大きな和紙に引き伸ばした「手」が、外からの風でゆっくり揺れる。
自然と人の関係に焦点をあてて活動する写真家中竹孝行さんの写真展「肖像」が11月18日から、エコプラザで始まりました。11月9日までの予定。10月21日には中竹さんのトークもあります。
写真家中竹孝行さんの、「肖像」展が18日から始まりました。巨大な和紙に引き伸ばした写真が何枚もつり下がった様は、まことに壮観です。
中竹さんのこの一連の作品は、今年6月にイタリアのミラノで個展として展示されたばかりです。現地では高い評判を得た作品群です。染め物師、酪農家、米作農家。日本の自然の中で、それぞれの技を磨き、暮らしを支えてきた「手」には、顔以上の表情があります。
10月21日には中竹さん自身が作品の前で解説したり、別室でこれまでの写真との関わりを話したりする。
同時に、原宿で撮影した若者たちの手は、まだまだ白くてきれいで、これからどんな手になっていくのだろかと思わせられます。手の動きひとつひとつが重なっていく人生は、また手にそれぞれの表情を重ねていくのでしょう。
手が向き合ってきたその時代と場所の環境。遠くに日本各地の光景が見えるようです。
校庭にソーラーグッズを展示。大きな四角いものは太陽光発電パネル、一番左はソーラークッカーです。みんなが覗き込んでいるのは、太陽光で動くいろいろなソーラーグッズ。
8月26日、エコプラザで現在開催中のパネル展示に関連した「太陽エネルギーと遊ぼう!」イベントを行いました。
8月10日から、エコプラザの展示室にて、地球温暖化とエネルギーに関するパネル展示を行っています。26日(土)には、「太陽光発電所ネットワーク(PV-Net)」の東京地域の5名の方たちの協力を得て、太陽光と遊ぶ1日イベントを行いました。
太陽光イベントで一番気になるのは天気です。この日はあいにくの曇り空となってしまったのですが、かすかに届く太陽エネルギーを感じながら、小学生や大学生、環境リーダー講座の参加者など、12人がいろいろな体験をしてくれました。
★地球温暖化体験ゲーム
どうして二酸化炭素が増えて温暖化が進んでしまうのか、人間にできることはなんなのか、ゲームをしながら考えてみました。二酸化炭素役の人と、つかまらないように地球にタッチする太陽光役の人と、鬼ごっこのような動きで白熱したゲームになりました。
簡単に作れるパネル型ソーラークッカーを作成中
★ソーラークッキング
準備をしていたソーラークッキングは、残念ながら天気が悪くてできませんでした。それでも、パラボラ型ソーラークッカーでは10度ほどお湯を温めることができました。
ガスレンジのカバーで簡単に作れる、パネル式ソーラークッカー作りには小学生が挑戦しました。
★太陽光発電でドン!
愛知万博にも出展して大好評だったという、太陽エネルギーと自分の力を競争する機械も登場しました。力いっぱい発電機のレバーをまわすと、自分がどれくらい発電できたのかがわかります。ほんの20秒まわし続けただけででみんなぐったり。やっぱり発電するのは自力よりも太陽エネルギーにお願いしたほうがいいようです。
ゲームなどで楽しみながら、太陽エネルギーが少し身近に感じられる機会になったのではと思います。今回できなかったソーラークッキングはまた機会を作って挑戦してみたいと思います。
参考:
太陽光発電所ネットワーク(PV-Net)
http://www.greenenergy.jp/
自宅で太陽光発電をしている発電所長たちのネットワーク団体です。
For the sustainable and peaceful future