「南魚沼」タグアーカイブ

雪の中でたっぷりと過ごし、学び、遊びました

Children enjoyed and learned a lot in day camps at the snowy Shimizu village

ウサギの足跡、シカの姿、秘密基地、新しい友達・・・地元の世界を味わったデイキャンプ

Animal tracks, spotting a deer, making the secret bases and getting new friends — so many rewards from one day outdoor program

 2021年3月6、7日の週末、新潟県南魚沼市清水地区で、子どもたちのデイキャンプを行いました。参加したのは、小学校3年生から6年生までの、のべ20人。2mをはるかに超える雪の中、動物の足跡を見つけ、雪の斜面に穴を掘り、ソリで疾走し、みんなで大笑いするあたたかな時間を過ごしました。

Ecoplus conducted day camp programs on March 6 and 6, 2021, at Shimizu village in Niigata, Japan. In the two days, 20 elementary school kids joined. During the program, they identified several animal tracks, dug snow caves, enjoyed flying snow sledging and were keeping laughing all the time.

 3月6日は、あいにくのみぞれ模様。それでも子どもたちは元気いっぱいに森の中での探検に。林の中で、春に向けて寒さに耐えている木の芽(冬芽)の状態をみたり、ウサギの足跡を追いかけたり。

On March 6, although it was sleeting, children were excited to come into the forest. They learned the different shapes of buds of plants and observed the foot prints of hares. Many of those experienced to use local snow shoes called “Kanji” during the walk.

 多くの子どもたちがかんじき体験を希望。地元で古くから使われてきた丸いかんじきをはいて、雪の中をどんどんと進みました。

 昼ご飯のあとは、お待ちかねの雪遊び。何人かが用意されていたスコップで穴を掘り出すと、どんどん勢いが出てきて、奥行き2mほどの雪洞も出来上がりました。中から掘り出した雪のブロックを重ねて雪の壁が出来て、秘密基地が完成。同じ小学校の同級生だけでなく、違う学校同士でどんどん仲よくなって、雪の上に笑い声が響き続けていました。

After the lunch, it was the time to play on the snow. Some of those started to dig the snow using shovels. Their trials turned to a project to make snow caves. One of those was quite big enough to accommodate some children sitting inside. They also made a snow wall using snow blocks pulling outside from the cave, then their secret base was established. The walls between each one were also melted during the playing. The bright laughing voices were echoed in the tiny aged village.

 天気が少し良くなった3月7日は、視界が開け、数百メートル先の斜面に、生き物の気配が。指導にあたった専門家深澤和基さんが、カモシカを確認。子どもたちが見ようとした時には姿が見えなくなってしまいましたが、今度は、シカが登場。

On March 7, the weather condition was a bit better. With the clearer visibility, some of images of living creatures were identified. A naturalist, Mr. FUKASAWA, identified a “KAMOSHIKA,” or a Japanese serow, but it hided in somewhere. Then, a deer was spotted on the mountain ridge next to the village. Children enjoyed observing the deer with big antlers clearly with a powerful mononocular.

 立派なツノを持ったシカの姿を、望遠鏡で見させてもらい、子どもたちも大喜びでした。

 2日間の体験を通じて、子どもたちは「新しい友だちが出来てうれしかった」「かまくらの中で弁当を食べたのが楽しかった」「ソリ遊びが楽しかった」などという感想を残してくれました。

Children left the positive comments, like “it was nice to have new friends,” “It was fun to take lunch in our snow cave,” or “Sledging was very exciting.”

All of the participants are from this “snow country” and many of those said they were enjoying skiing. However they also said that they did not do sledding not so much, nor making snow caves next to their houses. It may be connected to the situation that many of new houses in the area are surrounded by concrete paved ground with running water for melting the snow. The children in the snow country look like losing the opportunity to play with snow in their daily lives.

 雪国の子どもたちなので、スキーなどもよくしているというのですが、ソリ遊びはあまり出来ないとか、かまくらを作ったことはないとのこと。自宅回りはコンクリートを張った地面に水を流して雪を消すところが多くなっているせいか、雪遊びを存分には出来ていない様子がうかがえました。

 またかんじきは見たことはあっても使うのは初めてという子どもがほとんど。地域の伝統が遠くなっていることも見えてきました。

“Kanjiki,” or Japanese snow shoes, were also unfamiliar for those. The tradition in the area is also fading away. The reactions from the participants showed the value to learn the nature and life in the place and to have the face-to-face dialogues with others through experiences.

 生まれ育った地元の自然や暮らしについて、体験的に学ぶことの大切さ。さらには知らない人たちとのふれあいや語り合いの価値。そんなことを示してくれた週末でした。 

 今回のプログラムでは、新型コロナウィルスへの対策として、文書による事前の健康チェックや、当日の検温、消毒などを行っての実施となりました。

雪を存分に楽しむーー子どもデイキャンプ参加者募集

山あいの集落で、雪の世界を存分に楽しみます

 久しぶりの大雪となったこの冬。いまだ収まらない新型コロナウィルスの感染で、子どもたちは閉じこもりがちの日々だったと思います。夏と秋に引き続き、自然にたっぷりと触れてもらうデイキャンプを実施します。3月6,7日の両日、新潟県南魚沼市清水地区で行います。小学校3年生から中学生までが対象。お早めにお申し込み下さい。

 本事業は、全国で展開される、文部科学省総合教育政策局の「子供たちの心身の健全な発達のための子供の自然体験活動推進事業」の一部です。

新型コロナウィルスへの対応 参加にあたっては、本人やご家族が発熱や、味覚嗅覚の異常がないこと、ご家族が密接な状況での飲食や業務をされていないこと、などを文書で確認させていただいた上での実施とさせていただきます。

  • 【日程・場所】 2021年3月6、7日 南魚沼市清水地区
  • 【集合・解散】 午前9時現地集合、午後3時半現地解散
  • 【対象・人数】 小学校3年生から中学生、両日とも20人
         (事前の健康チェックが必要です)
  • 【参加費】 500円(活動資材実費と傷害保険)
  • 【持ち物】お弁当、飲み物ほか。詳細は参加の手引きで説明します。
  • 【内容】 アニマルトラッキング(雪の上の足跡探し)、雪遊びなど。
  • 【申し込み】以下のフォームへの入力をお願いします。参加の手引き定員になり次第締め切ります。
  • 【後援】 南魚沼市、南魚沼市教育委員会(予定)
  • 【共催】 南魚沼市環境・野外教育研究会
  • 【主催】 特定非営利活動法人ECOPLUS TAPPO南魚沼やまとくらしの学校
    tappo@ecoplus.jp 090-3214-7549(大前)
性別(必須)

参加希望日(必須)

秋の山に「おやつ」を探すーー子どもデイキャンプ参加者募集(募集終了)

 定員に達しましたので、10月2日午前8時、募集を終了しました。ありがとうございました。

 長く暑かった夏が終わって、秋の気配が深まってきました。新型コロナウィルスの影響で、閉じこもりがちだった子供たちに、自然にたっぷりと触れてもらうデイキャンプを、10月18日(日曜日)に、新潟県南魚沼市清水地区で行います。小学校3年生から中学生までが対象。お早めにお申し込み下さい。

 本事業は、全国で展開される、文部科学省総合教育政策局の「子供たちの心身の健全な発達のための子供の自然体験活動推進事業」の一部です。

新型コロナウィルスへの対応 参加にあたっては、本人やご家族が発熱や、味覚嗅覚の異常がないこと、ご家族が密接な状況での飲食や業務をされていないこと、などを文書で確認させていただいた上での実施とさせていただきます。

  • 【日程・場所】 2020年10月18日、南魚沼市清水地区
  • 【集合・解散】 午前9時現地集合、午後3時半現地解散
  • 【対象・人数】 小学校3年生から中学生、20人
         (事前の健康チェックが必要です)
  • 【参加費】 500円(活動資材実費と傷害保険)
  • 【持ち物】お弁当、飲み物ほか。詳細は参加の手引きで説明します。
  • 【内容】 食べられる植物の実を探したり、水たまりの生物を探したりする自然体験活動
  • 【申し込み】以下のフォームへの入力をお願いします。定員になり次第締め切ります。
  • 【後援】 南魚沼市、南魚沼市教育委員会(予定)
  • 【共催】 南魚沼市環境・野外教育研究会
  • 【主催】 特定非営利活動法人ECOPLUS TAPPO南魚沼やまとくらしの学校
    tappo@ecoplus.jp 090-3214-7549(大前)

自然を学ぼう!自然で遊ぼう!

子供向けの日帰りデイキャンプ 参加者募集

 新型コロナウィルスの影響で、閉じこもりがちの生活を送ってきた小中学生を対象に、自然に触れ、同時にその自然と折り合いをつけながら人々がどのように暮らしてきたかを、楽しく学ぶデイキャンプを、新潟県南魚沼市で8月中旬、4日にわたって開催します。

 本事業は、全国で展開される、文部科学省総合教育政策局の「子供たちの心身の健全な発達のための子供の自然体験活動推進事業」の一部です。

新型コロナウィルスへの対応 首都圏などで感染が再び広がっていることから、参加にあたっては、本人やご家族が発熱や、味覚嗅覚の異常がないこと、ご家族が密接な状況での飲食や業務をされていないこと、などを文書で確認させていただいた上での実施とさせていただきます。

  • 【日程・場所】 2020年8月17日、18日、南魚沼市清水地区
         8月22日、23日、南魚沼市五日町地区
  • 【集合・解散】 いずれも午前9時現地集合、午後4時半現地解散
  • 【対象・人数】 小学校3年生から中学生、20人
         (事前の健康チェックが必要です)
  • 【参加費】 800円(昼食食材と傷害保険)
  • 【内容】 自然観察、川遊び、野外調理、むかしの自然遊びなど
  • 【申し込み】申込フォームから入力をお願いします。それぞれ定員になり次第締め切ります。
  • 【後援】 南魚沼市、南魚沼市教育委員会
  • 【共催】 南魚沼市環境・野外教育研究会
  • 【主催】 特定非営利活動法人ECOPLUS TAPPO南魚沼やまとくらしの学校
    tappo@ecoplus.jp 090-3214-7549(大前)

無農薬田んぼで、命と食を考える・・・草取りを一緒にしませんか

 新型コロナウィルスの緊急事態宣言が緩和されたのを受けて、エコプラスは、6月下旬から7月初めにかけて、南魚沼市栃窪集落で、無農薬田んぼでの草取りをします。例年、休日農業講座「田んぼのイロハ」草取り編として広く募集して1泊2日で実施するのですが、今回は、日帰り形式で行います。午前9時から午後3時過ぎぐらいまでをめどに、田んぼに直接来ていただいて、作業をします。お弁当、飲み物、行動食など持参でお越し下さい。

Once cleared, the seedlings look like very relieved. 除草が終わると、稲の苗たちもよろこんでいるよう。

趣旨
 2,000m級の山々を望む絶景の棚田で、手作業での草取り作業をします。無農薬栽培には欠かせない草取り。除草剤が開発される半世紀前までは、延々と人々が続けてきた作業を通じて、農と食と暮らしの関係を体験的に学びます。新型コロナウィルスの大流行で改めて問われた、どう暮らすことが幸せなのか、という問いにも、向き合います。

実施予定日
 6月20日(土曜日)
 6月27日(土曜日)
 6月28日(日曜日)
 7月4日(土曜日)
 いずれも日帰り。午前9時現地集合。昼過ぎまでやって、午後3時には解散。

場所
 南魚沼市栃窪地区 イロハ田んぼ(栃窪集落から樺野沢・天野沢に下る市道沿い。集落の墓地のすぐ下)
 列車利用の方は、JR上越線塩沢駅下車。タクシーで栃窪集落と伝えてお越し下さい。電話(090-3214-7549=大前)をいただければ場所を案内します。

内容
 無農薬田んぼでの、草取り。小雨決行。お昼ご飯は各自持参。あぜで食べます。飲み物や休憩時のお菓子なども持参下さい。トイレは集落の施設をお借りします。

服装・持ち物
 泥で汚れていい服装でどうぞ。ブヨがいますので、防虫スプレーや虫よけネットなどご用意下さい。裸足で田んぼに入ると土の感触がじかに伝わるのでお勧め。ビーチサンダルなどがあると足を洗うのに便利です。梅雨時期です。上下に分かれた雨具も必ず持参下さい。お弁当、飲み物、マイカップ、行動食も必ず。集落にはコンビニはありません。

申し込み・問い合わせ
 メールで、お名前(複数の場合は同行者のお名前も)、携帯番号、到着予定時刻、活動予定時間(何時ごろまで、翌日可など)を記して、tappo@ecoplus.jpまでお送り下さい。当日は090-3214-7549(大前)まで。
定員
 各回20人をめどとします。

参加
 無料(保険には入りませんので、ケガの場合はご自身の保険でお願いします)。 
 野外での直接体験、食と農と暮らしの関係に関するプログラムなどを通じで、持続可能な社会への道筋を考えるエコプラスへの支援(1口3,000円)をいただければありがたいです。

自主企画:南魚沼市の無農薬田んぼで田植え(5月23日、24日)

首都圏以外、新潟界わいの方のみ、限定20人

 新型コロナウィルスの緊急事態宣言が一部緩和されたのを受けて、エコプラスは、5月23日(土曜日)と24日(日曜日)に、南魚沼市栃窪集落で、無農薬田んぼでの田植えをします。例年、休日農業講座「田んぼのイロハ」として首都圏などからも広く参加してもらうのですが、今回は、近隣地域の市民を対象に、自主参加・日帰り形式で行います。午前9時から午後3時過ぎぐらいまでをめどに、田んぼに直接来ていただいて、作業をします。お弁当、飲み物、行動食など持参でお越し下さい。

  • 趣旨
     巻機山を望む絶景の棚田で、自然をたっぷり感じながら、手作業での田植えをします。ウィルス対策での閉じこもりがちの日々でしたが、安全な屋外で体を動かし、同時に、この騒ぎで注目された「食」や「農」を体験を通じて見直します。自然や環境などさまざまな分野の方も加わる予定。
  • 集合時刻
     23日午前9時。23日に完了した場合は24日はなし、ですが、日曜にも残るような気がします。23日のみの参加も可。
  • 内容
     無農薬田んぼでの、手作業での田植え。小雨決行。お昼ご飯は各自持参。あぜで食べます。飲み物や休憩時のお菓子なども持参下さい。トイレは集落の施設をお借りします。泥で汚れていい服装でどうぞ。ブヨがいますので、防虫スプレーや虫よけネットなどご用意下さい。裸足で田んぼに入ると土の感触がじかに伝わるのでお勧め。ビーチサンダルなどがあると足を洗うのに便利です。
  • 連絡
     メールで、お名前(複数の場合は同行者のお名前も)、携帯番号、到着予定時刻、活動予定時間(何時ごろまで、翌日可など)を記して、tappo@ecoplus.jpまでお送り下さい。当日は090-3214-7549(大前)まで。
  • 定員
     20人をめどとします。
  • 参加
     無料(保険には入りませんので、ケガの場合はご自身の保険でお願いします)

コロナの時代・・・「私の田んぼ」を南魚沼に持ちませんかー棚田オーナー募集

  • こんなに小さかった苗
  • 晴れればこんな絶景が

 新型コロナウィルスの感染拡大で、自らの暮らしをどう組み立て直すのかが問われていると思います。エコプラスは10年以上にわたって活動させていただいてきた新潟県南魚沼市栃窪集落でのコメ作りを、今年もご一緒させてもらいます。

 ギフチョウが舞う素晴らしい環境に包まれた栃窪の棚田で、環境に配慮したコメづくりを応援する「棚田オーナー」制度。無農薬、有機、天日乾燥という伝統的な稲作を支えます。豊かな生態系と小さな集落を支え、ご自身には最高級の塩沢コシヒカリを味わっていただくプログラムです。

 秋には市場にはまず出回ることがない最高級のお米をお届けします。オーナーには、休日農業講座「田んぼのイロハ」(各回の参加費1万円)が無料に。今期は、新型コロナウィルスの関係で、田植えや草取りのプログラムが出来なくなっていますが、来期の田植え、草取りへの参加を受け入れます。

【募集単位と金額】
100平方メートル(1畝=いっせ)分、年額5万円。グループや学校、保育園などの団体での申込も可能です。

【内容】
 用意した絶景棚田のオーナーになって頂きます。稲の栽培は地元の集落営農組織「とちくぼパノラマ農産」が担当します。オーナーのみなさまはいつでも農作業に参加していただけます。収穫した新米を一口あたり玄米30kg相当(白米で約27kg)お送りします。

【特典】
・田んぼ作業への参加がいつでも可能です。
・田んぼの様子についてメールでお知らせします。
・収穫した新米を玄米30kg(売価約38,000円)相当をお送りします。
・休日農業講座「田んぼのイロハ」への参加費1名分が無料。伝統的なコメづくりのノウハウを教わることができます。

【栽培方法】完全有機・無農薬・天日乾燥。
 農薬は発芽前、育苗期を含め一切使用しません。新潟県の一般的な農家では田植え後も含めて18〜20成分の農薬を使っており、9~10成分で育てたコメは「5割減農薬米」と表示されます。パノラマオーナー米は「完全無農薬」のおコメです。

【プチオーナー】
年額1万円のプチオーナーも募集しています。
参加費年額1万円。いつでも農作業に参加可能。田んぼの様子についてメールでお知らせします。秋に収穫した新米5kg(売価6,300円)相当をお送りします。「田んぼのイロハ」講座の参加費が2割引になります
【主催】有限会社とちくぼパノラマ農産
【運営】NPO法人エコプラスTAPPO南魚沼やまとくらしの学校:tappo@ecoplus.jp

【申込】

参加プログラム(必須)

無農薬天日乾燥はざかけ米、おすそ分け中

最高の魚沼コシヒカリを、ご自宅で、ご贈答に。

  • 草取り

 休日農業講座「田んぼのイロハ」で栽培した「無農薬天日乾燥はざかけ米に若干の余りが出ました。おすそ分けします。数に限りがありますので、お早めにお申し込みください。

 有機肥料のみを使い、除草剤や病害虫用の農薬など、化学物質を一切、使っていません。雑草は全部、手作業で取り除きました。プログラムでは2回草取りを実施。さらに、田んぼの管理をしていただいているとちくぼパノラマ農産のみなさんにご苦労をおかけしました。

 完全無農薬のお米は、余りに手間がかかるので、米どころ南魚沼でもほとんど作られていません。しかも手刈りではざにかけて天日乾燥するお米は、まず流通しない、まぼろしのお米です。玄米で食べてもまったく安心。最高の食味のお米です。

 10月12-13日の田んぼのイロハ稲刈り編で刈り取り、2週間ほど天日で乾燥させました。きれいなお米になっています。

 コシヒカリの本場南魚沼でも、無農薬天日乾燥米は、ほとんど作られていません。あまりに手間がかかるからです。
 最高級の魚沼コシヒカリ。安心で、赤ちゃんや幼いお子さんのいるご家庭にも最適です。

 無農薬米、白米1キロ1,300円+送料でお分けします。保存がきく玄米は1キロ1,200円+送料。ご希望の方は以下に記入下さい。

 ほかに、現地の農業法人「栃窪ぱのらま農産」が作る5割減農薬米もあります(玄米1キロ700円、白米800円、いずれも送料別)。こちらの予約も受け付け開始します。

無農薬米(白米か玄米をお選びください)

減農薬米(白米か玄米をお選びください)

無数の命を見つめながら無農薬田んぼで田植え

Planting rice in the non-chemical pure organic terraced rice paddy.

 休日農業講座「田んぼのイロハ」の今季第1回の田植え編は、2019年5月25-26日の週末に、新潟県南魚沼市の栃窪集落で開かれました。首都圏からの参加者たちは、見事な青空のもとで、1反4畝(約1400平方メートル)の田んぼを植え切りました。カエルやオタマジャクシ、トンボ、ヤゴ、ケラなど、完全無農薬の田んぼならではの無数の命に包まれた作業となりました。

ECOPLUS conducted the first workshop on rice farming, called “ABC in a rice paddy” on May 25-26, 2019 at Tochikubo village, Niigata Japan. Under the beautiful summer sky, participants from metropolitan area enjoyed works in a rice paddy with songs of birds, cool breeze and lunch next to the paddy.

View from Mt. Teruyama, 736m. 樽山山頂からの絶景。

 25日は、まさに雲一つない晴天。せっかくの機会なので、集落のさらに上の稜線部にある観音様まで車で上がり、さらに徒歩で30分ほどの樽山(736m)まで登ってみました。八海山(1,778m)から巻機山(1,967m)、苗場山(2,145m)までの雪が残る山々と、魚沼盆地に水が入った田んぼが広がる様子を観察しました。

On 25th, the sky was totally blue with any pieces of clouds. So we went up above the village by car and walked an half hour to the top of Mt. Teruyama, which has elevation of 736 meters. We could oversee the ridge of mountains reaching to 2,000 m elevation and the Uonuma basin which is the heartland of the most sought after rice, “Uonuma Koshi-Hikari.”

Snow was still remained under the branches of cider tree. 杉の枝の下は雪がびっしり。

 登山の途中には、ゼンマイやわらびなど山菜類があちこちに顔を出しているのにもびっくり。頂上付近では、無数のチョウが互いを追いかけ合って乱舞する様子にも息を飲みました。
 後半は雪が残る戦国時代からの古道をたどり、林の中に森のアスパラと呼ばれる山菜のシオデが出ているのも観察できました。

During the walk to the top of Teruyama, we identified several edible plants just next to the path. We also surprised by so many butterflies circling around us. On the way back, we took the over four century old road used by worriers in the battle age in Japan. On that road, snow was still remained and another edible plants can be identified near the road.

For human hands, it is big! 手で植えてみると田んぼはとっても広い。

 26日は朝から農作業。無農薬で栽培を始めて13年になる「イロハ田んぼ」は、すでに代かきを終え、水を抜いて田植えをするばかりに用意してもらいました。六角形の木枠を転がして田んぼに筋を付け、線が交わる場所に苗を植えていきます。始めはどのくらいの深さに植えるのかが分からなかった参加者も、水に流されず、無理に深植えせず、という地元のベテランの指導で、次第にコツを覚え、一気に作業が進みました。

On 26th, we concentrated our time for rice planting. The paddy which has been growing rice for 13 years without any chemicals was smoothed prepared by the locals. Rolling a wooden frame of hexagon shape, we set marks on the surface then we planted seedlings in line. At the beginning it was difficult to set the seedlings but with the support from locals, saying set the seedlings not to be floated away and not to push in too deep, participants learned the way shortly.

Many dishes were set on the deck of a small track. 軽トラ食堂。

 田植えを終えた後のお昼ご飯は、田んぼの隣の木陰に軽トラを止めて、その荷台におにぎりや料理が並べた「軽トラ食堂」。ウドやわらびがたっぷり入ったみそ汁、おにぎり、トマトやきゅうり、ウドの天ぷらなど地元の素材を活かした豪華な内容。「おいしい」が連発されました。自然と農と食について深く考える週末となりました。

The planting work was finished in 3 and hard hours and the lunch started. So many dishes like, miso-soup with wild edible plants, rice balls, tempura of another edible plant, called “Yamaudo,” we deeply understood the richness and happiness to live close to the nature. Participants discussed a lot about the relation between nature, food and agriculture during the weekend.

稲刈りは10月12-13日ー田んぼのイロハ2019

南魚沼で見つける「幸せ」の根っこ

 エコプラスが展開する休日農業講座「田んぼのイロハ」を2019年も開催します。田植えから草取り、草刈り、そして収穫へと続く一連の流れを体験します。いずれも大人気。お早めにお申し込みください。

  • さわやかな空気の中での稲刈り
  • 稲の束ね方を教わる
  • 遠くの山々もくっきり見える中での稲刈り
  • 草取り
  • 田んぼの中でみんなで草取り
  • こんなに小さかった苗

 田植え機などいくつもの機械を使い、農薬など化学物質に依存する「現代農業」は、わずか数十年の歴史しかありません。どうやって人々は何百年も、何千年も命と暮らしを積み重ねてきたのか。現代が直面する「持続可能な社会」への足取りは、どこにあるのか。コメと向き合う中で、現地のみなさんとともに考えます。

  • 田植え編 5月25-26日(土日)
  • 草取り編 6月8-9日(土日、すで満員となりました)
  • 稲刈り編 10月12-13日(土日=1週間遅く変更しました)
  • 収穫祭  11月3-4日(日祝)

 いずれも1日目の昼過ぎに現地集合、2日目の夕方3時頃現地解散です。実地作業、座学、集落の自然や生活を知る散策、集落のみなさんとの懇親会などを予定しています。

【参加費】10,000円(プログラム費、2日目昼食、保険料)学生半額、エコプラス会員2割引。小学生以下の子どもは保険料、昼食の実費のみ。栃窪の集落営農組織「パノラマ農産」の棚田オーナーは、参加費実費のみ。
【場所】新潟県南魚沼市栃窪集落
 集合・解散時間に合わせて最寄りのJR上越線塩沢駅まで送迎いたします。
【宿泊】地元の温泉民宿 7,500 円(1泊2食、温泉付き、男女別相部屋)
【特典】秋に収穫したコメをおひとり2kg贈呈。

<<田んぼのイロハへの申し込み書>>

性別(宿泊する民宿では、男女別の相部屋となります)(必須)