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ヤップ・カオハガンプロジェクトの20周年大同窓会開かれる

予想を上回る多くの参加となって、会場は満員になりました。
予想を上回る多くの参加となって、会場は満員になりました。

1992年から始まったヤップ・カオハガンプロジェクトの20周年大同窓会が、10月28日、東京都千代田区で開かれ、なつかしい顔ぶれが集まりました。

ヤップ島やカオハガン島でのプログラムは、熱帯の島を舞台に、自然に近い暮らしを体験しながら、本当の幸せとは何かを考えてもらうことを目的にほぼ毎年、展開してきました。今年の夏を含め、これまでに25回のプロジェクトが実施され、参加者総数は296人に上ります。

小中学生だった初期の参加者も、すでに30歳代のみごとな大人となって登場しました。
小中学生だった初期の参加者も、すでに30歳代のみごとな大人となって登場しました。

28日の大同窓会には、76人の過去参加者のほか、参加者の家族や応援してくださる企業関係者などを含む計90人が、北海道の網走から福島、富山、関西、熊本まで各地から集まりました。

会ではプロジェクトの中心となってきた高野孝子エコプラス代表理事が、20年の活動を振り返るスライドを上映しました。初期にはフィルムと紙焼きだった写真が、途中から段々とあざやかなデジタル画像に変わっていき、時代の移り変わりを示しました。

続きは以下でお読み下さい。
http://www.ecoclub.org/showart.php?lang=ja&genre=10&aid=537

2012年度エコプラス総会が開かれました

4月に亡くなった顧問の三重野康さんをしのんで、かつての写真を前に話をする高野孝子代表理事
4月に亡くなった顧問の三重野康さんをしのんで、かつての写真を前に話をする高野孝子代表理事

6月13日、東京都港区でエコプラスの年次総会が開かれ、前年度の活動報告と新年度の活動計画が承認されました。
特定非営利活動法人ECOPLUSの年次総会が、2012年6月13日午後6時半から、東京都港区の都立ウィメンズプラザで開かれ、前年度の活動の報告と新年度の活動方針に関しての審議が行われました。

2011年度の活動では、「地域に根ざした環境教育」のモデルを探る先端的な研究・普及事業や、企業・行政向けの環境講座、青少年の体験事業、生物多様性の保全・教育事業など多彩な活動を実施したことが報告されました。

総会には正会員13人のほか、関心を持つ学生などらが参加した。
総会には正会員13人のほか、関心を持つ学生などらが参加した。

2012年度に関しては、20周年を迎えるヤップ島での体験事業に関して、ヤップの若者たちを日本に招く計画や、カナダのアルバータ大学との共催で行う、日加の大学生によるロッキー山脈での野外活動など、新たな試みも紹介されました。

報告と計画、それにかかわる決算と予算を、正会員55人中、委任状出席28人を含む計40人の承認で可決しました。

総会では冒頭に、顧問として毎年総会にも参加していただいた元日銀総裁の三重野康さんが4月に亡くなったことに関して、14年に及ぶ励ましについて、高野孝子代表理事から感謝の言葉があり、全員で黙とうをしてこれまでの暖かな指導に感謝を表しました。

前年も三重野さんは同じ会場での総会に参加。事後の懇親会でも楽しく激励の言葉をいただいていたことを参加した思い出しながらの、総会となりました。