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特別ゲストの横顔

欧州全体のESDに明るく、スコットランド自治政府が推し進める持続可能性教育(Education for Sustainability)の枠組みを作成展開するヒギンズ教授ほか、世界各地から、また日本国内からの特別ゲストがそれぞれの視点からの報告をしてくれます。
特別ゲストの紹介です。

 

ピート・ヒギンズさん(エジンバラ大学教育学部教授)
エジンバラ大学の野外・環境教育部門長。スコットランド自治政府は教育から保健、農水産業、エネルギーなど、あらゆる社会活動で持続可能性を軸にした政策を展開中。この中で、幼稚園から大学までのすべての学校を対象に推し進めようとする持続可能性教育(Education for Sustainability, EfS)で、ヒギンズ教授が中心的役割を話している。

イヒ・ヘケさん(ニュージーランド政府への健康・教育アドバイザー)
ニュージーランドの先住民族であるマオリ族の出身。マオリ族のための健康体育指導活動を展開している。オタゴ大学心理学博士。オタゴ大学のほか、ハワイ、中東などで教鞭を取る。少数民族の健康問題への取り組みの必要性を訴え、その地域の、環境に根ざした知恵や伝統的な人々の役割に配慮した学びが必要だと訴えている。

タイで放送番組を持ちながら大学で教えるサラトーンさん。日本で博士号取得。
タイで放送番組を持ちながら大学で教えるサラトーンさん。日本で博士号取得。

ジェサダ・サラトーンさん(チェラロンコン大学講師)
大学でコミュニケーションを教えると同時に、テレビやラジオのホストを務める。持続可能な開発のための教育(ESD)に深く関わり、タイの新聞におけるESD研究で、早稲田大学アジア太平洋研究科で博士号取得。若者を巻き込んだESDイベントにも関わる。

過疎の町、岩手県葛巻町で、自然エネルギーと人が帰ってくる町づくりを発信する鈴木町長
過疎の町、岩手県葛巻町で、自然エネルギーと人が帰ってくる町づくりを発信する鈴木町長

 

 

鈴木重男さん(岩手県葛巻町長)
過疎地の葛巻町で、風力や太陽光、バイオエネルギーなどを使った新エネルギー開発と、都会の人を受け入れるU・Iターン活動を推進。来年度からは地元の葛巻高校を舞台にした、全国でも珍しい高校生の山村留学を始める。人口7,000人の酪農の町からの情報発信に力を入れる。