夏のような日差しのもと、鎌を使ってイロハ米を刈り取りました。
詳細は以下からどうぞ。
http://tappo.ecoplus.jp/showart.php?lang=ja&genre=2&aid=1105
2013年7月6日〜7日、田んぼのイロハ講座の草刈り・草取り編が行われました。米作りの中で最も地味で、しかしもっとも重要な作業を体験し、参加者はお米のありがたさをあらためて知りました。
7月6日〜7日にかけて、イロハ田んぼでは草取り・草刈りが行われました。
あいにくのすっきりしない天気でしたが、無事にカマを使った畔の草刈りと、田んぼの中の草取りを終えることが出来ました。
参加者は初めて栃窪に来るご家族から草取り5回目となるベテランまで9名でした。中にはご自分で田んぼを始めたというご夫婦がおり、新潟のやり方を体験していかれました。カマを持っての草刈りは日ごろのストレス発散に最適で、無意識のうちに「この〜!」と気持ちがこもってしまうようです。
田んぼで育つお米にしっかりと栄養が行くようにする田んぼの草取りは米作りの中では最も地味で最も重要な仕事。最近は石鹸大の除草剤で雑草を殺すことも出来ますが、無農薬のイロハ田んぼでは昔ながらのやり方で雑草をとります。また、稲の中に入ってしまうカメムシがつかないように、畔の草を刈る作業も重労働ですが大事なお仕事です。
参加者からは「こんなに大変な作業があってお米が出来ていることをしりました」「お米のありがたみをあらためて感じました」という感想を聞きました。
栃窪では2週間後に畔の草刈りアート選手権が開催されます。苦役をアートに変えてしまうという試み、こちらも是非見に来てください。
2013年5月25-26日、田んぼのイロハ講座第1弾、「田植え編」が開催されました。泥を足下に感じながらいい汗をかきました。
2013年5月25-26日、新潟県南魚沼市栃窪にて、田んぼのイロハ講座第1弾「田植え編」が行われました。
魚沼盆地と巻機山を背景に、棚田のイロハ田んぼ1枚に、9名の参加者が地元のパノラマ農産のみなさんの指導のもと、苗を植えました。
初めて田植えを体験する人は、泥の感触や温度(場所によってひんやりしていたりポカポカしていたりします)に驚きながら、次々と苗を植えて行きます。
田んぼの中で和気あいあいと、時には集中して黙々と田植えを進め、約3時間で田植えが完了。地元のおかあさんの手作りおにぎりとキノコ汁、野菜の丸かじりでぺこぺこのおなかを満たしました。
この田んぼは無農薬、有機肥料、天日干しでお米を育てます。
自然の恵みだけで大きくなるお米、この後が楽しみでなりません。
休日農業講座「田んぼのイロハ」の2013年度の田植えが、6月25-26日に栃窪集落で行われました。
今年度の田んぼのイロハの田植え編が、6月25-6日に開かれました。
25日は、山菜講座との同時開催。午後後半から、稲作りの座学で、TPPなどの影響について地元の集落営農組織の笛木晶さんから説明を受けました。
田植え本番の26日は、朝から好天。はだしになって、苗を植えていきました。小学生からシルバー世代までの幅広い参加者が一緒になって泥だらけになり、田んぼのわきでおにぎりの昼食を取る楽しい時間となりました。
詳しくは以下でどうぞ。
(田んぼのイロハ)
http://tappo.ecoplus.jp/showart.php?lang=ja&genre=2&aid=1088
(山菜講座)
http://tappo.ecoplus.jp/showart.php?lang=ja&genre=15&aid=1089
2012年11月3-4日、新潟県南魚沼市の栃窪集落で休日農業講座「田んぼのイロハ」の収穫祭編が開かれました。首都圏などから集まった14人は、色鮮やかに染まった山々を望みながら、山里の農を楽しみました。
11月3-4日、休日農業講座「田んぼのイロハ」の収穫祭編が行われました。
首都圏などから小学校1年生から60代のシニアまで、幅広いみなさんが参加しました。
冬型の気圧配置となった3日(土)は、断続的に冷たい雨が降る中、地元で5年間続けてきた生きもの調べに同行。集落内の空き地にある池などで、アカハライモリやバイカモなど絶滅危惧種に指定されるような貴重な生きものも含め、じっくりと観察しました。
池の中からは、オタマジャクシがいくつも見つかり「このまま越冬する」という講師の解説に驚きました。
午後後半の座学では、地元集落の農家で、集落営農組織の中核メンバーでもある笛木久稔さんが、今年一年のコメ作りを振り返り、さらにいまの米農家の経営について実態を語ってくれました。
快晴となった4日は、作業開始前に集落の背後にある標高700mの展望台に。日本百名山の一つ巻機山(1,967m)などの山頂には雪がかかり、中腹が鮮やかな紅葉に彩られた雄大な景色に見とれました。
休日農業講座で使わせてもらった「イロハ田んぼ」は、刈り取りが終わった後、雨の水が溜まり、稲株からもう一度新芽が伸びた状態になっていました。
この株を、三本ぐわを使って一つひとつ起こしていく「田起こし」では、「もう4年もやっていますから」というベテラン参加者の指導で、みんなが挑戦。「あー、握力がなくなった」「リズムですね」などと話を交わしながら、広い田んぼを進んでいきました。
7月7−8日、栃窪集落で休日農業講座「田んぼのイロハ」が開催されました。参加したのは、東京、神奈川、埼玉、茨城から会社員や学生6人。無農薬田んぼでの草取りやあぜの草刈りを体験し、農山村で積み重ねられてきた暮らしに触れる1泊2日となりました。
2012年7月7-8日、梅雨らしく2日間とも雨が断続的に降る空模様の中、新潟県南魚沼市栃窪集落で、休日農業講座「田んぼのイロハ〜草取り・草刈り編」が開催されました。
参加者は東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県から会社員や学生6人。この内2人が栃窪集落の棚田のオーナーでした。
1日目は、とちくぼパノラマ農産代表の笛木晶さんから、今年の作柄や、有機無農薬での稲作の課題、晶さんが子どもの頃の暮らしの様子などの話を聞いた後に、田んぼのあぜの草刈り作業を行いました。
小雨の中、まずとちくぼパノラマ農産の桑原一男さんら3人から「たたきつけるようにカマを動かすと良い」などカマの使い方や研ぎ方を教えてもらいました。イネを虫の害から守るために、虫のすみかをなくすあぜの草刈りは大事な作業です。斜度40度、縦3メートル、横60メートルほどある田んぼのあぜの草を刈っていきました。40分ほどしたところで雷雨になったため、急きょ作業を中断しました。
帰り道では、イロハ田んぼ近くのあぜで、草むらの中にカモの巣に卵が残されているのを見ました。この巣はイロハの講座前に桑原さんらがあぜの草刈りの途中で、慌てて飛び立つカモの姿を見て、見つけたものでした。
2日目の田んぼの草取りは、白い霧に包まれ、時折小雨が降る中での作業となりました。栃窪集落では、空梅雨で田んぼにもため池にも水がない状態が数日続いており、田んぼの土は干上がって固くなっていました。そのため、雑草も固い土にしっかりと根を張っており、草を抜くのは例年より力がいりました。腰を曲げての慣れない作業の中でも、参加者からは羽化したばかりのトンボの姿や、鳥やカエルの鳴き声を楽しむ声が聞かれました。一時的に霧が晴れた時には、300メートル下に広がる魚沼の田園風景を眺めることもできました。農薬を使わずに米を作ってきた人たちの大変さを体験すると同時に、自然の中での労働の心地よさを感じる機会となったようでした。
次回の田んぼのイロハは、10月6-7日の稲刈り編です。
イロハ田んぼのイネは、田植えから約45日が経ちました。イネの生育は順調で茎の数が20近くまで増えているものがほとんどです。10月までの3カ月間、立派な稲穂が実るようにとちくぼパノラマ農産のみなさんが見守ってくれます。
5月26-27日、新緑が鮮やかな栃窪集落で休日農業講座「田んぼのイロハ」が開催され、東京、神奈川、静岡の家族や会社員など計20人が、昔ながらの田植えをしました。早朝の野鳥観察では珍しい鳥やニホンカモシカにも遭遇。日本の山里の豊かさを楽しみました。
2012年5月26-27日、穏やかな青空が広がった新潟県南魚沼市栃窪集落で、休日農業講座「田んぼのイロハ」の田植え編が開催されました。
参加したのは、東京都、神奈川県、静岡県からの14人。加えて、外国特派員協会のみなさんとその家族計6人が加わりました。家族での参加も多く子どもたちの元気な声が響くにぎやかな会となりました。
1日目は、地元講師の笛木健作さんの案内で集落散策と座学を行ないました。
集落散策では、田植えの準備が進む田んぼの間を歩きながら、巻機山や八海山などまだ雪が残る2,000メートル級の山々を望むパノラマの景色を楽しんだり、田んぼのあぜに出ている山菜を摘んだりしました。子どもたちは、綿毛をつけた草を聖火リレーのように持って走り綿毛を飛ばしたり、長いツルを見つけて綱引きをしたりと、次々に自然の中から遊びを作り出して楽しんでいました。
座学では、イネの生長や田植えのポイント、栃窪集落の取り組みなどを教えてもらいました。
2日目は、さわやかな青空の下、栃窪の集落営農組織「とちくぼパノラマ農産」のみなさんから教わりながら、手植えによる田植えを行いました。
初めて田植えをする参加者は、はじめは素足で泥の田んぼの中に入ることに少し抵抗を感じている様子でしたが、しばらくすると慣れて、泥の中をしっかり歩き、次々に苗を植えていました。栃窪の中学生2人も手伝いに参加し、2時間ほどで1反3畝(13アール)の田植えが終わりました。
今年最後の休日農業講座「田んぼのイロハ」を11月5-6日に行い、首都圏などから集まった学生や会社員など14人が、農の姿を学びつつ、晩秋の自然と食を満喫しました。
2011年11月5−6日、新潟県南魚沼市栃窪集落で今年最後の休日農業講座「田んぼのイロハ」が行われました。参加したのは、東京や神奈川、埼玉、静岡などからの学生や会社員など14人。1日目は集落をめぐりながらの生きもの調べや、地元で農業を営む2人からの講座、2日目には村の収穫祭に参加しました。紅葉が鮮やかな晩秋の栃窪の自然にひたり、その自然を活かした豊かな食に触れました。
1日目の生きもの調べでは、集落内の休耕田や屋敷跡などを巡ってアカハライモリやシナイモツゴ、色とりどりのアマガエルなどを観察。参加者は子どもに戻ったように足下の生きものを探しました。「教科書でしかみたことがなかったプラナリアを見られて感動した」と話す学生もいました。
その後は、地元の集落営農会社「とちくぼパノラマ農産」社長の笛木晶さんから稲刈り後の作業や稲作の1年などを実際の田んぼを前に話を聞き、さらに集落センターの大広間で、計20ヘクタール以上の農地でコメや野菜を栽培する飯塚恭正さんから、これまでの取り組みと現在の農業の課題などについてなど話を聞きました。
参加者からは「直に農家の方から話を聞き、悩みを抱えつつも自信を持っておられる様子が印象に残った」との感想などがありました。
2日目の収穫祭では、三本の杵を使った地元独特のもちつきが行われ、返し水を使わない粘りの強いもちができました。野菜とキノコがたっぷり入ったケンチン汁も登場し、集落の人々と一緒に収穫を祝いました。
民宿での朝夕の食事も含め、地元で採れた食材をふんだんに使った料理と、マタタビやブナなどの木の実など「食べられるもの」を楽しみ、食と密接につながった山里の暮らしに触れる2日間となりました。