でイライラして落ち着かない」では、20人が改善傾向。
  • 「やろうと思っても、なかなか手につかない」では、37人に改善が見られました。
  • 5つの設問全体で集計すると、42%が改善、53%が変化なし、5%が悪化していました。
  • 男女別では、女子は、「いろいろなことにやる気がある」といった前向きな気持ちが高まり、男子は、「むしゃくしゃしてすぐかっとする」「やろうと思っても、なかなか手につかない」と言ったネガティブな気持ちの改善が大きく見られたことが注目されます。

 このデイキャンプは、2020年度の文部科学省「子供たちの心身の健全な発達のための子供の自然体験活動推進事業」の一環として、実施しました。

雪の中でたっぷりと過ごし、学び、遊びました

Children enjoyed and learned a lot in day camps at the snowy Shimizu village

ウサギの足跡、シカの姿、秘密基地、新しい友達・・・地元の世界を味わったデイキャンプ

Animal tracks, spotting a deer, making the secret bases and getting new friends — so many rewards from one day outdoor program

 2021年3月6、7日の週末、新潟県南魚沼市清水地区で、子どもたちのデイキャンプを行いました。参加したのは、小学校3年生から6年生までの、のべ20人。2mをはるかに超える雪の中、動物の足跡を見つけ、雪の斜面に穴を掘り、ソリで疾走し、みんなで大笑いするあたたかな時間を過ごしました。

Ecoplus conducted day camp programs on March 6 and 6, 2021, at Shimizu village in Niigata, Japan. In the two days, 20 elementary school kids joined. During the program, they identified several animal tracks, dug snow caves, enjoyed flying snow sledging and were keeping laughing all the time.

 3月6日は、あいにくのみぞれ模様。それでも子どもたちは元気いっぱいに森の中での探検に。林の中で、春に向けて寒さに耐えている木の芽(冬芽)の状態をみたり、ウサギの足跡を追いかけたり。

On March 6, although it was sleeting, children were excited to come into the forest. They learned the different shapes of buds of plants and observed the foot prints of hares. Many of those experienced to use local snow shoes called “Kanji” during the walk.

 多くの子どもたちがかんじき体験を希望。地元で古くから使われてきた丸いかんじきをはいて、雪の中をどんどんと進みました。

 昼ご飯のあとは、お待ちかねの雪遊び。何人かが用意されていたスコップで穴を掘り出すと、どんどん勢いが出てきて、奥行き2mほどの雪洞も出来上がりました。中から掘り出した雪のブロックを重ねて雪の壁が出来て、秘密基地が完成。同じ小学校の同級生だけでなく、違う学校同士でどんどん仲よくなって、雪の上に笑い声が響き続けていました。

After the lunch, it was the time to play on the snow. Some of those started to dig the snow using shovels. Their trials turned to a project to make snow caves. One of those was quite big enough to accommodate some children sitting inside. They also made a snow wall using snow blocks pulling outside from the cave, then their secret base was established. The walls between each one were also melted during the playing. The bright laughing voices were echoed in the tiny aged village.

 天気が少し良くなった3月7日は、視界が開け、数百メートル先の斜面に、生き物の気配が。指導にあたった専門家深澤和基さんが、カモシカを確認。子どもたちが見ようとした時には姿が見えなくなってしまいましたが、今度は、シカが登場。

On March 7, the weather condition was a bit better. With the clearer visibility, some of images of living creatures were identified. A naturalist, Mr. FUKASAWA, identified a “KAMOSHIKA,” or a Japanese serow, but it hided in somewhere. Then, a deer was spotted on the mountain ridge next to the village. Children enjoyed observing the deer with big antlers clearly with a powerful mononocular.

 立派なツノを持ったシカの姿を、望遠鏡で見させてもらい、子どもたちも大喜びでした。

 2日間の体験を通じて、子どもたちは「新しい友だちが出来てうれしかった」「かまくらの中で弁当を食べたのが楽しかった」「ソリ遊びが楽しかった」などという感想を残してくれました。

Children left the positive comments, like “it was nice to have new friends,” “It was fun to take lunch in our snow cave,” or “Sledging was very exciting.”

All of the participants are from this “snow country” and many of those said they were enjoying skiing. However they also said that they did not do sledding not so much, nor making snow caves next to their houses. It may be connected to the situation that many of new houses in the area are surrounded by concrete paved ground with running water for melting the snow. The children in the snow country look like losing the opportunity to play with snow in their daily lives.

 雪国の子どもたちなので、スキーなどもよくしているというのですが、ソリ遊びはあまり出来ないとか、かまくらを作ったことはないとのこと。自宅回りはコンクリートを張った地面に水を流して雪を消すところが多くなっているせいか、雪遊びを存分には出来ていない様子がうかがえました。

 またかんじきは見たことはあっても使うのは初めてという子どもがほとんど。地域の伝統が遠くなっていることも見えてきました。

“Kanjiki,” or Japanese snow shoes, were also unfamiliar for those. The tradition in the area is also fading away. The reactions from the participants showed the value to learn the nature and life in the place and to have the face-to-face dialogues with others through experiences.

 生まれ育った地元の自然や暮らしについて、体験的に学ぶことの大切さ。さらには知らない人たちとのふれあいや語り合いの価値。そんなことを示してくれた週末でした。 

 今回のプログラムでは、新型コロナウィルスへの対策として、文書による事前の健康チェックや、当日の検温、消毒などを行っての実施となりました。

ミクロネシアとオンライン交流

The First Online Conference connecting Micronesian Island and Japan for Sustainable Future

 2021年2月20日(土)にヤップ島と日本を繋ぐ初のオンライン交流会が開催されました。ヤップ島を含む太平洋の島々からヤップ側が5名、日本から過去のヤップ島プログラム参加者ら8名が参加しました。

 ヤップ側の5人は、ショーン(仕事で訪れているチューク州から)、エン(勤務先のポンペイ州から)、ティナ(滞在先のグアムから)、そしてマルベイとケンがタミル地区からと、ミクロネシア各地からの参加でした。

The first online conference connecting Yap and Japan was held on Saturday, February 20, 2021. Islanders of Yap joined the conference; Sean Gaarad was from Chuuk, Ivan En was from Pohnpei, Tina Filled was from Guam, and Jeff Marbey and Ezekiel Ken from Yap. From Japan side, in total of 8 persons including ex-participants of Yap-Japan Cultural exchange program joined.

 交流会では、経団連自然保護基金の支援によって行われているプロジェクト「タミルの持続可能な将来計画作り」について、現地からの報告と全体でのディスカッションを行いました。

The theme was “How to realize the sustainable society of Tamil municipality, Yap”. In the conference, we had a presentation by Sean and live reports from ocean side of village of Maaq and Merur in Tamil. It was a part of the project called “Sustainable Tamil,” supported by Keidanren Nature Conservation Fund, Japan.

 最初に、参加者同士が自己紹介をした後に、ヤップ島のマ村とメルール村からスマホのカメラによる生中継が行われました。

 ヤップ島には2019年に光ケーブルが陸揚げされ、インターネットが高速化しましたが、島内のネットワークがまだ弱く、画像は途切れ途切れ。しかし、波や風の音が聞こえ、メンズハウスの様子がリアルタイムで映し出されると、日本側の参加者はびっくり。過去参加者の中には20年近いギャップがある人もいましたが、それぞれ懐かしいヤップの景色と風を感じました。

Although Yap now has a submarine fiber optical cable connection since 2019, its local network is still depending on ADSL connection using metal cables. So the connection was unstable, however, viewers from Japan could see the views around their familiar men’s houses with the sound of wind and waves. Participants, some of those joined the program about two decades ago, had very memorable time over the screen.

 次に、プロジェクトの中心メンバーであるショーンより、タミル地区の紹介と、プロジェクトの現状報告がありました。

First, Sean, a core member of the project, introduced the Tamil municipality and reported on the current status of the project.

The cultural characteristics of Tamil are that they respect each other, history and culture are inherited in practical ways such as oral tradition and dances, the community cooperates for a common purpose, and the existence of the family is very important. 

 タミル地区の文化的な特徴は、お互いに尊敬すること、文字がないため口承や踊りなどの実践的な方法で歴史や文化が引き継がれていること、コミュニティが共通の目的のために協力すること、そして家族の存在をとても大切にすることです。

 そんなタミル地区で計画されている「エコツーリズム」は、島を訪れる人にもコミュニティ全体にも意義があり、環境や社会への負荷が少ない持続可能な「観光」のあり方を創造することを目指しています。

In the project, a trial of “ecotourism” was set as one of main goals. Ecotourism aims to create a sustainable tourism that has less impact on the environment and society. In other words, it seeks to benefit both visitors and the community as a whole.

 タミル地区では自分たちの回りに、どのような「宝物」があるのかを見つけるために、村歩きが行われています。ショーン自身も知らなかった地域の歴史や自然環境の特徴などを村の他の人から学ぶ機会になり、多くの発見があったそうです。マ村とメルール村ではホームステイやグループステイの受け入れ態勢を構築中。訪問者に提供する食事についての話し合いも行われるとのことでした。

To begin with the preparation for ecotourism, villagers walked around each village to identify the ‘gems’ which are valuable to themselves and also to the visitors. It was meaningful for villagers to learn some histories and natural characteristics in the area. 

In addition, it was reported that Maaq and Merur village were ready to host both homestay and group-stay visitors. It was also informed that meetings, about what food would be provided to visitors, would be held in coming weeks. 

 最後のディスカッションでは、ショーンから「文化、自然環境、人、宿泊施設、アクティビティ」5つのキーワードのうちどれが一番、人々の関心を引くことができると思いますかと問いかけがあり、それについて日本からの参加者が意見を出し合いました。

There is not something “Always showcased luxury” in Tamil but there is something in the living life that can amaze visitors. For instance, fruits, scenery, local dance and so on. In the final discussion, Sean asked Japanese participants which of the five keywords “culture, natural environment, people, accommodation, activities” would be the most interesting to people. The participants from Japan exchanged their opinions to answer the question.

日本人参加者からは以下のような指摘が出されました。

  • 5つ全ての要素を貫くような体験が良いのではないか。
  • いわゆる「観光客」ではなく、本質的な学びを期待する人たちを対象にしたらどうか。
  • 地元の子供や若者を巻き込むことで、外から来た人たちがヤップの文化をどのように評価しているのかを知る機会になるのではないか。
  • ヤップの人々がどのように関わり合っているのかを知ることが一番インパクトがあり重要ではないか。
  • アクティビティはお金を払ってやるようなものではなくて、星空の下で海に入るなどのヤップにいることを感じることが大事ではないか。
  • どこまでローカルにするかが課題。初めて訪れた人にとっては、トイレやシャワーなどの最低限の設備も必要になるはず。

Feedback from Japanese participants:

  • All of the 5 elements are important. To integrate whole experiences would be important.
  • Target the visitors not like the people who come to Colonia as a ‘tourist’, but those who really want to learn from the locals.
  • It is good to invite local children and youth to the ecotour. It will be a good opportunity even for them to know how foreigners appreciate the local culture and nature they have, and visitors can also see how the cultures and wisdoms are inherited in Yap. 
  • To see how Yapese people are interacting with each other is the most impressive and important. 
  • It is important just to be in Yap, not buying experience. 
  • How much of the depth of the locality the host would provide to the visitors? For those who visit Yap for the first time, basic facilities such as toilets and showers would be needed or not…

 こうしたフィードバックを受けて、ヤップ側からは、たくさんのお礼の言葉と共に、考えを深める機会になった、これから本格的にスタートしていきたいと意気込みが語られました。

 新型コロナウイルスの影響によってエコツアーのトライアルなどは延期されていますが、日本と現地の往来が可能になれば、ヤップ島プログラムの参加者らを対象にしたエコツアーをすかさず実施する計画です。お楽しみに!(記録:猶井咲喜)

Although the project plan had to change due to Covid-19, it was a good opportunity to know the possibilities to connect online and share the information.  (reported by NAOI Saki)

エコプラスの2021年の活動予定について

 エコプラスは、今回の新型コロナウィルスの感染拡大に関して、予定していた各種プログラムを以下のように変更します。

 現場での活動は、しばらくの間、規模を縮小するなどして実施します。南魚沼市栃窪集落での無農薬天日乾燥米の販売・予約による地域の応援や、ヤップ島での持続可能な社会づくり活動のリモート支援などは継続して展開します。ご協力をお願いします。

雪ざんまいキャンプ

2021年3月20-22日実施予定
 人数を平常より絞り、参加者には事前の自主隔離、健康確認をしてもらった上で、感染防止策を取ったプログラム展開とします。

ヤップ島プログラム

 2021年8月実施予定(3月末に実施を判断)
 米国の渡航規制、日本再入国の規制、ヤップへの感染拡大のリスク、 ヤップで発症の場合の対応、国内での事前キャンプなどの実現可能性などで判断します。

田んぼのイロハ

 田植え(5月22、23日) それぞれ日帰りで実施。
 感染拡大の首都圏の人は事前の自主隔離などをしていただいて実施します。

 草取り(6月5、6、12、13日) それぞれ日帰りで実施。
  田植え同様、感染拡大の首都圏の人は事前の自主隔離などをしていただいて実施します。

 稲刈り(9月25、26日)実施予定
 同様に、感染拡大の首都圏の人は事前の自主隔離などをしていただいて実施します。

 お米の予約販売

 極端な少雪に見舞われた日本の山間地域は、スキー場を中心にした経済が、ウィルス騒ぎも加わって深刻な打撃を受けています。このため、早めではありますが、秋の収穫のお米の予約も始めます。準備出来次第、ウェブサイトに受付画面を用意します。

雪を存分に楽しむーー子どもデイキャンプ参加者募集

山あいの集落で、雪の世界を存分に楽しみます

 久しぶりの大雪となったこの冬。いまだ収まらない新型コロナウィルスの感染で、子どもたちは閉じこもりがちの日々だったと思います。夏と秋に引き続き、自然にたっぷりと触れてもらうデイキャンプを実施します。3月6,7日の両日、新潟県南魚沼市清水地区で行います。小学校3年生から中学生までが対象。お早めにお申し込み下さい。

 本事業は、全国で展開される、文部科学省総合教育政策局の「子供たちの心身の健全な発達のための子供の自然体験活動推進事業」の一部です。

新型コロナウィルスへの対応 参加にあたっては、本人やご家族が発熱や、味覚嗅覚の異常がないこと、ご家族が密接な状況での飲食や業務をされていないこと、などを文書で確認させていただいた上での実施とさせていただきます。

  • 【日程・場所】 2021年3月6、7日 南魚沼市清水地区
  • 【集合・解散】 午前9時現地集合、午後3時半現地解散
  • 【対象・人数】 小学校3年生から中学生、両日とも20人
         (事前の健康チェックが必要です)
  • 【参加費】 500円(活動資材実費と傷害保険)
  • 【持ち物】お弁当、飲み物ほか。詳細は参加の手引きで説明します。
  • 【内容】 アニマルトラッキング(雪の上の足跡探し)、雪遊びなど。
  • 【申し込み】以下のフォームへの入力をお願いします。参加の手引き定員になり次第締め切ります。
  • 【後援】 南魚沼市、南魚沼市教育委員会(予定)
  • 【共催】 南魚沼市環境・野外教育研究会
  • 【主催】 特定非営利活動法人ECOPLUS TAPPO南魚沼やまとくらしの学校
    tappo@ecoplus.jp 090-3214-7549(大前)

雨と自然を感じながら、無農薬田んぼで稲刈り

Harvesting Workshop in Organic Rice Paddy under the Rain

 エコプラスは、2020年9月27、28日の週末、新潟県南魚沼市栃窪集落で、休日農業講座「田んぼのイロハ」の稲刈り編を行いました。新型コロナウイルスの対応のため例年の1泊2日ではなく、日帰りを基本とした自主参加企画として実施しました。2日間で24人が、無農薬田んぼでの稲刈りに挑みました。

On September 27 and 28 in 2020, ECOPLUS organized a workshop on harvesting organic rice as a part of “ABC in a rice paddy” in Tochitsubo village, Minamiuonuma , Nigata. Due to the situation of COVID-19, we conducted it as a voluntary participating event without overnight stay unlike the usual workshops. Through 2 days, 24 people participated in this event on the non-chemical rice paddy.

雨の中、刈った稲の束ね方を教わる。Learn how to tie the harvested sheaf of rice in the rain.

 天候はあいにくの雨模様。参加者は雨合羽を着て長靴を履いての作業となりました。地元の笛木晶(ふえき あきら)さんの指導で、カマの使い方と刈り取った稲をワラで束ねる方法を教わりました。特に束ねる技が名人芸。まるで手品のようでした。

Under the very wet weather condition, participants needed to wear rain gears and boots. From Mr. FUEKI Akira who has been taking care of the rice paddies, we learned how to use sickles to harvest rice and the way to tie harvested rice with rice straw. His tying skill was eye-opening and it was just like magic.

 いざ開始・・・。刈り取ったはずなのに稲穂が残っていたり、束ねたのにゆるゆるで崩れたりの悪戦苦闘。さらに追い打ちをかけたのが、雨で田んぼがドロドロの底なし沼状態。膝まで埋まって足が抜けない抜けない。転んだら全身泥だらけ。これが一番参加者を苦しめたのではないでしょうか。

We started harvesting….however, it did not go so easily! It was actually difficult to cut all the stems of rice with sickles clearly. Tying the harvested one with rice straw was another problem because it easily becomes loose if you don’t tie it correctly. In addition to this hard situation, the paddy field, which became bottomless swamp due to the rain,  caught our legs even up to our knees and didn’t let it go. What you will see if you fall on the ground is your entire body covered with dirt. I assume this was the biggest point that made us suffer the most this time.

 しかし、2時間もすると、それぞれコツをつかんだのでしょうか、自分の世界に浸ってもくもくと作業する人、世間話をしながらマイペースで作業する人。

However, in less than 2 hours, we gradually started to get the hang of it.  Some people were just concentrating on their work. Some people were working while having conversations with others.

 不思議なもので、いつのまにか連帯感が生まれます。ドロドロ対策で、ブルーシートを手元に置いて中間集積場所を作ったり、稲を干す稲架(はざ)にかけるために、田んぼを往復しないで稲束をバケツリレーのように投げてかけるなど、チームワークが発生します。束ねた稲は、ちょっとくらい乱暴に扱っても穂は落ちません。

As the time went, a sense of solidarity was created among the participants somehow; automatically we set the bluesheets near each of us as a halfway point to collect the harvest sheaf of rice so that we could minimize the walking distance on the muddy ground. Being in the line and doing a relay the sheaf of rice was also helpful in putting them on the rack to dry them easily. The sheaves of rice that were tied tightly didn’t get loosened even if it was treated roughly a little bit.

 泥にまみれ、ずぶぬれになりながらも、ほっとさせてくれるのが、田んぼにいる生き物たちです。特に人気だったのが、シュレーゲルアオガエルです。これぞカエルという美しさとかわいらしさに、普段は虫も触ったことがない女の子がカエルを撫でていました。

The creatures living in the paddy were an oasis for us having hard time due to working in a muddy and wet condition.  “Schlegel’s Green Tree Frog” was an especially popular star among us. Even the girls who do not touch the insects usually were rubbing the frog who have such an adorable look of typical frog.

稲の間から登場してきたシュレーゲルアオガエル。目の上下が金色に輝き、体は鮮やかな黄緑。“Schlegel’s Green Tree Frog” who popped up from the middle of the sheaf of rice. The upper and down part of her eyes were shining gold and the body had a vivid yellow green colour.

 無農薬の田んぼで、そして機械ではなく手で稲を刈るからこそ会える生き物たちなのです。

We could only see these creatures because it was on the paddy field without any pesticide and working with our own hands but not by the machine.

 2日目のお昼には約1,400㎡の田んぼがきれい刈られて、全て稲架(はさ)に干すことができました。この風景だけでホカホカの新米が目に浮かぶような愛おしさを感じます。来年は、田植えから参加することを決意した人もいました。顔を伝う水は、雨水か汗かそれとも感動の涙?さわやかな達成感を得られた2日間でした。もちろん、翌日は筋肉痛に悩まされましたが・・・。(報告 福井智之)

By the lunch time of the second day, the paddy field which has the size of 1,400㎡ was cleared completely and the rice were all hanged on the drying rack. That scenery was just so lovely to see and I could not help to have an image of newly harvested rice in my mind. Some of the participants made their minds saying “I want to experience planting rice next year but not only harvesting” I wonder what  the liquid going down on the face was. Was it the rain water, sweat, or the tears? A sense of accomplishment was filling our mind at the end. Of course, muscle pain didn’t forget to suffer us the next morning though….! (reported by FUKUI Tomoyuki, translated by HASUMI Chigira)

秋の山に「おやつ」を探すーー子どもデイキャンプ参加者募集(募集終了)

 定員に達しましたので、10月2日午前8時、募集を終了しました。ありがとうございました。

 長く暑かった夏が終わって、秋の気配が深まってきました。新型コロナウィルスの影響で、閉じこもりがちだった子供たちに、自然にたっぷりと触れてもらうデイキャンプを、10月18日(日曜日)に、新潟県南魚沼市清水地区で行います。小学校3年生から中学生までが対象。お早めにお申し込み下さい。

 本事業は、全国で展開される、文部科学省総合教育政策局の「子供たちの心身の健全な発達のための子供の自然体験活動推進事業」の一部です。

新型コロナウィルスへの対応 参加にあたっては、本人やご家族が発熱や、味覚嗅覚の異常がないこと、ご家族が密接な状況での飲食や業務をされていないこと、などを文書で確認させていただいた上での実施とさせていただきます。

  • 【日程・場所】 2020年10月18日、南魚沼市清水地区
  • 【集合・解散】 午前9時現地集合、午後3時半現地解散
  • 【対象・人数】 小学校3年生から中学生、20人
         (事前の健康チェックが必要です)
  • 【参加費】 500円(活動資材実費と傷害保険)
  • 【持ち物】お弁当、飲み物ほか。詳細は参加の手引きで説明します。
  • 【内容】 食べられる植物の実を探したり、水たまりの生物を探したりする自然体験活動
  • 【申し込み】以下のフォームへの入力をお願いします。定員になり次第締め切ります。
  • 【後援】 南魚沼市、南魚沼市教育委員会(予定)
  • 【共催】 南魚沼市環境・野外教育研究会
  • 【主催】 特定非営利活動法人ECOPLUS TAPPO南魚沼やまとくらしの学校
    tappo@ecoplus.jp 090-3214-7549(大前)

シリーズ ヤップでまかれた種たち

第2回:岩崎未央さん

遺伝子研究者の種が歩んだ物語
〜閉塞した空間から広がる世界へ〜

 地球体験チャレンジ「ヤップ島プログラム」30周年を迎えるにあたってスタートした連載企画「ヤップでまかれた種たち」。ヤップを経験した仲間たちのストーリーから、ヤップの意味や価値、そして今後の社会づくりを考えます。

 第2回目のストーリーテラーは、1999年、そして2001年と2回に渡ってプログラムに参加した岩崎未央さん。当時中学生だった岩崎さんは現在、山中伸弥教授が所長を務める京都大学iPS細胞研究所にて特定助教を務め、多能性幹細胞の遺伝子発現解析に取り組む研究者として活動しています。

 思春期の葛藤真っ只中の時期に参加したヤップ島プログラム、当時の想いが研究者としての今にどうつながっているのか、現在取り組まれている研究活動も交えながら、お話を聞かせていただきました。

オンライン・インタビューでの岩崎未央さん

遺伝子の世界に魅せられて

 「研究で色々な種類の細胞を観察しています。ゲノムは同じでも細胞の種類が違うと見た目が全然違うんです。たとえば線維芽細胞という皮膚側にいる細胞、脂肪細胞という脂肪を中にためこむ細胞、神経幹細胞はそのうちに神経として突起が伸びていく細胞。そういう違いを見ていると単純にすごく面白いなと思うんです・・・。」

 山中伸弥教授のノーベル賞受賞を契機に大きく注目を集めているiPS細胞(人工多能性幹細胞)。再生医療に重要な役割を果たすものとして期待されています。

 ヒトの体の中には200種類以上の細胞があります。受精卵という一つの細胞から、そのような特定の種類の細胞になることを「細胞が分化する」と言いますが、岩崎さんは現在iPS細胞研究所にて、多能性幹細胞が分化する時に細胞の中で何が起きているのかについて、タンパク質の解析を通して研究しています。

岩崎グループの仲間と(写真右が岩崎さん)

 穏やかに、内省的に言葉を選びながらインタビューを受ける岩崎さん。細胞について語る時には、Zoom越しにも少しだけ体温が高まるようにも感じられます。

 岩崎さんが人体に関心をもつようになったのは、小学校4〜5年生の時でした。「10歳年下の姪がいるんですが、その子が目に障害をもって生まれてきたんですね。それが子供の時にすごく不思議で・・・」

 身近な親族との関わりを通じて人や科学への思いを募らせる岩崎さん。その後、中学生の頃に見たNHKのドキュメンタリー番組が、岩崎さんの興味・関心を加速させ将来に大きな影響を与えることになります。

 「『脅威の小宇宙・人体・遺伝子』という番組があったんですけど、ここで初めて遺伝子という言葉を知りました。人の細胞は30兆個くらいあるんですが、その1個1個の細胞の中に百科事典1000冊分の情報が詰まっています。その情報が、たとえば脳であったり、肝臓であったり、骨であったり、それぞれの場所で適切に引き出されることで生命機能を維持している。莫大な量の情報が1個1個の細胞に入っているというのがすごく面白くて。そして、このテレビ番組の中で、まだまだわかっていないことが多いと言っていて、自分にもその領域でやれることがたくさんあるんじゃないか、自分がやるべきことはこれじゃないかと思ったんです・・・」こうした体験をもとに、中学生にして遺伝子研究者への道を志すことになります。しかしその一方で、当時の岩崎さんには大きな悩みやフラストレーションと対峙する葛藤の日々がありました。

エコプラスの新型コロナウイルス対応ガイドライン

 エコプラスは、新型コロナウィルスの感染拡大に対応して、実施する体験プログラムに関するガイドラインを作成しました。

エコプラスの新型コロナウイルス対応ガイドライン
(2020年7月23日)

1 本ガイドラインについて

 内外の情報を参考に、エコプラスのミッションに基づいて検討。その時の世界、全国の感染状況と規制、事業実施地域の感染状況と規制を勘案して修正、対応していく。

2 感染防止のための基本的な考え方
  1. 安全と同時に学びの質を担保し、必要で合理性のある実効的な感染防止策を立てる。
  2. ①身体的距離の確保 ②マスクの着用 ③手洗いの実施 を基本的なガイドラインとし、総合的にリスクを判断する。参加者がバラバラに集まったものか、特定のグループ(家族単位や、大学ゼミなど)なのかによっても変わる。
    • 「身体的距離の確保(最低1m)に努める」、「マスクの着用(屋外の活動では必須ではない)」「手洗い・消毒の実行」をスタッフ、参加者とも励行。
  3. 清掃、消毒、換気
  4. 空間確保、少人数での活動など、互いの空間を確保。
  5. 持ち物、備品、消耗品などの道具を共有しないよう管理。
  6. 新型コロナウイルス感染症の主な感染経路である接触感染と飛沫感染のそれぞれについて、職員やボランティア、利用者等の動線や接触等を考慮したリスク評価を行い、そのリスクに応じた対策を検討する。
  7. ウィルスに関する最新の知見を常に把握するよう努める。
3 継続的な観察
  1. 参加者、スタッフに症状や異常がないか
  2. 具合の悪い人は不参加とするよう、促す
  3. 参加者、スタッフの具合が悪くなった場合の対応を計画
  4. 地域、スタッフ、家族とコミュニケーションが取れる
  5. 感染者が増えた場合に活動を中止する準備がある
4 具体的な感染防止対策

4−1 計画において

①三密を避けることを踏まえた事業計画を以下の項目に沿って作成する。

(実施場所) 実施団体の所在する行政の自粛要請や感染者の発生状況等の情報と実施場所の行政の自粛要請や感染者の発生状況等の情報を検討し、実施場所を決定する。屋内と屋外によりその内容及び対策を異なるものとする。

(参加者数) 対象年齢により、定員数を変える。また、幼児、小学生が対象である場合は小グループに分けることを工夫する。

(実施時間) 実施場所、時間帯や季節により、実施時間を検討する。

(移動手段) 公共交通機関を利用する場合は感染者の発生状況や一般客の利用状況を検討して利用を決定する。なお、利用の際には具体的な利用方法を検討する。また、貸切バス利用の場合は参加者のみの空間利用になるので事前の健康調査と定期的な換気、座席の利用等を工夫する。

(実施内容) 実施場所、参加者人数を加味して、3密状態を避ける内容を計画する。受け入れ施設の対策を確認する。

②事業規模の設定

原則、総数が最大50名を越えない数とする。(自然学校ガイドラインv.1)

③実施日までの感染予防対策案を作成する。項目は以下。

(参加者との連絡方法)連絡方法は対面方式を避け、電話やメール、HPでの申込方法等を活用する。

(参加者の健康状態の把握の方法)事前に具体的な健康状態の把握の方法を提示して実施日までに受け取る。

(参加者との連絡方法)連絡方法は対面方式を避け、電話やメール、HPでの申込方法等を活用する。

(感染者との接触の有無による参加取消の了承の事前承認)参加申込日にそれまでの感染者との接触情報を確認するとともに、実施日までに接触の疑いが確認された場合には、主催者側が参加の取消が可能であることの了承を得る。

(事前説明)キャンプ期間中にキャンプ参加者が従うべきルールやガイドラインを説明した文書を準備し配布する。(手洗い、消毒のタイミング、フィジカルディスタンスの取り方、どんな時に家にとどまるか、咳エチケット、他)

4−2 スクリーニング

(参加者)

  • 参加前14日間、自分の体温を記録。37度以上の(または平熱より1度上回る)熱が出た場合は参加辞退を依頼する。
  • 過去2週間に症状(平熱より1度上回る発熱、咳、息切れ、下痢、疲労、頭痛、筋肉痛、吐き気、味覚や嗅覚の喪失、喉の痛み、嘔吐など)があったかどうかのセルフチェックを行う。
  • 過去2週間以内に、国内または国外を旅行したか調査する。
  • 感染が広がっている地域に居住する場合は、過去2週間の会食や飲み会の有無や、不特定多数が参加するイベント参加の有無を調査する。
  • COVID-19の診断を受けた人、感染の疑いがあって検査した人、または隔離された人と濃厚接触をしたかを確認する。

(泊りがけのキャンプスタッフ)

  • キャンプ前2週間の健康状況把握。行動制限の検討。
  • 検査とスクリーニング

4−3 実施において

  1. 実施団体の所在地及び事業実施予定地における行政の自粛要請や感染者の発生状況等の情報確認
  2. 実施日におけるスタッフの健康状態の確認
  3. 受付場所の安全確保(消毒・消毒液の配置・予備マスクの用意)
  4. 当日の参加者の健康確認
  5. 実施場所の安全確保(消毒・消毒液の配置・予備マスクの用意)
  6. 事業実施中の三密対策の確保
  7. 使用備品の扱いに関する対応(消毒など)
  8. 使用する食器の扱いに関する対応
  9. 事業実施中に体調不良者または感染者が発生した場合の対応策の作成
  10. 事業終了時のスタッフ、参加者の健康状態の確認方法と帰宅後に感染が判明した場合の連絡依頼
  11. 事業実施中における中止判断基準の作成

宿泊活動の場合

  • 宿泊場所での三密状態の回避 (宿舎利用とテント利用)
  • 入浴に関する注意事項検討
  • 食事中、食事場所に関する注意事項検討
  •  着替え等の持ち物に関する注意事項検討

4−4 感染拡大防止に関するガイダンス

  • プログラム中 ― 感染拡大予防について、実際の運営の仕方についての説明。
  • 手洗いと消毒をするタイミング(キャンプ参加者と一般スタッフ)は以下
    • 食べ物を食べる前(例:食堂に入る時)
    • キャビン/テントに入る時
    • 病気かもしれない人と接触した後
    • 頻繁に触られる場所(手すり、ドアノブ、カウンターなど)に触れた後
    • トイレを利用した後
    • 共有のアイテムを使用した後
    • 咳、くしゃみ、鼻をかんだ後
    • 食材を準備する前後、および準備中
    • ごみに触れた後
    • 化学薬品を使い他の箇所を洗浄した後

4−5 講義などの利用施設(エコプラスの場合は、集落センターや区民会館など)

事業前― 換気設備の稼働確認。外気温が18−25度くらいであれば、全ての窓を数時間開ける。

当日― 窓を開けるなど、換気する。ドアノブ、蛇口など、使用する場所を消毒する。

4−6 宿泊を伴うプログラム

  • 宿泊施設、タープ、テントに入る際に、手指を石鹸で洗うか、アルコール消毒剤を利用。
  • 共通のアイテム(カップ、寝具、タオル、歯磨き粉など)や個人の所持品を仲間と共有しない。
  • キャンプ参加者は所持品を整理し、他のキャンプ参加者の所持品と分けて保管する。
  • 布団や寝袋で、隣との間は1.5m確保。宿の場合、一つの部屋で眠る人の数をできるだけ少なくする。頭部の位置を隣同士で逆にする。
  • 野外の場合、ソロテントか、タープの下での就寝を優先する。共有テントの場合、隣との間を1.5m程度確保できなければ、頭部の位置を逆にする。自分の頭と隣の間に一定の高さのものを置く。
  • 常に換気をする。可能であれば自然換気。

4−7 キャンプでの調理、食事

  • 共同調理中で近い距離の場合は、マスクをし、できるだけ向かい合って話さない。大声を出さない。
  • 調理や火起こしなどが始まる前に道具を消毒する。手指を頻繁によく洗う。共用備品を使用する前後に備品を洗浄・消毒し、手指を洗う。
  • 野外での食事を想定しているが、ある程度のフィジカル・ディスタンスの確保。
  • 共同の調味料容器などは事前に消毒する。利用する前後に手指を洗う。

4−8 装備などの消毒

  • 希釈した家庭用漂白剤。4リットルの 水に対し大さじ5杯(カップ1/3)の漂白剤、または1リットルの水に小さじ4杯の漂白剤を加える。
  • 頻繁に触れる表面は、可能な限り、使用前後に清掃と消毒を行う。

4−9 プログラム

  • · 体験型事業は小規模で実施。事業の内容や場所、やり方によって人数は変動する。日帰りの屋外のプログラムであれば、解説付きの場合は10人程度。個々の作業がメインの場合は20人程度まで。(話を聞くなどの際は、互いの距離が取れるように注意。)宿泊を伴うものは、やり方や環境によって幅がある。キャンプであれば、1グループ7人を基本として、広い空間にタープで眠り、アクティビティも分散するようであれば、2グループなど。
  • キャンプ参加者およびスタッフは、互いに2mの感覚が取れない場合、室内ではマスクを着用する。大きな声で説明するスタッフはマスクを着用する。
  • できるだけ屋外でアクティビティを行う。すべてのアクティビティにおいて、グループを少人数に保つ。
  • 生活班とスタッフは固定し、活動はいくつかの生活班が集まるやり方にする。
  • キャンプ参加者とスタッフが適切な手洗いを実践していることを確認する。
  • アクティビティの前後に、適切に手洗い(20秒間石けんと水で手を洗う)をする。またはアルコール消毒を行う。
  • 共有されるすべての備品および器具は使用するたびに確実に洗浄および消毒する必要がある。キャンプ期間中は可能であれば、参加者それぞれに各自専用の用具(例:ライフジャケット、アート用品など)を提供して、共有備品と用具の数を制限する。
  • 親、保護者および不要不急な訪問者の入場をできる限り制限する。

4−10 車での移動

  • 車での移動を伴う場合、乗車中はマスク着用。
  • 可能であれば、乗客間の距離を離し身体的距離を保つ。参加者のみの空間利用であれば、事前の健康調査と定期的な換気、座席の固定等を工夫する。
  • 車両に再乗車する場合、毎回同じ座席または割り当てられた座席に座る。
  • 降車する際は、すべての荷物を降ろしごみをすべて廃棄する。
5 事業実施後の対策
  1. 事業に使用した場所、備品等の清掃、消毒、交換
  2.  スタッフ、関係者の衣類の洗濯
6 必需品リスト
  • ハンドソープ
  • 手指消毒剤― 1日あたりキャンプ参加者やスタッフ1人につき 15ミリリットルの発注を予測。
  • 装備やテーブルなど、表面の消毒液と専用の布 ― 希釈した家庭用漂白剤。1リットルの水に小さじ4杯の漂白剤を加える。
  • 表面洗浄および消毒用ウェットティッシュ
  • ペーパータオル
  • 洗浄スプレーボトル
  • 体温計:医療スタッフ